今夜の一献 「農園たや」のベビーリーフ

 そろそろ夕食にしようかというとき、宅配便が届きました。さっそく洗って、皿のメーンとなりました。
 ベビーリーフです。通常は、レストランに卸しているというものをネットで購入しました。
 シャキツとしています。適度なほろ苦さも残していて、野菜を食べていることを実感します。

 瑞々しいです。

 FaceBookの「コロナ支援・訳あり商品情報グループ」には、コロナで販路を失ったいろんな商品が格安で並んでいます。
 「農園たや」が目に止まり、同じ「たや」のよしみでポチリとしました。
 福井の田谷さんとは縁がありませんが、ルーツではつながるのかもしれません。

 株式会社農園たや
 福井市高屋町32−35
 0776-55-0129

 他にもタケノコご飯を、タケノコとヤマブキの佃煮なんかでいただきました。

今夜の一献 トマトのマリネとひと口カツ

 外出、外食のチャンスが減って、このブログに書くネタもありません。で、「今夜の一献」です。毎晩、一杯やることは欠かしていませんから。
 おいしそうなミニトマトが、生協の宅配で届きました。マリネをつくりました。
 湯むきは簡単です。ヘタを取ったトマトの頭に、ナイフで十字を入れます。熱湯に放り込み、すぐに取り上げて冷水に放ちます。すると、スルリと皮がむけます。
 オリーブオイルに酢、ハチミツを加え、塩コショウしたマリネ液にトマトを和えれば完成です。冷蔵庫で冷やしておきました。
 ハチミツが多すぎたのか、ちょっと甘いかなと思いました。食べるときは、トマトの酸味とうまくマッチして、上出来でした。

 ひと口カツは、わたしは衣をまとった豚肉を揚げただけです。
 最初は濃厚ソースで、後半はここに摺りごまをたっぷりとかけていただきました。
 ちょっと甘口のドイツ産白ワインとともに、良い気分です。

今夜の一献 北神ねぎを焼く

 神戸・三田の「道の駅 フルーツ・フラワーパーク大沢」の「ファームスサーカス・マーケット」に並んでいました。「北神ねぎ」です。初めて見たねぎです。直径が3センチほどもあります。
 堂々と夕飯のメーンとなりました。塩を振って、フライパンで焼いただけです。
 塩ポン酢と山椒をちょっと振りかけてかぶりつきました。うまいです。この甘さは何なのでしょう。まるでフルーツです。 

 大好物の京都の九条ねぎも、トロリとした汁(?)を含んでいます。でも、そんなのの比ではありません。まるで糸ごんにゃくがつながっているようです。

 今夜は「黒霧島」のロックです。

 いただきものの自家栽培の菊菜です。鍋に入れても、ゴマ和えにしても、いい香りが広がります。

 筒切りにしてフライパンで転がしました。

 測ってみると、太い方で33ミリもありました。
 こんなねぎは、何年か前に旅した信州で買ってきた松本一本ねぎ以来です。

 太いダイコンにかぶら、リンゴとあれこれ買ってしまいました。

 ファームサーカス・マーケット(道の駅 フルーツ・フラワーパーク大沢)
 神戸市北区大沢町上大沢2150

今夜の一献 鴨鍋でわが家の忘年会

 横浜から帰省した孫を囲んで鍋をつつきました。鴨鍋です。
 「真鴨」というだけあって、臭みのまるでないシコシコとした鴨肉です。背負ってはこなかったネギをたっぷりと入れて味わいました。
 封を切ったばかりの京都・五条坂の七味家の山椒を振りかけました。いい香りが広がります。
 ビールと、ドイツ産の白ワインが空きました。

 白菜や菊菜、キノコ、豆腐なんかを用意しました。

 たたき肉(真鴨の骨)を最初にいれてだしを作ります。
 野菜などをよく煮ます。最後に鴨肉をいれて、色が変わたらいただきます。

 北びわ湖・西浅井の「鴨の里の会」の真鴨です。ネットで注文しました。これで3人分くらいだったはずです。だき身(胸肉)、もも、手羽肉、砂肝、心臓、肝(肝臓)と、鳥一羽分がそろってます。
 もう一人の孫の一家も集まる予定でしたが、孫が熱を出してこれませんでした。もう1箱の真鴨が残ったので、明日にでも届けましょう。

 鴨の里の会
 0749-89-1188
 滋賀県長浜市西浅井町管浦563

大昔に歩いてびわ湖一周をしたとき、この辺りに鴨の養鶏場があったことを覚えています。そのうちのひとつだったのでしょう。

 前菜は、野菜のディップです。アボカド、チーズ・明太子、ニンジンの3種類です。ニンジンが甘いです。

 仕上げは、雑炊です。脂が回って、最高の味です。

ちょっと一献 ブリしゃぶ独り鍋

 大きなブリの半身をいただきました。
 まずはブリしゃぶでいただくしかないでしょう。奥さまは不在なので、独り、鍋をつつきました。
 脂がのってます。トロリとしています。タレは塩ぽんずとゆず胡椒です。
 黒霧島のロックが進みます。

 見事な色をしている脂身(下半分)です。
 レシピによると、厚さ4ミリがいいそうです。なまった包丁ではなかなか薄くは切れません。

 野菜もいい出汁に浸かって、おいしいです。

 玄界灘産だそうです。こんなに大きな半身です。
 あとは漬け焼きにして、ブリ大根を煮て、味噌漬けにして…。堪能させていただきます。
 ありがとうございます。

今夜の一献 スキレットで独り焼き肉

 独り食べる夕食は、スキレットと卓上コンロを使って簡単に済ませました。
 肉と野菜を焼いただけです。出汁も調味料も不要の超簡単レシピですが、おいしくいただきました。
 テレビでは卓球W杯の女子で、日本が中国に完敗しました。そちらは残念でした。

 スキレットが大きくないので、野菜はピーマン、タマネギ、モヤシとほんのわずかでした。でも程よいでした。

「おいしかった」と喜ばれた おもてなし

 「おいしかったです。また食べに来ますから、レストラン開いてください」と、お世辞にも言ってもらって大満足のおもてなしです。
 近くドイツに旅する奥さまの友だち2人に、わたしの知ったかぶりのドイツ案内をしました。手料理も食べてもらいました。
 タコとブロッコリーのアヒージョは、自慢の味になりました。油を火にかけただけの、もっとも簡単な料理です。
 スタートは、タイとサーモンのカルパッチョです。朝の生協に白身魚の短冊はなくて、刺身そのままです。バジルソースをかけました。

 サングリアは前夜から仕込んでました。
 赤ワインに、パイナップル、ブドウ、リンゴ、キウイ、ハチミツにシナモン・スティックを放り込んで冷やしておきました。
 甘さほどほどで、ノド越しよく仕上がったつもりです。少なくともワンコイン(500円)の赤とは思えません。 

 アヒージョは、このところ目玉焼きをはじめ、いろんな独り料理に愛用しているスキレットを使いました。

 焼いたフランスパンを、アヒージョのオイルにひたすと、これは塩加減もばっちりです。

 本日のメーンです。豚ヒレ肉のソテーに、キノコソースです。
 テレビ番組で、イタリア料理の落合務シェフが、キノコソースを作ってました。大量のキノコに塩を振って汗をかかせて、ニンニクとタカノツメの香りをつけたオリーブオイルで蒸し煮します。キノコから出てくる水分が、まさに出汁です。生クリームをかけて仕上げました。
 

 白ワインも開けています。

 キャロットラぺは奥さまの作です。千切りにしたニンジンをオイルで仕上げています。リンゴやクルミも入ってます。和食のなますほどに酸っぱくはありません。

 そして締めはクリのリゾットです。
 熱したコンソメスープを横にして、ゆっくりと炊き込みました。
 クリで作ったのは初めてですが、思いの味にでき上がりました。

 いただいた「MaJOLIE」のハイカカオでコーヒーにしました。「とけるガトーショコラ」といううたい文句そのままの濃厚味でした。ごちそうさまでした。ただし、ここまでくると撮影を忘れてました。申し訳ありません。

グリンツィング ホイリゲで軽く2杯

 ウィーン北郊のカーレンベルグの丘には、ブドウ畑が広がっています。そのブドウから生まれたばかりのさわやかなワインを飲ませてくれるのがホイリゲです。「今年の」という意味があります。
 「ヴェルナー・ヴェルザー」は、地元の人にも人気の店だそうです。
 席に着くと、とりあえずシュトルムと白ワインをオーダー。店内のケースから、これとあれと指さして料理を注文します。

 大きなマッシュルームのフライには、たっぷりとマヨネーズソースをつけていただきます。あとはキュウリとトマトと、これまた安心の味です。

 ワイン片手にいい気分! 1杯ではすまずに、もう1杯。ちなみに1杯は1/4リットル入りです。

 ブドウの枝の下でにぎやかです。

 日本の酒屋にぶら下がる「杉玉」と同じです。新酒があるという印です。

 Heuriger Werner Welser
 Probusgasse 12, 1190 Wien

 すぐ近くに「ベートーベンの遺書の家」があります。聴覚が戻らなくなったベートーベンが悲観して、弟あての遺書を書いたそうです。

 「マイヤーの家」は、1817年の滞在中に「第9」を作曲したといわれる家です。
 今は人気のホイリゲになっています。

 8年前にやってきたときは、ここで飲みました。

今夜の一献 スキレットでウインナー、野菜を焼く

 スキレットをゲットしました。鉄製の重たいフライパンのような調理器具です。
 ふと入ったアウトドアショップ。大きなテントやいろんな道具に見ほれました。わたしがオートキャンプに出かけていた時代とは、様変わりしていました。もう一度、行ってみたいものです。
 スキレットは、ピンからキリまで10倍ほどの価格差がありました。一番安いのを、キッチンを断捨離中の奥さまの目を気にしつつ購入しました。
 おいしいウインナーやベーコンがありました。野菜とともに焼きました。なかなかうまいですが、キャンプ・ファイヤーとともに食べれば、さらにおいしくなるのでしょう。

 じゃがいもだけは、水でよく洗って電子レンジでちょっと加熱しました。
 スキレットの上で、じゃがいも、カボチャ、ピーマン、ニンジン、ズッキーニと順に焼いて、いったん取り出し、ウインナーとベーコンを炒めた後に野菜を戻しました。塩コショウして白ワインを景気よく振りかけました。

 スキレットには最初、シーズニングという慣らしが必要です。
 洗剤でよく洗ったスキレットを火にかけて乾燥。油を塗って、ボーボーと煙が立つまで焦がしました。
 最後にクズ野菜を炒めて準備完了でした。

京都五山の「送り火」と矢田寺の「送り鐘」

 京都の盂蘭盆のフィナーレは、京都五山の送り火です。わたしが少年だったころは、自宅の2階窓からも「大」の上部が見える、あたり前の光景でした。それを、その気になって眺めたのはいつ以来でしょうか?
 見物客でいっぱいの出町柳の土手の上から、初盆の母を送りました。
 タイミングよく雲間が晴れて、満月が姿を見せました。思わず拍手が沸き起こりました。

 丸太町から鴨川の右岸を歩きました。
 荒神口あたりの亀の渡しは、昨日からの雨の影響で水没していました。
 出町柳までくると、正面に大文字山が臨めました。すでに先客でいっぱいでしたが、なんとか座れました。
 午後8時の点火を待ちました。
 点火されると、一気に「大」の文字が現れました。

 残念ながら「妙法」「船形」「左大文字」「鳥居型」の残る4つは見ることができませんでした。

 送り火の前に「送り鐘」をつきました。寺町三条を上がったところにある矢田寺(矢田地蔵尊)です。
 「京都人の密かな愉しみ BLUE 送る夏」(NHK-BS)の一編に登場していました。

 ローソクを灯し、線香をあげました。

 今年の盂蘭盆は、六道珍皇寺の「迎え鐘」で初盆の精霊を迎え、興聖寺で供養し、矢田寺で送り鐘をつき、五山送り火とともに送りました。

 矢田寺(矢田地蔵尊)
 京都市中京区寺町通三条上ル523

 送り火が消えて京阪・出町柳まで人の流れと歩きました。しかし地下の改札口への道は大混雑でした。
 ちょっと東に歩いたところに「鳥貴族」がありました。すぐに座れて、とりあえずの一杯でした。送り火の後にとも思いましたが、焼き鳥にも食らいつきました。

 初めての鳥貴族でした。リーズナブルな価格設定のせいか、この夜も満席でした。