西国二十八番「成相寺」 傘松公園で股のぞき 

成相寺1

 京都・宮津の天橋立にある成相寺にやってきました。ここに来たのは初めてです。
 27年前の冬のことです。117クーペで成相山を登りましたが、積雪がすごく、途中で退却しました。それ以来です。

成相寺2

成相寺3

 立派な山門です。

成相寺4

 「写してもいいですか」と聞いてから、シャッターを切りました。

成相寺5

 成相寺

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西国一番 お山の上も31度 「青岸渡寺」

青岸渡寺1

 西国一番札所青岸渡寺にやってきまし。
 朱塗りの三重の塔に那智の滝がかかります。

青岸渡寺2

 青岸渡寺はお山の上です。400段を超える石段を登っていきます。汗が噴き出します。

青岸渡寺2

 本堂です。この暑さなのに、参拝者が絶えません。

青岸渡寺3

 まぎれもなく「西国一番」です。
 朱印帳をお願いすると、「暑いですね。いま、31度もあるんです。ここでこんなの、珍しいです」。

青岸渡寺4

 標高約500メートルの境内からは、目の前に那智の滝が流れ落ちています。

青岸渡寺5

 隣接して熊野那智大社があります。神官が水をまいてますが、まさに「焼け石に水」です。

青岸渡寺6

青岸渡寺7

 青岸渡寺の朱印です。

青岸渡寺8

 わたしの朱印帳です。春に三十三番谷汲寺で「結願」し、夏に一番青岸渡寺で「発願」です。これから「内容」を充実させます。
 

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青春18きっぷの旅 西国1番・青岸渡寺

青春18きっぷの旅 西国一番青岸渡寺

「青春18きっぷ」で、西国一番青岸渡寺まで旅しました。
さすがに帰りは特急と利用しましたが、暑い1日の旅の思い出です。
                          2008/07/26

 6:19

 阪急水無瀬駅前のコンビニで朝食のサンドイッチと飲み物を買って、JR島本に来ました。ちょっと早すぎて、予定より10分早い普通に乗りました。

 6:30

 高槻で快速に乗り換えました。通勤ラッシュ並で、座れません。

 島本駅の改札は、6時30分まで無人です。
 「青春18きっぷをご利用のお客さまは、乗車証明は下車駅か、途中の車掌にお申し出ください」と張り紙がしてありました。最後尾に乗り、車掌に証明してもらったので、「姫路電車区」の印です。

 7:05

 大阪駅の1番線です。予定通りの関空・紀州路快速に乗ります。

 8:31

 和歌山からは御坊行きの各停です。土曜日ですが、学生がたくさんの乗ってました。

 9:47

 御坊に着きました。
 向こうのホームに、紀州鉄道のかわいい気動車がとまっています。

 9:50

 乗り換えで時間があったので、跨線橋を渡ってきました。
 昨年の夏以来の再会です。「青春18きっぷの旅 紀州鉄道に乗る」で紹介しています。

 9:52

 紀伊田辺行きがホームに入ってきました。ワンマン運行ですが4両編成です。

 10:35

 南部駅に停車中です。
 和歌山-新宮間は、紀勢線ではなく、きのくに線と呼びます。紀伊勝浦は、和歌山から数えて47番目の駅です。ひとつずつとまっていきます。

 10:42

 隣のホームを特急が通過します。何台に抜かされたことか。

 10:52

 紀伊田邊に着きました。おなじみの風景が繰り広げられます。隣のホームにとまっている新宮行きは2両編成。席を確保しようと、われ先にと走ってしますのです。

 11:26

 単線運転です。対向車がやってくるのを待ちます。

 11:28

 まもなく「周参見(すさみ)」です。運賃表を見ると。和歌山からでも2210円です。青春18きっぷは、1回分が2150円ですから、すでに上回っています。妙にトクした気分です。

 勘違いしてました。青春18きっぷは、11500円です。5で割ると、2300円となります。

 11:37

 白浜をすぎてからは、乗客はすっかり少なくなりました。18きっぷ利用とおぼしき客が目につきます。

 11:51

 またも通過待ちです。ホームに出て、腰を伸ばします。

 12:09

 海岸に沿って走ってはいますが、トンネルも多いです。

 12:24

 串本です。。本州最南端までやってきました。

 12:24

 串本駅のホームです。昔は、ホームには必ずあった水道です。

 12:31

 岩石がかわったオブジェを形成しています。向こうは大島です。

 12:44

 岬の先端に潮岬燈台が見えます。その向こうはずっと太平洋です。

 12:58

 「脱線ポイント」をゆっくりと観察しました。
 写真左は「赤」です。このまま進むと、ポイントで左に曲がり、草むらに突っ込んでしまいます。でも、よく見ると左側のレールには、右方向に一直線につながっています。
 写真右は「青」です。ポイントが切り替わっています。
 単線区間では、正面衝突防止のために、こんな仕掛けが作られています。

 13:00

 鯨の町、太地です。「たいじ」と濁るのですね。

 13:07

 やっと紀伊勝浦に着きました。
 島本からなんと6時間48分、4940円の旅でした。

 13:15

 腹が減りました。「めはり寿司二代目」に飛び込みました。

 13:27

 勝浦駅前から「神社・お寺前駐車場」行きのバスを待ちます。
 神社は熊野那智大社、お寺は青岸渡寺です。

 往復乗車券(1000円)を買いました。普通料金は片道600円です。

 14:23

青岸渡寺の三重の塔と那智の滝です。

 14:34

 那智の滝のすぐ下にある「飛瀧神社」にも行ってみました。

 14:37

 ここでは、線香のかわりに護摩木をたきます。

 14:46

 滝前バス停で帰りのバスを待ちます。それにしても暑い。汗が噴き出します。
 1杯300円のかき氷でひと息つきました。

 15:50

 紀伊勝浦駅です。この列車に乗れば、11時18分に島本に帰り着けます。でも、ご遠慮しました。

 16:06

 帰りは特急を奮発しました。新大阪まで一直線です。

 特急に乗ると、青春18きっぷは無効となり、乗車券も必要です。
 パソコン予約してましたので、通常より400円安い6500円です。

 16:17

 駅前の土産屋で買ったさんま鮨です。
 これを食べたあとは、新大阪までひたすら寝てました。

 20:03

 各停だったら和歌山の手前を走っているころ、新大阪に到着です。
 隣のホームから新快速に飛び乗りました。

 20:25

 島本に帰ってきました。
 14時間あまり、ほとんど移動してました。こんな経験は、「JR西日本、特定区間170円の旅」以来のことです。

西国二十番 紫陽花が雨滴をためる「善峯寺」

善峰寺1

 京都西山の山腹にあります。境内には、竜が寝たような姿の見事な「遊竜の松」があります。あじさいの寺としても有名で、1万2000本が咲き乱れています。
 朝から雨が降っていたので、これぞチャンスと車で出かけました。自宅から30分もかかりません。
 下界ではあがっていた雨も、山腹まで来ると雲の中。駐車場で車を降りるのを躊躇したほどです。おかげで、雨滴をためた紫陽花をたんのうしました。びっくりすることに、傘をさしながら三脚のカメラを
背負った同類(わたしは1脚)があちこちでカメラを構えてました。

善峰寺4

吉峯寺

善峰寺3

 善峯寺
 善峯寺の公式HPはこちら。

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西国十番 あじさい咲き乱れる「三室戸寺」

三室戸寺1

 あじさいが咲き乱れる西国十番札所「三室戸寺」(宇治市)です。
 こんなにすごい人出とは思ってませんでした。車ではきたことがありますが、今回は健康と、高騰したガソリン節約のためにJRでやってきました。JR宇治駅前から「あじさい寺」行きの臨時バスがでていました。ツアーバスもやってきて、駐車場はいっぱいです。
 あじさいは、それだけの価値はありましたので、別のページで紹介します。 

三室戸寺2

三室戸寺3

三室戸寺4

三室戸寺5

三室戸寺6

 三室戸寺
 

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西国二十二番 一番近い札所「総持寺」

総持寺1

 阪急・水無瀬の自宅から一番近い札所「補陀洛山 総持寺」に参りました。
 とっくに葉桜です。風が吹くと、ひらひらと残り少ない花弁が舞います。

総持寺2

 阪急・総持寺は、毎日のように通ってましたが、ここにやってきたのは初めてです。自転車で自宅から10キロちょっとでした。

総持寺3

総持寺4

 補陀洛山 総持寺
 

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西国三十三番 結願の「谷汲山華厳寺」で発心

谷汲山1

 「西国三十三番満願霊場」の谷汲山華厳寺です。淡墨桜を愛でたあと、樽見鉄道の谷汲口で下車して、バスを乗り継いでやって来ました。
 門前は、見事、満開の桜のトンネルです。

谷汲山2

 本殿は石段の先にあります。

谷汲山6

 「満願霊場」です。33個所を巡礼し終えた人は、感激も深いのでしょうが・・・。

谷汲山7

 「本堂向拝の両柱に青銅で出来た鯉は、西国を旅した巡礼たちがこの鯉をなでてなめ、精進落ちの印にする奇習があります」
 というわけで、鯛の尾っぽがてかてかに光ってます。
 プラハのカレル橋の上にも、触れると幸運が訪れるという像があったのを思い出しました。ちょっと主旨は違いますがね。

谷汲山3

 山門をくぐって下界に戻ります。

谷汲山4

 途中の茶店での休憩は、すでにアップしてます。

谷汲山5

 一応は聞きました。
 「結願の寺で、発心してもよいのでしょうか?」
 「どこから巡られても結構ですよ」
 ということで、納経帳を購入しました(朱印もいただいて2400円でした)。さすがにここでは選択の余地なく、納経帳は一種類しか売ってませんでした。
 成り行きでいただいた朱印ですが、こうなれば、三十三個所を巡りましょう。