孫たちの帰省もなく、静かなお盆です。
毎日、テレビよりずーっと長い時間、向き合っているパソコンです。4年ほど前に購入したBTO(Built to Order)のデスクトップです。
このところ、起動が不調で、何回も電源スイッチを押さないとスタートしない不具合が出ていました。完全に起動しなくなる前に、心臓部のCPUと動脈のようなマザーボードをリニューアルしました。これで、また数年は生き延びることができるでしょう。
何でもネット通販で簡単に手に入ります。
CPUは、INTELのCore i5-10400Fです。第10世代で、コストパフォーマンスが良いと好評です。これまで使っていた第6世代のi5-6500よりはかなり高性能になりました。
マザーボードは、CPUにあわせたASRockのB460M-PRO4です。
あわせて2.5万円ほどでした。中級ですがゲームはしませんので、このくらいの性能で十分です。
これまで使ってきたパソコンの内部です。
メモリーやSSD、HDD、GPU、BDドライブはもとよりケースもそのまま使用します。
ほこりをかぶったマザーボードを取り外しました。
新しいマザーボードです。基板の大きさが若干、異なります。奥行きが3センチほど長くなっているので、うまく納まるかちょっと心配でした。
内部がちょっと窮屈になりましたが、同じネジ穴で固定できました。
CPUを取り付けます。
ここでトラブル発生です。
CPUの発熱を冷却ファンに逃がすために熱伝導率の高いグリスをはさみます。持っていたグリスは、注射器のようなポンプを押しても出てきませんでした。
あわてて高槻市内のパソコン・ショップまで車を走らせて、新しいグリスを買ってきました。
慎重に配線をつないで、いいよ緊張のスタートとなりました。
電源スイッチをオンにすると、ファンは回り始めました。ところが、ディスプレーは反応がありません。ちょっと焦りました。メモリーをいったん外してもう一度、カチッと音がするまでしっかりと挿入すると、今度はOKでした。
Windows10のいつもの画面が、何事もなかったように立ち上がりました。
リニューアルしたパソコンは、順調に動いています。このブログ投稿が、初仕事です。
ブログ作成くらいなら違いはわかりません。それでもベンチマークというソフトで性能を比較すると、格段にアップしています。安心しました。
定位置におさまって、リニューアル工事は完了です。