びわ湖ホール アリス=紗良・オットのEchoes Of Life

 大津の湖岸にあるびわ湖ホールで、アリス=紗良・オットのピアノ・リサイタル「Echoes Of Life」を聴きました。
 フレデリック・ショパンの「24の前奏曲 作品28より」に、7つの現代曲を組み合わせたオリジナルです。さらに建築家でデジタル・アート・インスタレーションのハンス・カンの幻想的な画像が舞台の投影されました。
 「Echoes of Life」のCDは、発売と同時に買ってわが家のステレオで聴いていました。それがアリスの繊細で感性にあふれる生のピアノに、バーチャルな刺激も加わって、うっとりとさせられました。65分間、休憩なしでした。
 ホールの窓からは、びわ湖が臨めます。きょうは曇り空で視界もイマイチでした。

 大きなホールがほぼ満席でした。いつもの音楽会よりも男性の姿が目立ちましたかね。
 舞台あいさつがありました。流ちょうな日本語で、エコーズ・オブ・ライフで表現したかった新たな形と意味を話しました。

 真ん中が「Echoes Of Life」のCDです。アンコールは、左のCD「NIGHTFALL」に入っているサティのジムノペディ第1番でした。
 ベルリン・フィルハーモニーで3年前にアリスを聴いて、みやげに買って帰りました。天女のようだったあの時と同じように、きょうも裸足でした。

 ベルリン・フィルハーモニー ベルリンの音と天女の響き