あちこちの駅を利用して旅してきました。その中で最も緊張を強いられたのがマドリード・チャマルティンでした。スペイン北西部に向かう幹線の起点駅です。最初のサンティアゴ巡礼で、ここからスタート地のサリアへ向かいました。
治安はあまり良くないとの情報でした。周りの人間がみんなスリに見えました。列車の発車直前までパトロール中の警察官近くのベンチに座っていました。
ホームの端には、改札とともに空港と同じように手荷物検査がありました。他の駅ではお目にかかったことがありません。
Paso a paso 巡礼前日 マドリード~サリア
乗車してしまえばもう安心。
ALVIAのS-730シリーズの乗り心地を楽しみました。標準軌と広軌の違うレール幅を走行しながら調整します。さらに電源車も備えていて、非電化区間も走るハイブリットというスグレモノです。
Paso a paso renfe(スペイン国鉄) 「Alvia」に乗る
帰りもALVIAのお世話になってチャマルティンに戻りました。
60余歳にして初めての海外ひとり旅でしたが、最後は丸くまーるく大団円となりました。



