芦生の森 トロッコ跡ハイキング

 京都・南丹の美山町芦生(あしゅう)にある芦生の森、正確には京都大学フィールド科学教育研究センター芦生研究林、昔の呼び方では京大演習林にハイキングに行きました。
 これまでの暑さはどこに行ったのか、初秋すら感じさせるすがすがしい1日でした。
 美山川に沿って、演習林の研究用に使われたトロッコの軌道跡が残っています。緑の空気をいっぱいに吸って、リフレッシュしました。

 川面には、対岸の樹々が美しく反射していました。紅葉のシーズンに、またやって来たいです。

 本日のわたしの山メシは素麺でした。前回の炎天下の高御位山登山で、同行者がおいしいそうに食べておられました。さっそく真似をしました。渓流に浸した冷たい素麺が、ツルツルとのどを滑りました。

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さながら耐熱訓練 酷暑の高御位山

 さながら耐熱訓練でした。きょうの姫路市の最高気温は35.7度。この夏、記録的高温となっている京都ほどではないにしても、雲ひとつない快晴でした。酷暑に変わりはありませんでした。
 そんな中、誰に頼まれたわけでもないですが、播磨アルプスの高御位山に登りました。標高こそ304メートルとしれてますが、山全体が岩稜むき出しです。上からの直射、下からの輻射熱で、熱せられたフライパンの上を歩いているようでした。
 それだけにピークでの達成感もひとしお。記憶に残る山行となりました。 

 奥穂高からの下山中に手指を骨折したSくん。ウォーキングポールは右1本ながら、いつものように先頭を切ってました。

 下山途中から「かき氷、かき氷」と夢想してました。鹿嶋神社の茶屋でのこの1杯で、やっとクールダウンすることができました。

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汗だらだらで登った 摩耶山

 六甲山系の摩耶山に登りました。暑さは覚悟してましたが、この日は曇天となった代わりに湿度はたっぷり。これまでに経験したことがないほどに汗をだらだらと流す、予想外にハードな山行となりました。
 標高は698.6mとしれていますが、ほぼ海抜0メートルからのスタートとなり、急坂の連続でした。
 それでも頂上近くには「槍と穂高」もあり、別世界のような光景が広がっていました。もちろん北アルプスではありません。穂高湖に影を落とすシェール槍です。

 わたしにとってはうれしいことがありました。
 山麓の摩耶ケーブル駅は、「近畿の駅百選」に選ばれています。朝礼中の駅員に認定プレートの場所を尋ねると、事務所の壁に固定されていた認定プレートをわざわざ外して写真を撮らせてくれました。
 プレートを掲げた写真は、92駅目にして初めてです。

 300段の階段を上りました。旧天上寺の参道です。急な登りばかりのルートでしたが、とりわけ汗がほとばしる難所でした。

 杣谷川に沿って下る徳川道は、先日の豪雨で荒れていて、何度も渡渉を繰り返すルートでした。下りなのに、またも汗が噴き出しました。

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DAHONで走る 法隆寺から大和川を下る

 法隆寺から折り畳み自転車、DAHONに乗って大和川を下りました。
 暑い1日でした。ペットボトルの水を3本分ほど飲みました。風を切って走っているので、汗が流れるという感覚はあまりありませんでしたが、山を歩くのとは違う筋肉を使って疲れました。
 それでも、家にいてエアコンの冷気を浴びているよりは、よほど心地よい35キロのサイクリングでした。

 昼飯は、JR柏原近くの中華でいただきました。冷やし担々麺がピリリと辛く、食欲の減退した腹に滑り込みました。
 良く冷えたお茶を3杯も飲み干しました。

 Cさん、誘ってくださりありがとうございます。月光仮面のような、いや完全防備ないでたちのKさん、またご一緒しましょう。

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DAHONで走る 橋本の遊郭跡から山田池公園のショウブ

 折り畳みの小径自転車、DAHONで走りました。
 このところ、京都北山を一緒によく歩いているCさんに誘われました。DAHONを2台並べてのサイクリングでした。木津川、宇治川、桂川の川が合流するあたりの背割り堤でちょっと休憩です。桜並木の名所ですが、静かでした。
 コースは、阪急・水無瀬から時計回りに大山崎-八幡-橋本-牧野-山田池公園-宮之阪-枚方-枚方大橋-水無瀬と全長38.9kmに達していました。山田池公園のショウブが満開でした。

 京阪の線路わきにある橋本遊郭の歌舞練場(?)だった立派な2階建てです。ツタに覆われて朽ちようとしています。
 学生時代は、京阪特急で通学してました。毎日、ここを通ってましたが、知りませんでした。

 橋本遊郭の当時の建物が残っています。玄関に立派な浮彫の欄間がかかっていました。

 これが「飾り窓」です。きれいどころが嬌声を振りまいたのでしょう。窓の覆いは後世のものでしょうか。

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兵庫県最高峰 氷ノ山に登る

 氷ノ山(ひょうのせん)に登りました。兵庫・養父市と鳥取・若桜町との県境にある標高1,510mの山です。いつもの5人と、新しい仲間おひとりです。
 わが家から麓の登山口までは車で片道160キロほどもあります。誘われなくては、ここまでやてくることもなかったでしょう。
 よく晴れて、気持ちのよいカラッとした風も吹き抜けた頂上です。

 シーズン最後のイワカガミに出会うことができました。

 ドウダンツツジもきれいでした。灯台躑躅とも、満天星躑躅とも漢字表記するようです。

 なによりも美しかったのがこの緑でした。

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滋賀・湖北 赤坂山のイワカガミ

 湖北のマキノ高原から福井との県境に位置する赤坂山に登りました。花の百名山です。
 残念ながら春の花には遅すぎました。それでもイワカガミが待っていてくれました。寒風からの下山路には、薄いピンクや濃い色のまでがきれいに咲いていました。

 葉に光沢があるから岩鏡です。

 藤原岳や住塚山に登った仲間と一緒でした。

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信州木曽・上松 赤沢森林鉄道に乗る

 平均樹齢300年以上のヒノキ天然林が広がる赤沢自然休養林。その中を走る赤沢森林鉄道に乗りました(15日)。
 かつては木曽森林鉄道として一帯に総延長500キロにも及ぶ線路が敷かれ、木材運搬に活躍しました。やがてトラック運輸に主役を奪われ、昭和50年に日本から姿を消しました。
 赤沢森林鉄道は昭和62年に、観光路線として復活しました。

 森林鉄道記念館と丸山渡間の往復2.2キロを、機関車が客車5両を引いて運行されています。

 森林鉄道記念館には、米国・ボールドウィン製の蒸気機関車も動態保存されています。

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信州・上高地を歩く ニリンソウと5月の花

 上高地を訪れました(16日)。初夏のような快晴の下、雪を残した西穂から奥穂、前穂と穂高のスカイラインがくっきりと望めました。
 明神のあたりでは、白いニリンソウがあちこちに群生してました。

 きんぽうげ科の二輪草です。確かに1本の茎から2輪の花を咲かせています。

 花弁の周辺が薄いピンクにそまったのもありました。

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山城三十山 焼杉山で食べる自家製お弁当

 山城三十山の焼杉山(717m)に登りました。「大原の里10名山」にも選ばれています。3月末の金毘羅山、翠黛山に続いての3座目です。
 頂上で食べたのは、奥さま作のお弁当です。おむすび3つには、塩昆布、梅干し、高菜漬けが。おかずはサケ、玉子焼き、ウインナー、ほうれん草と盛りだくさんでした。

 3等三角点のある頂上です。登って来たときは、2つの大グループが一帯を占拠していて、おおにぎわいでした。やがて静かになりました。

 初参加の1人を加えて、英会話教室のお友だちとそのお仲間ら7人で記念撮影しました。

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