熊野九十九王子を往く その番外 土砂降りの熊野速玉大社

 土砂降りの中、新宮にある熊野速玉大社に参りました。本宮大社、那智大社とともに熊野三山と呼ばれます。ここは初めての地でした。
 「熊野九十九王子を往く」の3日目(27日)です。朝から天気予報通りの雨となりました。これを予想して中辺路の滝尻王子までの道を、2日間で歩き切っていました。予定が空いたので、紀伊田辺から新宮までやってきました。

 熊野速玉大神(くまのはやたまのおおかみ)と熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ)の夫婦神を主祭神としています。

 雨の中、参拝客が次々と訪れていました。

 背後には、神倉神社がある権現山などがそびえます。
 絶壁の上の巨岩「ゴトビキ岩」を拝みに上がりたかったのですが、この雨では急階段を上るのは無理とあきらめました。

 熊野御幸を重ねた歴代天皇(上皇、法皇)の名前が刻まれています。最多は後白河法上皇の32回でした。

 ここも世界遺産です。

 八咫烏(やたがらす)神社もありました。

 熊野速玉大社
 0735-22-2533
 和歌山県新宮市新宮1番地

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紀伊田辺 浜焼太郎のおまかせ浜焼セット

 紀伊田辺の駅前から西に延びる通りは、飲食店が並んで賑やかです。日曜日の夜だったので、さすがに休んいる店も多かったですが、ひと際にぎやかな看板が目に飛び込んできた「浜焼太郎 田辺駅前店」に夕食に入りました。
 「おまかせ浜焼セット」から、1人分の「太郎セット」です。ホタテやハマグリ、野菜などを目の前の網で焼きました。

 とりあえず生の付け出しはマグロのネギトロでした。

 冷奴も頼んで、焼けるのを待ちました。

 ハマグリが口を開けました。

 ホタテも焼き上がりました。貝醤油をかけて、熱々をいただきました。うまいです。

 目の間に座った外国人観光客も、なんとか注文を済ませていました。

 お決まりのジムビームのハイボールを追加しました。貝は残骸に化けました。

 地元の店かと思っていたら、全国展開しているチェーン店でした。

 浜焼太郎 田辺駅前店
 0739-33-7622
 田辺市湊2-10

熊野九十九王子を往く その12(完) 紀伊田辺~滝尻王子

 熊野古道の紀伊路は、紀伊田辺からそのまま海辺を熊野那智大社に向かう大辺路と、山に分け入り滝尻王子を経て熊野本宮大社を目指す中辺路に分かれます。
 わたしの「熊野九十九王子を往く」は27日、12日(回)目にして紀伊田辺から滝尻王子までの最後の空白区間を埋めました。
 1泊した紀伊田辺から24キロほど。口熊野の山道を、そして富田川にそった川辺の道を独り歩き切りました。

 この日の前半には山道もありました。ただしこの区間を歩く人は多くないようです。古道に雑草が茂っていました。

 後半は富田川に沿って遡りました。川沿いを国道が走ってますが、古道はそこから離れて川辺を縫うように続いていました。 

 滝尻王子にゴールしました。大方の人はここから中辺路をスタートさせます。 
 わたしも2度、ここから熊野本宮大社まで歩いたことがあります。

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紀伊田辺 「廻鮮 心鮨」 の金目鯛

 「熊野九十九王子を歩く」の「その11」は、昨秋以来の切目から20キロほど。紀伊田辺まで歩きました。駅前のホテルにチェックインしてシャワーを浴びてひと段落。夕食に出かけました。
 スマホの「回転寿司」でヒットした「廻鮮 心鮨」です。ホテルから7分ほどでした。
 頼んだのは、とりあえずのサッポロ・赤星と金目鯛です。「本日のお薦め」ということでした。
 

 マグロも回ってました。

 わたしはカツオです。

 イクラも外せません。

 タイに真蛸にゲソ。
 回ってくるネタは多くなく、食べたいんネタは板さんに直に注文します。

 仕上げは鉄火巻です。

 これで3000円でお釣りでした。こんな店が、わが家近くにも欲しいです。

 廻鮮 心鮨
 0739-26-0087
 田辺市宝来町10-16