六波羅密寺の辺りを巡りました。六原学区には約90もの細街路(幅員4メートル未満の道)があるそうです。その大半には名前がありませんでしたが、災害時などで場所が特定しずらいと、「みんなでつけよう ろじのあいしょうプロジェクト」が地元住民によって進められてきました。
「大切にしたい京都の路地選」(京都市都市計画局)に紹介されています。先日、聞いた「京の路地シンポジウム」でその存在を知りました。
建仁寺の南側です。向こうに清水の五重塔がそびえます・
東山通から松原通りを西に入ったところで、新しい路地名を記したプレートを見つけました。
路地は、京言葉では「ろーじ」と発音します。行きどまりの道です。小路は貫通しています。
六道珍皇寺にやってきました。この前はいく度も通ったことはありますが、初めて参りました。
陰陽師の小野篁が夜な夜な冥界と行き来したといわれる「冥途通いの井戸」が右奥にります。
朱印をいただきました。
次々とプレート発見です。
この小路は、途中に階段があり、お地蔵さんも祀られていて雰囲気はよいです。ただし、プレートはありませんでした。。
観光客でにぎわう六波羅蜜寺のすぐ近くです。路地名も「門前」だったり「裏門」だったり。
正式な地番です。向こうはもう五条通です。
色あせた看板です。黒字の部分だけが残って、もはや判読不能です。
さらに歩き続けます。宝探しをしているようです。
路地の奥に大きなスーツケースをもった外国人の家族連れを発見。
民泊になっているようです。狭い階段を上がって、2階にステイ。それにしても、どこで探したのでしょう。
さらに歩くと、見知った田中図子に行きつきました。
お隣が有名なあじき路地です。家主の安食弘子さんは、シンポジウムのパネリストをしおておられ、その話を聞きました。
風呂屋の煙突がそびえる、昔ながらの路地裏です。