Paso a paso Dos 25日目=9/18 廃村だったフォンセンバドン

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 イラゴ峠の麓の村、フォンセンバドンまで26kmほどのステージ。この日も、きれいな月に向って歩き始めた。

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 山道に入ると、これまでとはちょっと違った景色が。松林だった。

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 フォンセンバドンのアルベルゲ(右)から、向こうに広がるアストルガ方面を眺めた。


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 【06:19】
 アストルガの大聖堂はまだ眠りについていた。

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 十六夜(いざよい)の月がきれいだった。

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 駐車している車を見て気がついた。先頭のシトロエンC4以外のサイドミラーは、みんな折りたたまれていない。これがあたり前。
 わたしの前の車、シトロエン・クサラはサイドミラーが電動で折りたためずに面倒だった。こんな使われ方をしているのだ。

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 朝食を食べたバル。

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 朝食のボガディージョには、ツナ缶がたっぷりと盛られていた。

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 夜明けが近い。

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 【08:21】
 エル・ガンソに着く。

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 土産物を売っている。

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 道端にも。

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 「亀さん」と抜きつ、抜かれつとなった。

 「亀さん」と「兎さん」

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 トイレを借りたくて、バルでひと休み。
 トイレは、カフェでもアルベルゲでもどこでも広くて清潔だ。

 映画「サンジャックへの道」にこ子のバルが登場していた。

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 バル内には、おもしろそうなガラクタがいっぱい。

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 平面的な鐘楼の裏側はこんな風になっていた。

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 山道を進むと、水飲み場が。馬用だろう。

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 【13:09】
 フォンセンバドンの私営アルベルゲに到着。まだ早いので、とりあえずは到着ビールを楽しんだ。
 
 時間はたっぷりとあった。「ボトル飲みしました
 
 そのままここに泊まることに。「Monte Irago 1泊2食17€

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 次の日に登るイラゴ峠を下見に。

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 馬が岩塩の塊りにしゃぶりついていた。

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 餌をもらった馬と、見張りの犬。

 「星の巡礼では、犬の姿をした悪魔と対峙した場所である。}

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 と思ったら、自分が食べたかっただけ。

 一度は廃村になったが、巡礼のにぎわいとともにアルベルゲが営業を始め、蘇りました。