京都水族館 ~孫娘と一緒に

 京都水族館に初めて行きました。孫娘(2つ)のお相手です。
 ジャンプ!! イルカのショーが始まりました。
 さすがに台風がやって来る前の日です。

 よく教育されています。というか、イルカの賢さがわかります。

 かわいいイルカたちでした。でもー
 牛豚はOKでもイルカはNO。有無をいわせず水族館を閉鎖に追い込もうとするSSの無法には、賛同しかねます。

 京都水族館
 京都市下京区観喜寺町35-1(梅小路公園内)
 075-354-3130

 梅小路公園の入り口に、懐かしい京都市電が止まっていました。「935」です。
 「京都市電の残影」を探していたのは10年も前のことです。

汗だらだらで登った 摩耶山

 六甲山系の摩耶山に登りました。暑さは覚悟してましたが、この日は曇天となった代わりに湿度はたっぷり。これまでに経験したことがないほどに汗をだらだらと流す、予想外にハードな山行となりました。
 標高は698.6mとしれていますが、ほぼ海抜0メートルからのスタートとなり、急坂の連続でした。
 それでも頂上近くには「槍と穂高」もあり、別世界のような光景が広がっていました。もちろん北アルプスではありません。穂高湖に影を落とすシェール槍です。

 わたしにとってはうれしいことがありました。
 山麓の摩耶ケーブル駅は、「近畿の駅百選」に選ばれています。朝礼中の駅員に認定プレートの場所を尋ねると、事務所の壁に固定されていた認定プレートをわざわざ外して写真を撮らせてくれました。
 プレートを掲げた写真は、92駅目にして初めてです。

 300段の階段を上りました。旧天上寺の参道です。急な登りばかりのルートでしたが、とりわけ汗がほとばしる難所でした。

 杣谷川に沿って下る徳川道は、先日の豪雨で荒れていて、何度も渡渉を繰り返すルートでした。下りなのに、またも汗が噴き出しました。

続きを読む 汗だらだらで登った 摩耶山

信州木曽・上松 赤沢森林鉄道のかわいい車両たち

 赤沢森林鉄道の米国・ボールドウィン製蒸気機関車(SL)です。動態保存されています。
 木曽谷のヒノキを搬出するため大正初期に木曽森林鉄道が敷設され、その動力車として導入されました。
 森林を走るため、煙突から火の粉が出ると山火事が危険です。そのため、煙突に集塵設備をつけており、こんな愛敬のある顔になりました。日本林業遺産に指定されています。

 年齢を感じさせないたくましい動輪です。

 スチーム釜が、運転席にまで張り出しています。運転は、熱気との闘いだったのでしょう。

 1929年製造のプレートがついています。

 車庫内には、他にもいろんな車両が保存されていました。

続きを読む 信州木曽・上松 赤沢森林鉄道のかわいい車両たち

信州木曽・上松 赤沢森林鉄道に乗る

 平均樹齢300年以上のヒノキ天然林が広がる赤沢自然休養林。その中を走る赤沢森林鉄道に乗りました(15日)。
 かつては木曽森林鉄道として一帯に総延長500キロにも及ぶ線路が敷かれ、木材運搬に活躍しました。やがてトラック運輸に主役を奪われ、昭和50年に日本から姿を消しました。
 赤沢森林鉄道は昭和62年に、観光路線として復活しました。

 森林鉄道記念館と丸山渡間の往復2.2キロを、機関車が客車5両を引いて運行されています。

 森林鉄道記念館には、米国・ボールドウィン製の蒸気機関車も動態保存されています。

続きを読む 信州木曽・上松 赤沢森林鉄道に乗る

森林鉄道 ジオラマをつくる その2

 森林鉄道のジオラマは、植樹計画が進まず前回撮影した「その1」のままで放置されていました。走らせるのもガソリン機関車だけでは格好がつきませんでした。
 そこで木材を積載する運材車を導入しました。それらしい雰囲気になってきました。
 動画は、ガーガーとうなりをあげながら重たい木材を運ぶという設定です。実際には、荷重とのバランスから機関車の動輪が空回りしているだけです。機関車にウエイトを付ければ、もう少しスムーズに動くかもしれません。

 急カーブもなんとか曲がれます。

続きを読む 森林鉄道 ジオラマをつくる その2

森林鉄道 ジオラマをつくる その1 

 森林鉄道のガソリン機関車を5月につくったまま、放り出していました。それを飾り、動かすジオラマ製作が徐々に進行しています。
 とりあえず写真撮影できるところまでになりました。

 森林鉄道が曲がりくねった谷を渡りながら下っていくイメージです。

 屋久島で歩いた安房森林軌道の情景も込めました。

 ガソリン機関車1両というのが寂しいです。木材運搬かなにかの貨物車を急造しなくてはなりません。

 高架の丸太は、ホームセンターで買ってきた9ミリのバルサ丸棒でつくりました。スケール的にはちょっと太すぎたようですが、難しいことはいいません。

 ほぼA4判の、ダイソー出身のコルクボードの上に組み立てています。

 工事開始は1カ月以上も前のことです。発泡スチロールで地形をつくりました。

 バルサ丸棒にノコギリの歯で筋をつけて丸太の雰囲気を出しました。

 高架部分を塗装しました。

 この後、レールの敷設、斜面の緑化と進みました。

 ダイソーに行ってブラブラしていて見つけた「ゼオライト」です。園芸用の小物ですが、砕かれた鉱石が、川原をつくるのにぴったりでした。一気に工事が進捗しました。
 あとは、山の植樹が課題です。

 「教会のあるパイク」以来のジオラマです。

新幹線ーSLでびわ湖一周~JR大回りの旅

 JR新幹線とSL北びわこ号に乗って、びわ湖一周の大回りの旅を楽しみました。大都市近郊区間の運賃計算の特例を使って、往復でたった2500円ぽっきりでした。
 特例の特例として、新大阪-米原間の新幹線も特急券さえあれば乗車できます。SL北びわこ号といった臨時列車も、座席指定券があればいいのです。

 最寄り駅の島本で買ったのは湖西線の大津京まで500円の乗車券です。
 実際に乗車したのは、京都で新幹線に乗り換えて米原まで、そこからSL北びわこ号で木ノ本まで、さらに近江塩津まで行き、湖西線の新快速で大津京までです。これだけ乗っても、運賃計算は最短の山科を通って大津京に至るあたり前のルートです。

続きを読む 新幹線ーSLでびわ湖一周~JR大回りの旅

青春18 「戎神」がお出迎え~神戸電鉄・恵比須駅

 「近畿の駅百選」に選ばれながら未踏だった神戸電鉄の恵比寿駅です。三木市の玄関口にあたりますが、ご縁がありませんでした。
 駅前に「戎神」の石像があり、切妻屋根になまこ壁を取り入れた・・・というのが選定理由です。

 切妻の下でももえべっさんがほほ笑んでいます。

 ありました。認定プレートです。カバーのアクリルがちょっと変色してますが、正面の目につくとことに掲げられていました。

 青春18きっぷの旅でした。姫路から加古川に戻り、加古川線に乗り換えました。加古川線は「JR大回り乗車 雪の加古川線の旅」でこの冬に乗って以来です。粟生(小野市)で途中下車です。
 北条鉄道は、北条町との間をつないでいます。でも今回は横目にしただけです。

 神戸電鉄は、粟生線は鈴蘭台まで29.2キロ。そのまま神戸・新開地まで直通運転しています。青春18きっぷでは乗れませんので、きっぷを買って乗車しました。

 粟生から20分ほどで1面1線の恵比寿駅が近づいてきました。

 乗ってきた新開地行き準急を見送ります。昼間ダイヤはは1時間に1本ですが、朝夕はもう少し増えます。

 近くに戎神社があるはずと、地図で探しました。駅から5分ほどのところに、立派な神社はありました。

 湯の山街道に面しています。

 他に見るところもなく、30分後にやってきた次の電車に乗りました。

 新開地(ここも駅百選)で下車すると、神戸新聞の号外が壁に張られていました。桐生の9秒台はすごいですが、大阪の夕刊紙で働いたわたしには壁新聞の方が懐かしかったです。

 神戸駅(ここも駅百選)から新快速、普通と乗り継いで帰宅しました。
 これで青春18きっぷの5回分を使い切りました。長野への旅や、駅百選探訪で十分に元をとりました。

 「近畿の駅百選」 この駅に降りた

青春18 播州赤穂と姫路で駅百選は2連敗

 青春18きっぷの最後の1回が残ってました。使用期限は10日です。ならばと、急に思い立って播州赤穂に向かいました。近畿の駅百選の未踏駅だったからです。
 日生まで「カキオコ」を食べに行ったり、岡山から帰る途中に通過したことはありましたが、降り立ったのは初めてです。
 折角ですから赤穂城の城跡まで歩いてみました。

 立派な長屋門です。大石内蔵助の旧邸です。

 すぐ裏は、これまた立派な大石神社です。

 門前には四十七士の石像が並んでいます。兵馬俑のようにも見えて、ちょっとアンバランスな気もしました。

 大願成就を祈ります。わたしには、もはや無縁の気もしますが…。

 赤穂駅にも、「誠忠義士伝双六」なるものが掲げられています。

 わたしが探している駅百選の認定プレートは見当たりません。
 駅員に聞いてみると、「以前はあったのですが、どこに保管しているかわかりません」。ちょっとがっかりの返答でした。

 姫路からやって来た播州赤穂行が到着すると、隣のホームから福山行の「ふるさとおこし6号」が発車していきました。青春18きっぷの利用者らしき一団が乗り継いでました。

 姫路も駅百選に選ばれています。下車して認定プレートを探しましたが、こちらも発見できず、2連敗となりました。

姫路 「まるまさ家 姫路駅前店」のひねももの炙り焼き

 姫路で独り、昼飯になりました。JR姫路駅前の商店街を歩くと、飲み屋がびっくりするほど多いです。しかも立ち飲みが。おまけに、土曜日とはいえ昼間からどの店にも客が。
 「のれん街」というビルの谷間の路地に入ってみると、テーブルを店の外にまで並べた焼き鳥屋などが並んでました。
 「まるまさ家 姫路駅前店」は、串焼きの店です。「ひねももの炙り焼き」は、シコシコとした鶏がじっくりと焼かれています。柚子胡椒をつけて味わいました。

 ヒゲのグラスはハイボールです。

 最初はこちらでした。皮と鶏ネギです。ちょっと甘めのタレが効いてます。

 暑い1日でした。とりあえずビールがたまりません。

 牛すじ串は、脂の塊がコリコリと気持ちよいです。

 仕上げは鶏皮揚げでした。すっかりでき上がりました。

 近くに本店があるそうです。

 まるまさ家 姫路駅前店
 079-222-5051
 姫路市駅前町363-1 フェスタ北館 1F

 駅の目の前にこんな飲み屋街とは、なかなかいい街です。