歩いて昼飯 西国街道を10キロほど~回転寿司

 「ちょっと歩いてくる」と家を出ました。それが、10キロくらいは歩くかとなって、西国街道をつかず、離れず京都方面に。向日市の一文橋近くにある「回転寿司喜楽 一文橋店」で昼飯となりました。
 阪急西向日で10キロオーバーとなり、ここまでとしました。

 寒ブリにイカ3種など250円皿3枚、120円皿2枚でした。どれもなかなか新鮮で、うまかったです。

 回転寿司喜楽 一文橋店
 075-925-5008
 向日市上植野町堂ノ前14-1

 途中の大山崎町内で、JR京都線の小さなトンネルをくぐりました。

 「ねじりまんぽ(マンポ)」といって、壁面のレンガがねじれるように並んでいます。


 

 おとなは、かがまないと歩けない高さです。

 ねじりマンポの説明です。

 「調子八角」は、西国街道の京の東寺口から2里にあたり、一里塚があったそうです。
 京都縦貫道が頭上を通り、阪急京都線には西山天王山駅ができて、あたりはすっかりと変わりました。
 カメラのダイヤルがずれて、モノクロになっていました。

 10.64km、17264歩、2時間48分(昼食を含む)の行程でした。

歩いて昼飯 京都・大山崎 「Relish食堂」のオーガニックビール

 春がやってきたような暖かな一日でした。ダウンジャケットは着ずに、セーター姿で昼飯後の散歩に出かけました。こんなのも「歩いて昼飯」のカテゴリーにありとしておきます。
 お隣の大山崎まで歩いてきました。「Relish食堂」にはいり、よく冷えたオーガニックビールで喉を潤しました。
 奥さまは、自家製のシフォンケーキと紅茶です。ウィーンで飲んだ「Haas & haas」と同じ香りだそうです。

 サンサン・オーガニックビールは長野県軽井沢町のヤッホーブルーイング産です。国産の小麦やホップを使用とのこと。渋みの効いた爽やかな味わいです。

 壁に、要予約の「如月のランチ」の説明や、レシピが書かれています。

 明るい窓際です。向こうのコンクリート柱は、新幹線です。

 レリッシュ食堂 (Relish食堂)
 080-2522-4468
 京都府乙訓郡大山崎町大山崎鏡田20-14 1F

 行きの道すがらです。 
 メジロが2羽、ピラカンサスに止まっています。

 あわてて望遠レンズをつけましたが、ピントが甘いです。

 梅は、もう満開です。

 スイセンもあちこちで咲いています。

 帰り道、久しぶりにJR大山崎の前にある「Relish」に寄りました。「Relish食堂」と同じ女性の店です。

 きれいな器や生活雑貨が並んでいます。

 水無瀬に戻ってきて、「いちまる」で豆腐を購入。夕食は湯豆腐をいただきました。

 歩行距離は7.54キロでした。
 スマホにインストールしたアプリ「MapMyWalk」が、軌跡をきれいにトレースしてくれていました。ウォーキングの記録はこれを使います。

歩いて昼飯:食 京都・衣笠 「ムジーク」と「無限洞」

 「歩いて昼飯」のその1のターゲットとしたのが、一度、訪ねたいと思っていいた京都・衣笠の音楽喫茶「ムジーク」です。
 正面の大型スピーカと向き合うように座ります。「カフェオレ」(450円)を頼むと、パンケーキもついてきました。

 憧れのTANNOY(タンノイ)の、それもWestminster GRF Memory HW です。堂々としています。
 そこから出てくる音はー。CDからヴァイオリンが流れていました。それほどボリュームは大きくありません。それなのに、なんという弦の高音でしょう。ピーンと張りつめています。
 次のCDは、バリトンでした。まぎれもなく人の声が朗々と聞こえました。

 TANNOYを駆動しているのが、UESUGIのモノ・パワーアンプ、「U・BROS-11」です。EL34(6CA7)のパラ・プッシュです。余裕の出力なんでしょう。

 プリアンプとCDレコーダーは、ともにLUXMANです。

 わたしの部屋にも、末弟のTANNOY ⅢLZがいますが、あまりの違いに呆然です。

 昔の京都には、大好きだった高瀬川沿いの「みゅーず」や、高野悦子の「二十歳の原点」にも登場する荒神口の「しあんくれーる」とか、あちこちに音楽喫茶がありました。それが今では、ネット検索してもひっかかるのは私が高校生時代に初めて入った出町柳の「柳月堂」とここくらいです。

 ネット情報では、ランチもあるようでしたが、きょうは午後1時からの喫茶のみの営業でした。

 ムジーク
 075-464-9931
 京都市北区小松原北町30-5

 昼飯を食べたのは。「ムジーク」から北へ10メートルほどにある「(むげんどう)」です。
 「おろしハンバーグ定食」(並、700円)です。ミニもあります。

 ポン酢をかけていただきます。そのデカいこと。ご飯も大盛りで、ちょっと残してしまいました。
 なるほどボリュームともども「学食価格」です。すぐ近くが立命大衣笠キャンパスです。

 こちらも、アップライトピアノの上の古いPanasonicのスピーカーが、渋いジャッズを流していました。

 ログハウスのうような素敵な外観です。

 無限洞
 075-463-1746
 京都市北区小松原北町30-1

京都・桂 「つるめん」のヒレかつ丼うどん付

 阪急桂駅前の眼科で定期検査でした。眼圧が20前後と高すぎて緑内障の警戒域ですが、これで安定していて今回も執行猶予となりました。
 昼飯は、東口駅前にある「つるめん」にしました。「ヒレかつ丼うどん付」(930円)です。ミニきつねの出汁をひと口、すすって「これはいける!」。京風の腰のないふにゃりとしたうどんとマッチしています。

 タマゴのトロトロ具合もよくできています。七味を振りかけていただきました。

 メニューは多く、うどん単品にご飯を追加している人も多いです。ご飯はかやく、玉子かけ、ちりめん山椒といろいろあります。

 向こうが阪急桂です。

 つるめん
 075-394-0286
 京都市西京区桂野里町41-56 1F

京都・北白川 「ドンク北白川店」の生ハムとモッツアレラのパニーニ

 京都の大学病院で半年に1度の血液検査を受けました。腫瘍マーカー値は今回も問題なく、これまでになく短時間で放免されました。
 といっても2時を回っていて、あそこはと思いついた食堂は昼営業を終了していました。車だったのでちょっと走って白川通りのドンクに行きました。広い駐車場があるので、安心でした。
 昼のメニューがちょっと変わった気がしましたが、前回は2012年、その前は08年なんだから当然でしょう。
 「生ハムとモッツアレラのパニーニ」(1100円)にかぶりつきました。どっさりと載ったフライドポテトも食べ応えがあります。

 「カップスープ」(330円)は具沢山のミネストローネです。

 奥さまは、パンをセレクトしてきて、クラムチャウダーといただいていました。

 ちょっといただきましたが、かっちりと焼いてあるドンクのパンです。

 明るくて広いカフェスペースと、向こうにパン売り場があります。

 ドンク(DONQ)北白川店
 050-5596-5470
 京都市左京区北白川山田町1-1

 病院に行く途中、四条河原町の交差点に来ると、パトカーや消防車が並んでました。何事かとゆっくりと交差点を横切ると、京都市バスが交差点北西に突っ込んでいました。重傷者はいなくてよかったですが、どうしたのでしょうね。奥さまが助手席の窓から撮影しました。

京都・裏寺町 百練のステーキ定食

 裏寺町は、四条を上がったあたりの寺町と河原町のはさまれた地区です。通るたびに新しい店ができてますが、百練は十数年前に初めてやって来たときとまるで同じ佇まいです。
 名物の鉄皿で焼いた「ステーキ定食」が900円(税抜き)のままで変わっていないのもすごいことです。
 湯気が立ち上る熱々でです。柔らかくて肉汁が…といった肉ではありませんが、十分にいただけます。 

 割りばしに百練と焼き印が入っているのも、昔から変わりません。

 夜は居酒屋です。メニューもたくさん並びます。

 ドアを開けると、すぐに階段です。さすがにここまでは観光客は上がっては来ないようです。

 百練
 京都市中京区裏寺町通四条上ル中之町572
 075-213-2733

京都・三条 「珈琲工房てらまち」のお昼のオムライスプレートと「ダウントン・アビー」

 京都三条会商店街を西端(千本通)から東端(堀川通)まで歩きましたが、お目当ての中華料理店は定休でした。途中で、「大人のおこさまランチ」が気になっていた「珈琲工房てらまち」まで戻りました。
 頼んだのは「おこさま」を卒業して「お昼のオムライスプレート コーヒー付」(980円)です。数量限定に弱いです。
 煮込みハンバーグとえびフライ、それにちょっと小ぶりのオムライスです。まあ、こちらもおこさまが好きそうなのが並んでいます。

 昔の喫茶店の味です。決してカフェではありません。
 香りのよいアメリカンです。大満足のセットです。

 店を入ったところには、コーヒーの焙煎器が据えられています。もちろん、コーヒーだけを買いに来る客もいました。

 明治43年に建てられた古民家をリノベーションしています。
 2階には座敷があるようです。

 ウナギの寝床に沿って中央に柱が残っています。柱の右側に部屋が並び、私が座っている辺りは土間で「おくどさん(京都の方弁でかまどのこと)」があったのでしょう。

 見上げると天井が高くなり、明かり取りの窓があります。

 珈琲工房てらまち
 075-821-6323
 京都市中京区三条通大宮西入ル上瓦町64-24

 奥さまに誘われてJR二条駅前の「TOHOシネマズ 二条」で、劇場公開されたばかりの映画「ダウントン・アビー」を見ました。
 わが家からはJR京都で乗り換えて半時間余りです。たまに出かける高槻市内の映画館よりは、よほどきれいで立派です。イスの座り心地も良かったですが、昼寝はせずにスクリーンに向かっていました。

 ネット予約して出かけました。初めての券売機の前でまごついていると、横のお嬢さんが「ここ、押すんです」と教えてくれました。

 「ダウントン・アビー」は、20世紀初頭の英国・ヨークシャーの架空のカントリー・ハウスであるダウントン・アビーで暮らす貴族の暮らしを、当時の史実や社会情勢を背景とともに描いています。
 テレビ放映されましたが、わたしはほとんど見てません。複雑な人間関係を追っていくだけでたいへんですが、それなりに楽しみました。

宇治 「三よしや」の青菜と辛ネギの鶏なんばうどんと猿丸神社

 宇治平等院のすぐ近くにあるうどん屋で、「青菜と辛ネギの鶏なんばうどん」(900円)をいただきました。昨年も正月にここで食べたはずとブログを検索すると、忘れてましたが食べたものまで同じでした。ひとのし好は変わらないようで、同じメニューをめくると、同じ品に落ち着くようです。
 黒コショウがよく効いた、ピリリとスパイシーなうどんです。ネギのシャキシャキ感と、グニャリとしてまるで腰のない京風のうどんとのコントラストがすばらしいです。
 2枚目の写真がちょっと白色っぽいのは、湯気が出ているからです。食べ終わるころは、わたしも熱々になり、額から汗がしたたりました。

 シコシコとした鶏肉もたっぷり入ってます。

 口直しに天むすも追加しました。

 奥さまが頼んだ「かぶらあんかけ」は、蕪が丸まま1個浮かんでいます。

 三よしや
 0774-23-5958
 宇治市宇治妙楽4-10

 喪中のため、今年は初詣を控えましたが、ここへの参拝だけは外せません。宇治田原の猿丸神社です。「がん封じ」の神さまとして信仰を集めています。わたしもご利益をいただいています。
 本殿の前には、狛犬ならぬ狛猿がしめ縄を結ばれて鎮座しています。

 猿丸神社 
 京都府綴喜郡宇治田原町禅定寺粽谷44
 0774-88-3782

京都・四条大宮 餃子の王将1号店の餃子

 たぶん、これが今年最後の外食昼飯です。それにしては、というベタな選択となってしまいました。でも、旨かったからよしとしましょう。
 デゴイチの最後を見に行った嵯峨から、久しぶりに満員の嵐電に乗って四条大宮までやってきました。でも、アイデアが浮かばず、すぐ近くにある「餃子の王将1号店」に落ち着きました。あちこちにあるチェーン店ですが、ここが創業の店です。
 当然、頼んだのは餃子です。昔は、餃子に関しては「珉珉」派でした。今や、こちらも負けていません。家に帰ると、奥さまが「何、食べてきたの?」。このニンニク臭は隠せません。

 もう一品は、ニラ肉炒めです。定番のニラレバは、ちょっと苦手です。

 ニラのパリッとした食感がたまりません。

 さすがに人気店です。なんとウェイティングリストに名前を書いて待ちました。王将でこんなことをするとは思っていませんでした。
 午後2時を回っていたのに、客足は絶えません。でも回転は速く、あまり待たされることはありませんでした。

 餃子の王将 四条大宮店(1号店)
 075-801-7723
 京都市中京区四条通大宮西入錦大宮町116-2

京都・六角 「洋食 ぼんじゅーる」のハンバーグランチ

 京都・錦市場に年末の買い物に出かけました。その折の昼飯です。
 六角東洞院の角にある「洋食 ぼんじゅーる」です。11時半の開店と同時に7、8人が入ると「注文を聞いてから作りますので30分ほど時間をいただきます」。その後も客は絶えず、「時間かかります」という断りにも、すぐに満員になりました。
 黒毛和牛100%というハンバーグランチは、味付けで3種類。デミグラソースのAにしました。
 小ぶりですが、とろけるように柔らかいハンバーグです。待っても食べる値打ちがあります。

 もう1品が選べます。「秋鮭のフライ」にしました。カリッと揚がっていて、舌触りのコントラストがいい具合です。

 壁には1951年創業当時の写真が飾られていました。現在のシェフのお父さんだそうです。

 「おかず」はこの13種から選べます。「和牛すじ肉のビーフシチュー」が本日の一番人気のようでした。

 ぼんじゅーる (BONJOUR)
 075-221-6569
 京都市中京区烏丸六角東入ル

 錦市場では、今年も山利商店の「京白味噌」を買いました。
 喪中のわが家は、お節は遠慮しますが、質素に雑煮くらいはいただこうと思います。
 

 山利商店は花街の宮川町にありますが、京なまふの「麩嘉 錦店」にも並んでいます。

 ちょっと探して「ソフトニシン」もゲットしました。身欠きニシンはあちこちに並んでますが、半乾きのソフトはあまり見かけません。いつも買う東端に近い乾物店で聞くと、冷蔵庫から出してきてくれました。
 別の店で「米こうじ」も買いました。大根とともに漬けこみます。七味家の「七味」を振りかけて、わが家の冬の食卓に欠かせません。