京都・松尾 「Grand Plie(グランプリエ)」のPlie C

 買い物の続きで、天気の良さにつられてクルマを走らせました。「Grand Plie(グランプリエ)」は、予約がないとなかなか入れない人気イタリアンの「カザレッチョ」の姉妹店です。4つあるランチコースのうち、「Plie C」(1750円)を選びました。
 メーンはパスタ、ピザの選択から「漁師風スパゲティ」です。パスタは自分で何度もつくってますが、やはり頼んでしまいます。

 イカがゴロゴロと入ってます。すっきりとしたトマトスープとの相性は抜群です。

 奥さまが頼んだのはオイルベースの「海の幸とキノコのスパゲティ」でした。こちらの方が好みの味ですが、違った味にも挑戦できました。

 スタートは「ミネストローネ」でした。どの料理も熱々でサーブされました。このスープも舌をやけどするほどに熱かったです。自家製とは違った濃厚味でした。

 フォーカチャも温められていました。

 ボトルの中は水です。これが「白」だったらそれ以上のことはなかったのですがね。

 「前菜の盛り合わせ」です。これで1人分です。
 色だけでなく、味わいも様々で、これだけで楽しめました。

 デザートは「ティラミス」でした。甘さほどほどで、いい口直しでした。

 最後は「カプチーノ」でした。
 ここまですべての味、量、それに価格ともに十分に満足でした。

 1階だけで真ん中の大テーブルを中心に20人ほどが座れるスペースでしたが、満席でした。9割は女性で、お隣もちょっとおしゃれなおばさん4人連れでした。

 阪急・松尾大社のちょっと南です。

 Grand Plie (グラン プリエ )
 075-863-4123
 京都市西京区嵐山宮ノ前町44

嵐山から大悲閣へ 名残の紅葉

 早くも師走です。天気が良さそうだったので、名残の紅葉を見に出かけました。
 阪急嵐山から桂川の右岸を歩きました。観光客であふれる対岸と違ってこちらは静かです。大悲閣千光寺に登りました。対岸の亀山公園から五色の幟が翻っているのを見るばかりで、ここにやって来たのは初めてです。嵐山の紅葉と、比叡山から東山へと連なる山々が見渡せました。

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京都・大原野 「そば切り こごろ」の鴨汁そば

 大原野神社までドライブしました。紅葉にはちょっと早かったですが、すがすがしい空気でした。
 「そば切り こごろ」は、神社の境内にこの秋、オープンしたそば屋です。
 「鴨汁そば」(1650円)をいただきました。腰のある、滑らかなそばです。もちろん、ご主人の手打ちです。

 ちょっと濃い目の汁に鴨ロースが3切れ。ネギ1本分ほどが焼かれて入ってます。このネギが、そばにも増してうまいです。

 そば湯をたっぷりといただきました。

 奥さまが頼んだ「温とろろ」も、美しいそばです。柚子が香ります。小皿はアオサだったそうです。

 ゆったりとした店内です。
 元々からある「春日乃茶屋」の一部を改装して息子さん夫婦が始めたそうです。

 そばの前にちょっと一杯というのもありです。車でなければ・・・。

 そば切り こごろ
 京都市西京区大原野南春日町1152 大原野神社境内
 075-333-7311

 お参りしました。
 大原野神社は、桓武天皇が長岡京遷都のさい皇后の氏神である奈良・春日明神をここに分祀したのが起こりとされます。「京の春日さん」と呼ばれます。

 奈良の猿沢池にまねて造られた鯉沢の池が真っ赤になるのも、間もなくでしょう。

山城三十山 瓢箪崩山 大原から里山を歩く

 ちょっと風邪気味で、この2日ほど家にこもってました。もう限界です。天気も良さそうなので、京都・大原から岩倉に抜ける古い峠道を歩き、途中、山城三十山の瓢箪崩山(ひょうたんくずれやま)の頂上に立ちました。
 正面に比叡山がそびえます。この方角から見ると、頂上は意外となだらかです。
 532.4mの頂上には三等三角点があります。

 昼食には早いですが、河原町三条の進々堂で買ってきたカレーパンをかじって休憩しました。

 大原から登ってきた林道は、スギの倒木の連続。1本づつまたいで登りました。
 荒れ放題の里山を見るのは、悲しいです。

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京都・亀岡 「いし田」の天ざるそばと山椒みそ

 高槻から亀岡に抜ける道をドライブしました。ところが、亀岡に入ったあたりで通行止。先日の豪雨の影響か土砂崩れが起きたようでした。回り道をした東別院の山間の地で、おいしそうなそば屋に出くわしました。
 車を止めて暖簾をくぐると、「ご飯はなくなったので、定食はできませんが…」とのこと。「天ざるそば」(1300円)を頼みました。
 もちろん、ご主人の手打ち。細くてきれいな二八そばです。きりりと冷えており、のど越しが素敵です。

 天ぷらは田舎風ですが、サクッと揚がってます。エビが2匹もついてます。抹茶塩でいただきました。

 そば湯も香りがよかったです。

 広い古民家の「田」の字の4部屋にテーブルがゆったりと置かれています。先客が食べた器がどのテーブルにも残ってます。平日だというのに、それだけ繁盛しているということです。
 脱サラしたご主人と夫婦二人で金、土、日、月の週4日の営業です。

 お焦げの混じった釜炊きのご飯が自慢のようです。再訪の値打ちがあります。

 そば打ち室がありました。
 「有喜蕎心流 塾師範代」という認定書が掲げられていました。

 おいしそうな山椒みそを買って帰りました。

 石田と聞いてピーンときました。この辺りは江戸時代の思想家、石田梅岩の出生地のはずです。「はい、親戚です」とご主人は話してました。

 いし田
 0771-27-2092
 京都府亀岡市東別院町東掛岩垣内14

 さっそく夕飯に山椒みそをいただきました。

 きゅうりにつけました。ちょっと甘いですが、山椒の辛さがピリリと効いて、ビールのあてに最高です。

京都・山科 「餃子の王将 山科駅前店」のフェアセットC

 音羽山に登り、JR山科まで戻ってきました。ちょっと小腹が空いています。駅前に餃子の王将と珉珉が並んでました。珉珉は開店前だったので王将へ。
 「フェアセットC」(1070円)頼みました。「よだれ鶏」が王将創業50周年の感謝メニューのようです。それをメーンにしているからフェアです。よだれが出るほどクセになるというよだれ鶏のハーフと餃子、それに生ビールがセットになってます。申し分ありません。
 ラー油にタカノツメがガツンと効いたソースが後味をひくうまさです。柔らかい蒸し鶏とパリッとしたピーナッツのコントラストもイケてます。

 餃子もついてます。

 餃子に関しては、珉珉の方が圧倒的に好きでしたが、最近は王将も負けてません。

 創業50周年ですか。わたしが高校生だったころです。洛北高校の電停前(京都市電が走ってました)にできた王将で、餃子を食べたことを覚えています。

 旧東海道との角にあります。

 餃子の王将 山科駅前店
 075-591-1361
 京都市山科区安朱南屋敷町27-2

京都・舞鶴 「農村レストラン ふるる」のランチタイム

 舞鶴に墓参りに行きました。昼飯は、舞鶴ふるるファームまでドライブして、「農村レストラン ふるる」でいただきました。
 シニア料金が65歳以上とハードルが低くなってました。おかげで、わたしも悠々と飛び越えられて、うれしいことなのかカフェテリアのランチは1550円でした。
 一皿目は、マメアジの南蛮漬けを中心に、野菜てんぷらやヒジキといった和風です。おでんに炊き込みご飯と味噌汁と、これだけで盛りだくさんです。

 2皿目は、パスタにシューマイ、サラダにフライドポテトと洋風にまとめました。

 ちらし寿司もいただきました。もう満腹です。

 デザートは別腹。パンにパンケーキ、オレンジと追加です。パンプキンスープも自然な味でした。

 締めのコーヒーもうまかったです。

 刺し身などの生魚が並んでいたときもありました。シーズンでしょうか。並ぶ料理は、その都度違います。

 これまでの「農村レストラン ふるる

 舞鶴ふるるFARM
 舞鶴市字瀬崎60番地
 0773-68-0233

 向こうの海に浮かんでいるのが、オオミズナギドリ繁殖地として島全体が国の天然記念物に指定されている冠島です。

自分でつくる 衣笠丼

 衣笠丼(きぬがさどん)で簡単に昼飯にしました。冷蔵庫の目につくところに油揚げがありました。
 油揚げと九条ねぎを玉子でとじたどんぶりがが衣笠丼です。京都のご当地めしです。
 甘辛い出汁を吸った揚げと九条ネギの甘みが、炊き立て飯を引き立ててくれます。

 振りかけるのは京都・清水坂の七味屋の粉山椒です。

 吸い物は、熱湯をかけるだけの即席です。
 京都辻が花のお吸い物最中です。

 油揚げは湯通ししています。 
 奥さまが漬けているキュウリとニンジンの糠漬けも刻みました。

京都・網野 「とり松」の丹後セット(A)

 京丹後市の網野まで出かけました。せっかくやって来たのだから魚を食べるしかないでしょう。「とり松」はネット検索すると、真っ先にヒットしました。網野名物の「ばらずし」というのもはずせません。
 両方がいただける「丹後セット(A)」(1998円)です。ちょっと奮発しました。
 うまい造りです。さざえのコリコリとした歯ざわりり、イカのツルリと甘い舌ざわり、サバのムッチリとした味わい。たまりません。

 わたしのカメラには30mmマクロレンズを装着しています。35mm換算では60mmと標準レンズよりも視野が狭いです。おかげで、大きな盆の全景が写りません。立ち上がっても、これが精いっぱいです。
 改めて見ると、香の物と茶碗蒸しが写ってません。

 丹後寿司とも呼ばれるばらずしです。とり松では、サバを独自の製法で炒り炊きにしたおぼろを混ぜ込んでいます。ちょっと甘い、どこか懐かしいような味わいです。

 揚げ物は、ゲソと、スルメのようなものもありました。

 網野町の人気のお食事処らしく、2階もある広い店がいっぱいでした。
 水無瀬に帰る途中に休憩した京都縦貫道の京丹波にある道の駅「味夢の里」にも、この店のばらずしのコーナーがありました。ただし、売り切れでした。
 
 とり松
 京丹後市網野町網野146
 0772-72-0429

舞鶴 「新鮮処 魚里」のよくばりミニ海鮮丼

 舞鶴に住む義母を病院の検診に送りました。その途中の昼飯です。どこか新しい店はないかと、ネットでヒットした「新鮮処 魚里(うおり)」です。
 海鮮丼がウリのようです。「よくばりミニ海鮮丼」(1400円)というセットにしました。
 「毎日鮮魚を仕入れ、毎日売り切ります」ということです。丼からあふれんばかりですが、とびきり新鮮というほどのことはなかったような気がします。

 「よくばり」というネーミングに納得です。そばまでついてます。
 つけ醤油(左下)は、かなり甘口でした。ワサビを混ぜ込んで、丼にふりかけました。

 揚げたてのコロッケと、向こうはカキフライです。うまいですが、折角の魚を味わった口の中が脂ぎってしまい、この組み合わせはちょっと微妙です。

 何かと思ったら、濃厚ソースでした。コーヒーカップに似顔絵なら知ってますが、こんな遊びは初めてです。
 お子さま向けのメニューもあって、和食のファミレスといった風情です。にぎわっている店内にはあちこちに子供がいました。

 3月に移転オープンしたばかりだそうです。白鳥街道沿いの、以前は黄色い看板のラーメン・チェーン店があったところです。

 魚里
 0773-76-5745
 舞鶴市福来158-2