3週連続で京都縦貫道を走りました。舞鶴での昼飯は、選択に迷えばココという「凡愚」です。刺し身にも目がいきましたが「凡愚うどんセット」(1050円)です。
うどんは、きつねをセレクトしましたが、分厚いのがデーン。柔らかい麺も、まろやかな出汁もおいしいです。
炊き込みご飯は、たっぷりと盛られています。
天ぷらは、揚げたてです。
「舞鶴おでん」とか、一杯やりながらゆっくり食べたいメニューも並んでます。
凡愚
0773-77-1490
舞鶴市字北田辺170-7
ジムで汗をかいた後、買い物があって京都に出ました。昼飯は、奥さまと待ち合わせて御池に面した「リストランテ ストラーダ」で。簡単な「Aランチ」(1600円)です。
メーンのパスタは、メニューの単品から選べます。「きのこいっぱいのアリオオリオ やや辛め」にしました。ニンニクがよく効いた濃厚なプロの味です。
シイタケにエリンギなどなど。秋の味がします。
大きな器に盛ってあるので、少なめに見えます。
ジムの後の一杯は格別です。
フォカッチャはシコシコと味があります。
前菜はサラダかスープかのセレクトで、「カボチャのクリームソース」です。
ドルチェは、オリジナルケーキの「ファゴット」です。フルーツケーキがパイに包まれてます。コーヒーとともにいただきました。
器の美しさにも魅せられました。
ピアノも置かれたゆったりとした空間です。
『オーナーシェフ、福村賢一さん(67)は、関西で最初に和風スパゲティーを提供し、京都で最も早く本格イタリア料理のお店を始めた人物で知られ「弟子の弟子の弟子が京都でお店をオープンさせている」(福村さん)というこの道45年という京都イタリアン界の重鎮。』(SANKEI EXPRESS)という店でした。
リストランテ ストラーダ
京都市中京区御池通柳馬塲北東角 京都御池創生館1階
075-241-0800
京都御池創生館は、御池通に面したビルの1階部分は商業施設ですが、上階は京都市立御池中学というちょっと変わった複合施設です。
宮津をぶらりとしました。北近畿タンゴ鉄道の宮津駅前に、なんとも昭和を感じさせる喫茶店「サイホン」がありました。
午前11時までの、ぎりぎり滑り込みの「モーニングセット」です。これがすごい。モーニング発祥の地に近い岐阜で食べたモーニングセットにも負けない豪華版です。3枚切りくらいの分厚いパン。ハムエッグの下には大量のキャベツ。向こうのキュウリに隠れているのは、トマトとカキ、それにバナナです。
コーヒーも、店名通りに注文を聞いてからミルにかけた豆をサイフォンで入れてくれます。いい味です。
クラシックな内装です。地元の人たちの憩いの場となっているようで、にぎわってます。
「昴 谷村新司」とか、懐かしいタイトルが並びます。ジュークボックスのメニューです。
ジュークボックスの本体です。
あ、モーニングセットは590円でした。
「座席より立って あちこち歩かないで下さい」って、わたしが注意されてるみたいです。でも「店内でのサングラス等は外し下さい」には、思わず「どんな客がやってくるの?」とクスリとしました。、
店の外のコーナーには、土産物店が併設されてます。そこがすごい。新米や、宮津銘菓はいいとして、いつから展示しているのという、アルミのポットとか・・・。
竹中缶詰のオイルサーディンも売ってました。ピクル酢を買った飯尾醸造のすぐ近くに工場がありました。
よく目につく建物です。
それにしても駅前というのに、人影はほとんどありません。たまに歩いてるのはお年寄りです。
サイホン
0772-25-0850
京都府宮津市字鶴賀2066-56
向えには、フーテンの寅さんが暖簾をくぐって出てきそうな駅前食堂があります。おいしい魚料理が食べられるというブログ記事を読んだことがあります。
おいしい魚が食べたくて、天橋立まで走りました。もちろん車で。お目当ては「天橋立 旬の味 雪舟庵」です。
「にぎりずし 舟」です。きれいなにぎりが11貫並びます。
いくら、うに、えび、かに、縁側・・・。どれも舌の上でトロリととろけます。シャリは小ぶりです。
さばには脂がたっぷりのってます。
実はわたしが頼んだのはこちらの「寿司定食」です。寿司5貫がついてます。
はまちの刺身も、コリコリと新鮮です。
メニューには「小鉢2品、お造り、あげもの、寿司、茶碗蒸しなど、汁もの」と書かれていました。出てきた皿数はおおいですが、どれもおいしくて、きれいにいただきました。
鯖のトマトグラタン風、野菜の煮物、松茸入りの茶碗蒸と堪能しました。
窓からの眺めもまた、最高の味わいです。向こうは天橋立の松並木です。
雪舟庵
宮津市溝尻247
0772-27-1530
JR西舞鶴近くにある出雲そばの「加寿美(かすみ)」です。30年ほど前に名物の瓦そばを食べた記憶がありますが、なんとそれ以来です。店内の様子はまるで覚えてませんが、メニューに瓦そばが健在でした。屋根瓦の上に焼き茶そばが載っています。懐かしくて、頼みそうになりましたが、ちょっとお腹が空いていたので「手打ち出雲そば定食」(1080円)にしました。
そばが自慢のはずです。おいしいそばです。前菜という感じで、ペロリと平らげてしまいました。
料理がすごい。盆に盛られて登場しましたが、正面には美しい菊が。蓋を取ると、香の物でした。しゃれた器です。食事を終えて、盆がさげられても、花だけはテーブルに咲いてました。
揚げ出し豆腐に肉じゃが、イワシの丸干しに青菜の和え物、みそ汁は納豆入りでした。
肉じゃがは、舞鶴が発祥の地と胸を張る料理です。薄口醤油を使っているような薄味でしたが、肉とじゃがいもの味がします。
舞鶴には海軍鎮守府がありました。初代司令長官の東郷平八郎元帥(当時は中将)が、英国留学時代のビーフシチューを懐かしんで作らせたのが肉じゃがだったそうです。
カウンターとテーブル4卓ほどの店です。でも向こうの暖簾をくぐると、別の通路から入る立派な玄関に出ます。大きな宴会もできるれっきとした料亭です。
国道に面するそば屋さんの風情です。
庭の紫式部が、きれいな紫色でした。
加寿美
0773-75-0428
京都府舞鶴市円満寺139
京都・下鴨の実家に用事がありました。バスで四条河原町まで戻ってきて昼飯です。でもアイデアが浮かびません。高瀬川沿いの「珉珉」にしました。
昔からお馴染みの珉珉の餃子が、ただの餃子ではなく、「鍋貼餃子」(260円)と呼ぶことに、メニューを見ていて初めて気づきました。
本日は、「コーテル」も「パオロー」もどちらも「イーガー」です。店員のオーダーの言い方です。昔からの鉄板の組み合わせです。
パオロー、すなわち「爆羊肉」(650円)です。「ジンギスカン」という呼び方もあります。羊肉にからんだ、どさりとはいったタマネギが甘いです。
店に入ると、窓の下を高瀬川が流れてます。珉珉とは思えない、しゃれた店です。向こうの人だかりは漬け物の「村上重」です。
珉珉 四条店
京都市下京区西木屋町四条下ル船頭町
075-351-1960
高島屋で、ネスプレッソのカプセルを買いました。1杯、サービスしてくれます。中華の後の口直しにおいしくいただきました。
国道171号を京都府に入ったところにに、ちょっとしゃれたカフェがあります。お隣の牛丼チェーンは入ったことがありますが、その存在は先日まで気づきませんでした。
カフェ飯だろうと車を止めてメニューをのぞくと、なんとうどんや丼、定食もあります。
選んだのは「とりさんのくわ焼き定食」(860円)です。鶏の胸肉が薄い衣をまとって、甘酢で味付けされてます。くわ焼きというから、そのまま焼いてあるのかと思ってましたが、これはこれでおいしいです。
ワンプレートに、きれいに盛られています。
「朝一番にこんぶと鰹節などでだしを取って・・・」というのが自慢のようで、カボチャ、おから、ニンジンと、どれもていねいにつくられています。残念なのは、わたしにとってはどれもちょっと濃い味付けでした。みそ汁も、ちょっと塩辛かったです。
洋風茶碗蒸しとでも呼べばよさそうな一品です。でも冷やしてあります。
広いスペースです。テーブルとベンチは、手作り感のあふれる分厚い一枚板です。向こうにはライブ演奏ができるドラムスなんかのセットがあり、JBLのスピーカーからジャズが流れています。天井の梁には、サーフボードがさりげなく揚げられてれています。
多趣味のオーナーのこだわりのスペースのようです。
Moon Talk (ムーン トーク)
京都府乙訓郡大山崎町鏡田45-30
1カ月もせずに舞鶴のカフェ「BONO」を再訪です。車が止められて、眺めが良くて、味も一流です。
今回は「イロドリ プレート」(980円)にしました。
ヒレカツ、エビチリ変わり揚げ、チキンカレー煮込み、サーモン水菜、小鉢、サラダと文字通り彩たっぷりです。
「ドリンクセット」(300円)で、パンかライスが選べます。洋風定食かと勘違いして、パンを頼みましたが、これはチョイスミスでした。
おいしいヒレカツです。どれも単品は上出来です。ただ、ワンプレートとしては、カレーと和惣菜などとの統一感というか、テーマがもう一つピンとこないで、ちょっと残念でした。
おいしいコーヒーには、アンチョビ入りの自家製クッキーが付いてます。前回は、船型でした。1階の売店で、売ってます。
東舞鶴の海岸線、潮路通りにあります。2回の窓からは東舞鶴港が一望できます。向こうの山すそに、「岸壁の母」の引き揚げ桟橋があります。
BONO
舞鶴市浜1546-8
0773-65-3388
ジムで汗を流した後、買い物があって京都に出ました。その前に昼飯です。知らない店があちこちにできている裏寺町ですが、昔からの「百練」は同じ佇まいです。名物の「ステーキ定食」(900円)を頼みました。
さすがにこの価格では、分厚くて柔らかいステーキは望むべくもありませんが、ガーリック味の焼きたては旨いです。8年前にも同じのを食べてます。同じ価格というのがすごいです。
年季を感じる鉄板にのってます。
「さあ、裏寺の百練で今日は昼から飲もかいな。」。名刺に書かれたキャッチコピーですが、わたしも昼から「生」です。汗をかいた体にしみこみます。
焼き印が入った割りばしも、格好がいいです。
階段を上った2階に店はあります。前を通りかかった観光客は、まず素通りしてしまうでしょう。ネットで調べてくれば別ですが。
後から入ってきた男性の胸には、錦市場にある有名な刃物屋の店名が刺しゅうされてました。地元の人も昼食に利用する店のようです。
百練
京都市中京区裏寺町通四条上ル中之町572
075-213-2733