大峰山といえば、奈良・吉野の奥にある「日本百名山」にも選ばれている山です。古くから修験道の場として知られています。
同じ大峰山は京都にもあります。しかも京都・南部の井手町と宇治田原町に。さらにその近くの鷲峰山(じゅぶせん)も北大峰と呼ばれます。
そのひとつ、万灯呂山(まんどろやま)とも呼ばれる大峰に登りました。
出発が遅かったので、万灯呂山展望台に着いたらすぐに昼飯でした。奥さまにつくってもらった握り飯を頬張りました。湯を沸かして、途中のコンビニで買ってきたみそ汁もいただきました。
目の下を流れる木津川、向こうには国見山、交野山などの北河内の山々が見渡せます。先日登った甘南備山も見えました。
龍王の滝まで下りました。落差は13メートルありますが、全景は見ることができませんでした。
【2021/02/13 12:31】
自宅から車で1時間半ほど。着いたところが万灯呂山展望台の駐車場です。そこが大峰の頂上でもありました。
北西には愛宕山がかすみます。
南西の生駒山も特定しやすい山です。
【12:59】
昼飯をすませて、北峰に向けて下ります。
鞍部をすぎて登り返します。
15分ほどで北峰です。こちらは視界はありません。
「らくなんトレイル」は、宇治から南部の加茂町まで50㎞ほど続いているらしいです。踏破してみたくなりました。
杉の木立を下ります。スギ花粉、大丈夫かな?
林道に出て、少し下ると龍王の滝への下り道があります。
【13:39】
川まで下りました。しかし、右手にある滝は見えません。川を渡れば見えるのでしょうが、結構な水量なので渡渉はあきらめました。
上部に回ってみました。勢いよく水が流れ落ちていました。あまり近くまで寄る勇気はありませんでした。
不動明王がおられます。
明治のころまで「祈雨神社」があったそうです。日照りが続くときには、雨乞いの儀式が行われました。儀式では灯明をともし、その火を松明に移して大峰までたいまつ行列を行ったそうです。それで万灯呂山の名があります。
元来た道を登り返します。
きょうはまず下り、後半に登るという普通の山登りとは逆パターンでした。
【14:26】
大峰に戻ってきました。ちょっと汗もかいて、気持ちの良い低山ハイキングでした。