イラゴ峠の麓の村、フォンセンバドンまで26kmほどのステージ。この日も、きれいな月に向って歩き始めた。
山道に入ると、これまでとはちょっと違った景色が。松林だった。
フォンセンバドンのアルベルゲ(右)から、向こうに広がるアストルガ方面を眺めた。
【06:19】
アストルガの大聖堂はまだ眠りについていた。
十六夜(いざよい)の月がきれいだった。
駐車している車を見て気がついた。先頭のシトロエンC4以外のサイドミラーは、みんな折りたたまれていない。これがあたり前。
わたしの前の車、シトロエン・クサラはサイドミラーが電動で折りたためずに面倒だった。こんな使われ方をしているのだ。
朝食を食べたバル。
朝食のボガディージョには、ツナ缶がたっぷりと盛られていた。
夜明けが近い。
【08:21】
エル・ガンソに着く。
土産物を売っている。
道端にも。
「亀さん」と抜きつ、抜かれつとなった。
トイレを借りたくて、バルでひと休み。
トイレは、カフェでもアルベルゲでもどこでも広くて清潔だ。
映画「サンジャックへの道」にこ子のバルが登場していた。
バル内には、おもしろそうなガラクタがいっぱい。
平面的な鐘楼の裏側はこんな風になっていた。
山道を進むと、水飲み場が。馬用だろう。
【13:09】
フォンセンバドンの私営アルベルゲに到着。まだ早いので、とりあえずは到着ビールを楽しんだ。
時間はたっぷりとあった。「ボトル飲みしました」
そのままここに泊まることに。「Monte Irago 1泊2食17€」
次の日に登るイラゴ峠を下見に。
馬が岩塩の塊りにしゃぶりついていた。
餌をもらった馬と、見張りの犬。
「星の巡礼では、犬の姿をした悪魔と対峙した場所である。}
と思ったら、自分が食べたかっただけ。
一度は廃村になったが、巡礼のにぎわいとともにアルベルゲが営業を始め、蘇りました。