選定理由のスイッチバックがなくなったJR和歌山線「北宇智駅」

 「近畿の駅百選」の選定理由は、「近畿で唯一のスイッチバックをもつ」です。その自慢のスイッチバックは数年前に姿を消しました。現代の電車は、このくらいの坂は難なく登ってしまうのです。
 現在の北宇智駅のホームは、左にカーブしています。以前は直進して、左側にバックしてきたのです。

 山小屋風の新しい駅舎は、スイッチバック廃止後にできたのでしょう。モダンですが1時間に1本しかやってこない、田舎の駅です。

 駅の北側を見ると、右側に取り残されたスイッチバックの名残のレールががあります。

 現在の駅から100メートルほど南に行くと、スイッチバック当時の駅舎が残っています。まるで倉庫といった感じです。

 昔の対面式のホームが残ってます。でもここは今は、和歌山線のレールとはつながっていません。
 かつて、「JR西日本、特定区間170円の旅」をしたときには、ここで停車しました。

 現在の和歌山線は、スイッチバックすることなく緩いカーブを描きながら旧駅舎を横目に通り過ぎます。

 北宇智駅

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京街道を上る 番外編 竹田街道を京都市電伏見線跡に沿って

 伏見宿から京へ上る「京街道」には、すでに歩いた伏見街道の西側を並行する竹田街道というのがありました。日本最初の電車路線である京都市電の伏見線(塩小路高倉-中書島間、7.1キロ)が、ほぼ竹田街道に沿って走ってました。京阪・中書島から歩きました-。

 10:32=淀川派流の伏見港です。江戸時代に拓かれた竹田街道は、京七口のひとつ、竹田口から竹田村を通って伏見港までつながってました。

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平成22年2月22日

 平成22年2月22日です。それだけのことで、特別な日ではありませんが・・・。
 出勤途中のJR島本駅で、記念入場券をうってました。2月2日に続いて、またも買ってしまいました。

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平成22年2月2日

 平成22年2月2日です。それだけのことですが・・・。
 JR島本駅で記念の硬券入場券を売ってました。台紙を見ると、内部には2月22日のと2枚を挟み込むようなカットがありました。商売熱心です。
 お守りになるのかな。次は平成33年3月33日までない・・・あ、そんな日は巡ってきません。

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クスノキがホームを突き抜ける京阪「萱島駅」

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 京阪・茅島駅です。萱島神社の上にホームがあり。その上にクスノキが茂ってます。「近畿の駅百選」に選ばれた所以でもあります。

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 クスノキの根っこです。「楠木大明神」です。

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 見あげると。駅のホームを貫いて、空に伸びてます。

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 このあたりは、わたしが学生時代に通学していたときに、高架複々線化されました。

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 ホームの真ん中に大きな木が生えている、珍しい光景です。
 中之島行き特急が通過します。おなじみの赤色のツートーンではありません。

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 萱島駅

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秋の水間観音 水間鉄道に乗って

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 水間鉄道の水間観音駅です。大正15年の建設で、当時流行した寺院風のデザインです。「水間駅」として近畿の駅百選に選ばれてます。写真をよく見ると、上部は右から「水間駅」ですが、下は「水間観音駅」に変わってます。
 水間鉄道は経営破綻して、「グルメ杵屋」の傘下で再建されました。このときに駅名も変わったのでしょう。

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 南海・貝塚から水間鉄道に乗り換えてやってきました。初めてのった電車です。
 東急からの譲り受け車両です。 

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 国の登録有形文化財に指定されています。ところが駅百選の認定証はありません。駅員に聞くと「改装したときに取り外しまして・・・」。それを目当てにはるばるやってきたのに-。

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 真っ赤な水間寺の紅葉です。

 水間観音駅

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ちんちん電車の終点、住吉公園駅

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 阪堺電軌の上町線の終点、住吉公園駅です。大正2年に作られた風情のある駅舎が南海本線のガード下に建ってます。南海電鉄の前身の阪堺鉄道開業以来の駅です。
 住吉大社参詣の玄関口です。

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 天王寺駅前に向けて上町線の路面電車が出発していきます。
 
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 近畿の駅百選に選ばれてますが、認定証は見つかりません。
 周辺にはよく似た名前の駅があります。南海本線は「住吉大社」、阪堺線には「住吉鳥居前」、阪堺線と上町線が道路上で平面交差する駅は、ただの「住吉」です。

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 ホームには戦時中の防火水槽が残っています。金魚が泳いでました。

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 駅の前で東を向くと、住吉大社の大鳥居が目の前です。そり橋は修理中で、塗りかえられた朱色が鮮やかです。

 住吉公園駅

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南海本線 クラシックな浜寺公園、諏訪ノ森とモダンな堺

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 南海本線の浜寺公園駅は明治時代の建造。辰野金吾設計の木造平屋建ての洋風駅舎である。国の登録有形文化財になっている。

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 浜寺公園駅

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 隣の諏訪ノ森駅も国の登録有形文化財になっている。大正時代中期に建てられた洋館造り。

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 諏訪ノ森

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 堺駅は開業は明治21年と古いが、現時の駅舎は高架化かにあわせて平成9年の竣工している。

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「近畿の駅百選」プレートハンティング~訪れた各駅2景

【阪神・武庫川】

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 尼崎市と西宮市の間を流れる武庫川上にホームはあります。尼崎側下り線の駅舎から、ホームにそった歩道橋が続いています。

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 西宮側からは単線の武庫川線が出ています。

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 1日で阪神間の11駅を巡りました。さすがに疲れました。こんなバカなことを思いついたのは、「阪急阪神1dayチケット」(1200円)があるからです。ほとんどの区間でこれを利用しました。その他の区間はICOCAでパス。改札口でキップを買うことはありませんでした。便利な時代です。

 あとの10駅は、「続きを読む…」をクリックしてください。

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「近畿の駅百選」プレートハンティングは9勝2敗

 阪神間の「近畿の駅百選」の認定駅11駅を1日(10月31日)で巡りました。認定証が飾ってあったのは以下の9駅です。

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 認定証がなかったのは2駅です。どちらもJRです。
 新長田駅。若い駅員に聞くと、上司に尋ねて「昔はあったそうですが・・・」
 神戸駅。駅員はがんばって探してくれましたが「すみません。みつかりません」
 JRはどうして認定されたときに「名誉なこと」と、認定証を飾っておかなかったのでしょうか。この会社には、選ばれて誇りに思う気持ちはなかったのでしょうか。舞子にも、大阪にも奈良にもありません。京都は未発見です。
 それぞれの駅の紹介はいずれ-

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