Grindelwald(グリンデルワルト)駅です。第3のレールが敷かれています。あまりの急勾配に、2本のレールではずり落ちるので、歯車をかみ合わせて登っていくのです。
グリンデルワルト駅を出ると、すぐにポイントがあります。時間があったので、どんな風になっているのか、見に行きました。
写真をゆっくりと見て、その構造がわかりました。
ラックの方式がシュトルプからリッケンバッハ(たぶん)に変わります。こんなことってあるんでしょうか。
ラック式鉄道を説明した写真(長真弓著「スイスの鉄道」JTBキャンブックスより)です。日本では碓氷峠のアプト式が有名ですが、いろいろとあるようです。
Wengen(ヴェンゲン)駅には、高いホームはなく、どこでも歩けるように板が敷いてあります。
ドイツ・スイス・フランス旅日記334:ラウターブルンネン駅構内
■4日目(平成18年12月7日 木曜日)
スイス・インターラーケン
~ユングフラウヨッホ・クライネシャイデック
~グリンデルワルト~ジュネーブ
ラウターブルンネン駅
再びラウターブルンネン駅構内に戻り、写真撮影続行中・・・。
BOB登山鉄道の線路を渡り、
今度は、このあと乗り込むWAB登山鉄道側のホームへ行ってみる。
そして、至クライネシャイデックを向いてパチリ。
2本のレールの真ん中に、もう一本ギザギザしたレールが走っているのが判る。
ラックレールと呼ばれるレールで、
WAB登山鉄道は急勾配を走る登山電車なため、ラック式鉄道となっている。
写真を見ると、シュトループ式のラック式鉄道という感じ。
上の写真の部分拡大
ここは4番線。
大井川鉄道千頭駅にWAB登山鉄道の模型が飾ってあったので撮してきた写真を
ここでも使ってみる。
表面がデコボコしている車体なので、この車両は古いタイプなのかもしれない。
大井川鉄道千頭駅のWAB登山鉄道模型の説明書き
この説明書きによれば、
WAB登山鉄道(ヴァンゲルアルプ鉄道)の歯車方式は
リッゲンバッハ式といい、ハシゴ状のレールに歯車をかみ合わせるとのこと。
そして、模型のレールはその説明通り、
真ん中のレールが梯子状のレールだ。
んっ!?
もう一度、ラウターブルンネン駅構内を走る線路を確認。
真ん中のレールは梯子状ではないラックレールになっている。
この先、途中から梯子状のラックレールに変わるのだろうか?
あるいは、梯子状のラックレールが使われているのは
ラウターブルンネン~クライネシャイデック間のWAB登山鉄道ではなく、
グリンデルワルト~クライネシャイデック間のWAB登山鉄道か?
ちなみに、
WAB登山鉄道の電車模型が飾ってあった日本の大井川鐵道は、
スイスのブリエンツ・ロートホルン鉄道と姉妹鉄道の関係。
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