播磨 アップ&ダウンの七種山縦走

 播磨の七種山(なぐさやま、683m)を反時計回りに縦走しました。全行程8.7キロでしたが、急登に急降下の連続で、累積標高上りは941mに達しました。久しぶりの本格的登山でした。おまけに2月とは思えない好天気で汗びっしょり。わたしのふくらはぎは根をあげて硬直し、あわてて持っていた漢方薬を飲むという醜態まで晒す、盛りだくさんな山行でした。
 下山後には、そんなことも忘れて次回のスケジュールを確認するという、いつものパターンでした。

 流紋岩があちこちに露出していて、岩場となっていました。まるで北アルプスを縦走しているような気分でした。

 なんと真っ青な空が広がりました。2月とは思えません。

 昼食の後は、恒例のコーヒーブレーク。おいしいリンゴに、北海道みやげのケーキやM子さん特製のチョコレートが並びました。うれれしいひと時でした。


 【2019/02/24 09:43】
 新名神-中国道と走り、福崎ICで降りて20分ほど。福崎町立青少年野外活動センターに集合しました。三田組、西宮組とわたしと3台の車をとめて、いつもの7人でスタートしました。

 縦走コースに入ると、途端に「キャー!!」と前を歩く女性の悲鳴。イノシシか何かの骨だけの死体が転がっていました。

 まだ体は温まっていないのに、初っ端から急登が始まりました。一気に汗が噴き出しました。

 上りの後には下りが待ってます。気持ちの良い尾根道はほとんどなく、アップ&ダウンの連続でした。(Oさん撮影)

 向こうに、これから縦走する尾根が続いてました。

 【10:39】
 縦走路の最大の難所は、鎖を頼りに通過しました。

 振り返ると、こんなところを登ってきました。緑色の池の畔がスタート地点です。

 うらめしい下りです。

 ロッククライミングの練習場となりそうな大きな岩の上縁を回り込みました。

 AIさんがザックのベルトにつけていたアクションカメラの超広角画像です。汗がしたたり落ちました。

 【11:57】
 七種槍(なぐさやり、577m)のピークには、三角点がありました。他には登山者とは出会わないので、ピークの小さな空き地を占拠して昼飯にしました。

 きょうのわたしの昼飯は、途中の新名神・宝塚SAの「森のパン」で買ってきた「チーズフランク」と「じゃがいーもコッペ」でした。コーンスープは湯を注いだだけです。

 大きなコロッケがはさまってました。

 M子さん特製チョコレートは、2重になっていて、プルーンがはさまっていました。この甘さが、疲れた体にはたまらないです。

 晩秋の山々は、どこがどこだかさっぱりとわかりません。なにせ、七種山も初めて聞いた山でした。

 七種山につながる急登です。ここで私の脚は悲鳴をあげました。血液が一気になくなったような感覚で硬直しました。
 あわてて持っていた「ツムラ漢方 68 芍薬甘草湯」と、いただいた「アミノバイタル2000」を飲み、しばらくそのままにしているとなんとか回復しました。

 【14:37】
 七種山に着きました。これで登りはおしましでした。

 「あれが氷ノ山!」と、遠くに連なる山々に見とれました。

 下りも相当なものでした。反対方向に縦走するのも、ハードさは変わらないようでした。

 【15:29】
 七種の滝です。もう少し水量があれば立派ですが。ちょっとショボかったです。
 

 七種神社は、山の中の立派な石積みの上に社殿がありました。

 この階段が、最後の急下りでした。

 太鼓橋を渡ってゴールも近いです。

 立派な作門寺の山門がそびえてました。

 【16:27】
 スタートから6時間半ほどでスタートした青少年野外活動センターに戻ってきました。
 予定ではこの後、近くの日帰り温泉で汗を流すはずでしたが、思いのほか時間が経過していたので、そのまま解散となりました。わたしは100キロほど走って6時過ぎに自宅に帰り着きました。

 わたしのスマホアプリ、YAMAPは本日もGPSの軌跡が途中で途切れていました。Oさんの記録をいただきました。アプリの設定をチェックする必要があります。