歩いて昼飯 背割堤の桜は、まだ蕾堅し

 きょうの10キロお散歩です。淀川をさかのぼり、三川(さんせん=桂川、宇治川、木津川)が合流する辺りを目指します。背割堤(せわりつつみ=淀川河川公園背割堤地区)の桜の開花具合が気になります。
 まだ早かったです。なんとか1本、つぼみが膨らんでいる木を見つけました。
 ほとんどは「蕾堅し」でした。この2日ほどは、冬に戻ったような寒さです。ちょっと足踏みしていたのでしょうが、あすからの気温上昇とともに、一気に開花へと向かうのでしょう。開花予想は23日、満開は30日だそうです。

 背割堤には約220本のソメイヨシノが咲き競い、桜見物の人気度では全国5位、京都府1位です。ところが2018年の台風で被害を被り、無残な状態になっている個所もあります。

 桃の花は、今を盛りと咲き誇っています。


 わが家のある水無瀬から淀川の河川敷を歩きます。「水無瀬神宮」と書かれた古い石碑があります。三川の向こうが石清水八幡宮がある男山です。

 「淀川三川合流域さくらであい館」を目指して歩いてきました。展望タワー上から背割堤を見下ろすつもりでした。

 残念ながらコロナの影響で休館中です。
 「さくらまつり2020」も中止になってしまいました。屋外とはいえ、毎年、超混雑するので、仕方ないでしょう。

 人気はなく、寂しい入り口です。

 ソメイヨシノのつぼみは、まだまだ堅いです。

 大きな切り株が右に左に、上空もスカスカです。回復には時間が必要です。

 天王山の中腹に、大山崎山荘美術館の三角屋根がのぞきます。

 1.4キロ歩いて、背割堤の先端までやって来ました。

 南側の堤防の下を戻ります。風が吹かないだけで、穏やかさが違います。
 ここが、やがてはピンクに染まります。

 カメラの被写体の優等生です。今シーズン、3度目の登場です。

 ペンペン草(ナズナ)が風にそよぎます。

 イヌフグリは、あちこちに咲いてます。

ホトケノザは、花の下にある葉が茎を包み込むようになっているのを仏の蓮華座にたとえています。

 きょうは桃が主役でした。目の覚めるようなまさに桃色です。

 桃の下はさながら桃源郷です。女性グループが整列して弁当を開けています。

 木津川にかかる御幸橋から背割堤を振り返ります。

 この後、八幡市内で昼飯を食べ、京阪・石清水八幡宮をゴールとしました。