「数」ある欧州旅 『19』

 スペイン・サンティアゴ巡礼の思いで深い1枚です。旅の前半のエステージャです。
 広場に面したレストランで巡礼定食を食べました。少年たちは、サッカーのボールを追ってました。カメラを向けると、列をつくってポーズをとってくれました。
 わたしも加わったところで、その日、知り合い、一緒に食事をしたKさんが、すかさずシャッターを押してくれました。

 ウィーン北部のハイリゲンシュタットにベートーベン通りと名づけられた小道がありました。傍らを小川が流れていました。
 ベートーベンは、ここを散策していて交響曲第6番「田園」の曲想を得たそうです。

 スイス・ルツェルンで見かけたレストランの看板です。ちょっと昔になりましたが、ランチの安い方で19€とは。スペインの巡礼では、夕食でも10€ほどだったことと比べると、スイスの物価は随分と高いです。

 ミラノのマルペンサ空港です。市内中心部まではシャトルバス(マルペンサ・エクスプレス)に乗りました。ところが乗り込んだバスは、なんだかヘン。
 「Milano Centarale?」と、運転手に確かめました。「No,No!」。運転手はバスを降りて、正しいバス停まで案内してくれました。迷子にならなくてよかったです。

芦生の森 トロッコ跡ハイキング

 京都・南丹の美山町芦生(あしゅう)にある芦生の森、正確には京都大学フィールド科学教育研究センター芦生研究林、昔の呼び方では京大演習林にハイキングに行きました。
 これまでの暑さはどこに行ったのか、初秋すら感じさせるすがすがしい1日でした。
 美山川に沿って、演習林の研究用に使われたトロッコの軌道跡が残っています。緑の空気をいっぱいに吸って、リフレッシュしました。

 川面には、対岸の樹々が美しく反射していました。紅葉のシーズンに、またやって来たいです。

 本日のわたしの山メシは素麺でした。前回の炎天下の高御位山登山で、同行者がおいしいそうに食べておられました。さっそく真似をしました。渓流に浸した冷たい素麺が、ツルツルとのどを滑りました。

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「数」ある欧州旅 『18』

 ベルギーのアントワープからアムステルダムへはタリスに乗りました。ユーロスターと同様に、フランスのTGVを基本につくられた高速特急です。
 指定席は18号車だったので、ホームの表示に従って待ってました。ところが入線してきたタリスの編成は前後が逆でした。あわててホームを右往左往する人がたくさんいました。ターミナルで前後が逆転するのは、欧州ではよくあることです。

 ブダペストで見かけた味のあるポストです。18の文字は拡大しておきました。

 スペインの付加価値税(日本の消費税に相当)は、商品によって軽減税率が適用されますが、アルコール類は標準税率の18%です。
 Radlerは、ビールをレモンやレモネードで割ったアルコール飲料です。歩き疲れた体には、すっきりとした味わいがたまりませんでした。

 ベルリンの国立絵画館のチケットです。18歳までは無料です。
 フェルメールの「真珠の首飾りの女」は、東京に出張中でした。

「数」ある欧州旅 『17』

 アムステルダムの中央駅は、どこか東京駅と似ています。
 「17」は、市内に縦横に伸びるトラムの行き先のひとつです。コンセルトヘボウ(コンサート・ホール)へは5番でした。

 アムステルダムにやって来たのは、マリス・ヤンソンス指揮のロイヤル・コンセルトヘボウ・オーケストラのコンサートを聴きたかったからです。ベルリン・フィルで聴いて、すっかりファンなったヤンソンスのコンセルへボウでの最後のシーズンでした。
 座席は、発売開始と同時にネット予約しましたが、ちょっと後ろの17列でした。

 アムステルダムは、運河の町です。遊覧ボートで巡りました。音声ガイドは20か国語もありました。日本語は「17」でした。

 ブリュッセルの街角です。17は小さいです。

 ドイツ・リューネブルクのニコライ教会です。教会が閉まるのは5時です。
 この教会でわたしの奥さまたち女声アンサンブル「コール マーテル」が、日曜ミサに献歌しました。高いドームに澄み切った声が響き渡りました。あの日、洗礼を受けたパウル君は、わんぱく坊主に成長しているのでしょうか。

 こちらは、欧州旅に出発する関西空港です。
 かつては、オーストリア航空のウィーン直行便が飛んでいました。上から下まで真っ赤なコスチュームのキャビン・アテンダントが格好よかったです。復活してほしい路線です。

宇治 「手もみうどん うえだ」の木の葉丼ミニうどん付

 宇治・興聖寺での盂蘭盆会の法要は、思いのほかスムーズに終わりました。
 それでは昼飯です。ネットで「近くのうどん屋」で検索してやって来た「手もみうどん うえだ」です。
 名前の通りうどんが自慢の店ですが、うどんがおいしい店は、丼もいけます。というわけで「木の葉丼ミニうどん付」(810円)です。
 関西には、カツ丼だけでなく、木の葉丼やら衣笠丼やら、シンプルな丼がいろいろあります。かまぼこやシイタケを木の葉のように散らしたのが木の葉丼です。期待にたがわぬ味でした。おまけに、ご飯もたっぷりです。 

 うどんは「冷や」です。パリッとした天かすなんかがトッピングされていて、適度の腰のある麺がうまいです。

 奥さまが頼んだ「素揚げ野菜入り ぶっかけうどん」には、ふっくらと膨らんだモチが2個も載っていました。それが全部、回ってきました。おいしかったけど、満腹です。

 住宅街の角にありました。人気店のようです。「売り切れ次第終了」の張り紙がありました。

 手もみうどん うえだ
 0744-23-4909
 宇治市宇治蛇塚76-3

京都人の密かな愉しみ その4 興聖寺と盂蘭盆会

 盂蘭盆会(お盆)の法要が、檀徒となっている宇治・興聖寺の法堂で営まれました。
 お参りをすませ、経木(お塔婆)をいただきました。

 薄曇りで、暑さは和らぎました。この後、墓参りをしていると、ポツリときました。
 昨年は、カンカン照りでした。大勢の参拝で長時間待たされてぐったりしました。覚悟してましたが、ことしは静かにお参りすることができました。

 「京都人の密かな愉しみ」(NHK)に、ロケ地として何度も登場しました。
 ロケ地巡りでやって来たわけではありませんが、いい眺めに変わりはありません。

 道元禅師が最初に開いた「修行道場」です。今も座禅の修行が続けられています。

 広い庫裏です。

 番組では、三八子(常盤貴子)の母が訪ねてくるシーンに使われていました。

 大きな釜が並びます。
 番組では、寺男となったヒースロー教授が里芋をむくシーンに登場しました。

 このブログ内の「京都人の密かな愉しみ」と興聖寺

 興聖寺
 0774-21-2040
 宇治市宇治山田27

 

「数」ある欧州旅 『16』

 後半戦の「16」となりましたが、ナンバー探しは途端に苦戦です。

 マドリードのチャマルティン駅16番ホームに停車するrenfe(スペイン国鉄)の特急・Alviaです。ホーム端に改札があり、乗車券のQRコードがチェックされました。手荷物は、空港と同じX線検査もありました。
 スリにご用心の駅でもあり緊張しましたが、乗ってしまうと快適でした。

 サンティアゴ巡礼では、ドミトリーのアルベルゲ(巡礼者用宿泊施設)に泊まりました。
 オ・セブレイロの峠にある公営アルベルゲでは、指定されたベッドは上段でした。足が痛かったので、下段が希望だったのです。
 ベッドの選択は先着順が多いです。前から数人目に並んでたので、ちょっと不満でしたが、実際に寝てみると隅っこで頭の上が窓という快適スペースでした。
 

 プラハの旧市街広場には、この町のシンボルの古い天文時計があります。それをデザインした土産物もいろいろありました。ちょっと苦しい16です。

 ベルリンの目抜き通り、ウンター・デン・リンデンを歩いていると、見た事がない車が飾られていました。
 調べてみると「ブガッティ・ヴェイロン16.4グランスポーツ」です。なんとか16が見えるということで。

自分でつくる 豚ライス

 「豚丼名人」のタレが残っています。簡単に豚丼にしましたが、皿に盛ったので「豚ライス」としました。たっぷりの玉ねぎが甘くて、これは必須ですね。
 目玉焼きをのせ、なすびのオイル漬けを付け合わせにしました。
 前回は、トマトを添えてます。皿まで同じでしたが、彩の点では負けました。

 なすびのオイル漬けは、そのまま食べてもいい味です。ほぼなくなりました。

「数」ある欧州旅 『15』

 「15」です。折り返し点まできました。
 ベルリン中央駅の15番ホームからは、Sバーン(都市高速鉄道網)が発着します。地下区間も多いため第三軌条方式による電化が採用されています。地下鉄が5階に止まり、長距離列車は地下ホームという常識の逆転が、この駅で迷子になりそうだった原因でしょうか。
 2006年、サッカーのドイツWカップにあわせて開業した比較的、新しい駅です。 

 同じような鉄骨構造ですが、ベルリンのテーゲル空港は、1948年のベルリン封鎖時に、わずか49日で滑走路が建設されました。東西冷戦時の物資空輸の拠点でした。
 新空港(ブランデンブルク空港)ができると廃港と決まってますが、まだ健在のようです。

 ドイツ版新幹線のICEです。ドレスデン発フランクフルト行きに乗りました。
 座席指定車といったものはなく、シートの上に表示されている区間だけが予約されてます。このシートもアイゼナッハ(バッハの生誕地)からフルダの間以外は、自由に座れます。
 ICEは電光表示ですが、古い車両では手書きのカードが差し込まれていました。

 スペイン・サンティアゴ巡礼では、わたしのスマートフォンにバルセロナで手に入れたボーダフォンESのプリペイドSIMを挿していました。おかげで野外でもほとんどの場所でネット接続はもちろん、国内通話ができました。

 こちらはカタール・ドーハのハマド国際空港です。欧州ではありませんが。
 デューティ・フリーの店も充実しておみやげ購入客らでにぎわっています。支払いはユーロでもできますが、つり銭はUSドルかQR(カタール・リヤル)です。

「数」ある欧州旅 『14』

 「14」といわれても、あまりピンとこない数字です。ジャイアンツのファンでもないし。
 スペイン。サンティアゴ巡礼からの帰り道。サンティアゴ・デ・コンポステーラ空港からライアン・エアーでバルセロナに飛びました。
 海外でのLCC(格安航空機)の利用は初めてでした。ザックは別料金で預けましたが、大方の人が機内持ち込みでした。同じ巡礼帰りの男性が、規定サイズを超えたザックを頭上の収納スペースに必死になって詰め込んでいるのがこっけいでした。

オーストリア・ザルツブルクで「夏の音楽祭」を聴いた日の朝です。こんなに寒かったのです。ことしの夏はどうだったのでしょうか?

 イタリア・ミラノのトラムです。低床の新型車も走ってますが、オレンジ色の古い車両が好きです。後方の円形の建物は、ダビンチの「最後の晩餐」の壁画が残っているサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ修道院です。

 スイス・チューリッヒのトラムは2度目です。それにしても町の雰囲気とぴったりとくるブルーです。