京都・桂 中村軒のお雑煮

 桂離宮のすぐ南にある「御菓子司 中村軒」に「お雑煮」(1040円)を食べに訪れました。
 白味噌がこってりとした京都の雑煮です。昆布と鰹節で濃厚に摂った出汁が、他では食べられません。
 そこへ別皿でついてくる削りたての鰹節を追加します。たまりません。

 軟らかい丸餅が2つに小芋がはいっています。とろけるように伸びる餅です。

 赤飯もいただきました。

 奥さまが頼んだ「にゅうめんセット」(1380円)です。こちらに赤飯がついていました。単品で頼むよりはリーズナブルでした。
 こちらの出汁も、薄味ながら濃厚でした。

 「みたらし団子」を1本、デザートに追加して、シェアしました。

 白味噌に山椒がきいています。甘さは控えめです。皿にに残った味噌を、楊枝ですくって食べ尽くしました。

 京都・宮川町の山利の白味噌を使用しています。
 わが家も、ここでその白味噌の存在を教えられて以来、正月のお雑煮に使っています。

 2年前の正月には、京都・北野にあった仮店舗で食べています。この店が改装中でした。
 外観は昔のままですが、内部がきれいになっています。2階座敷は、土足のまま上れるテーブル席になっていて、きょうは初めてそちらでいただきました。
 通りに面した虫籠窓あたりの内部です。桂離宮の緑を目の前にできる魅力的な空間です。

 朝からの雪が残っています。中2階風に見える左が虫籠窓です。

 中村軒
 075-381-2650
 京都市西京区桂浅原町61

自分でつくる タマネギ、ブロッコリーとアンチョビのパスタ

 きょうも朝から雪が降り、クルマが白くなりました。どこにも出かけずに昼飯はパスタです。
 手作りアンチョビでおいしくいただくためにネット検索しました。タマネギを使ったレシピに決めましたが、「茹でたブロッコリーが残ってるから使って」の指示がでました。
 薄切りしたタマネギをアンチョビとともにしっかりと炒め、白ワインと茹で汁で煮込んでソースにしました。最後にブロッコリーも加えました。
 タマネギの甘さと、アンチョビの程よい塩気が効いたなかなかのお味です。

 ニンニクは必須です。

 食後のコーヒーもいいものです。

ちょっと一杯 カキのアヒージョ

 おいしそうなカキがありました。
 「どうして食べる?」、「そりゃアヒージョでしょ!」。
 というわけでわたしが作ったカキのアヒージョで満足の一杯です。
 サイコーにうまいカキの食べ方でしょう。

 ワインが進みます。
 1コインワインのアルパカのバギンボックス(3リットル入り)から、デキャンターに分けてます。

 ブロッコリーのアンチョビ炒めもつくりました。手作りアンチョビは、イワシの香りが素晴らしいです。

 お相手はバケットです。

 オイルにつけると、これまたイケます。

 広島のカキでした。
 スキレットのニンニクとタカノツメをオリーブオイルで熱します、カキとマッシュルームを放り込み、岩塩を振りかければすぐに完成です。

 窓の外は、すっかり白い世界です。

歩いて京都十六社 その3完 市比賣神社~御香宮

 歩いて「京都十六社朱印めぐり」は、3回目。前回の続きで市比賣神社から御香宮まで5社を参りました。巡拝成就の印と干支の卯の置物をいただきました。
 一筆書きに京都市内をほぼ一周して歩いた総距離は50キロほどに達しました。健康祈願を神頼みだけでなく、自ら実践することができました。

 市比賣(いちひめ)神社は、女神さまだけお祀りしているところから女性の守り神とされます。この日も祈祷を受ける女性参拝者が多く見受けられました。

 市比賣神社
 女性の守り神 市場の守り神
 京都市下京区河原町五条下ル一筋目西入ル 

 豊国(とよくに)神社は、天下統一を成し遂げた太閤秀吉を祀っています。伏見城遺構と伝わる国宝唐門は金ピカで、立派なたたずまいです。

 豊国神社
 開運招福 良縁成就
 京都市東山区大和大路通正面茶屋町530

 新熊野(いまぐまの)神社は、熊野詣を繰り返した後白河法皇が紀州国熊野の神を勧請して創建されました。京都三熊野のひとつです。

 新熊野神社
 健康長寿 病魔退散 お腹の神
 京都市東山区今熊野椥ノ森町42

 藤森(ふじのもり)神社は、今日では勝運と馬の神様として知られ、馬主や騎手などの競馬関係者や馬券的中を願う競馬ファンの参拝者でにぎわいます。

 藤森神社
 男人守護の神 勝運と馬の社
 京都市伏見区深草鳥居崎町609

 御香宮は、境内に香のよい水が湧き出て、この水を飲むと病がたちまち癒ったという奇瑞から清和天皇より「御香宮」の名を賜っています。

 御香宮
 安産 病気平癒
 京都市伏見区御香宮門前町174

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京都・伏見 鳥せいの焼きとり定食と神聖

 「京都十六社朱印めぐり」は3回目で歩き切って伏見桃山の御香宮で巡拝啓就しました。昼飯は鳥せい本店に直行しました。
 お腹も空いていたので「焼きとり定食」(850円)です。
 手羽先など人気の串4本にサラダ、温かいご飯とみそ汁です。

 その前に、とりあえずの生中は欠かせません。寒い日和だったとはいえ、阪急・京都河原町から5つの神社を巡って10キロほど歩いてきました。喉はかわきました。

 このテカリがうまさの証明です。

 「手羽元唐揚げ」(370円)も頼んでいました。こんがりジューシーに揚がっています。

 生中だけでは足りず、「蔵出し原酒」を追加です。日ごろ、あまり口にしない清酒ですが、ここで飲めば格別です。

 神聖は創業延宝5年(1677)の老舗酒蔵、山本本家の銘酒です。その酒蔵が店になっています。

 いつも狭い待合がいっぱいになります。きょうは平日のうえ、午後1時を回っていたので、3組ほどの待ちですみました。

 鳥せい 本店
 050-5868-4951
 京都市伏見区上油掛町186

 月桂冠大倉記念館に隣接す「伏見夢百衆」まで足を延ばしました。伏見の銘酒がならぶショップです。
 わたしは「塩ぽんず」が欲しかったのです。キンシ正宗が藻塩でつくっています。

 銘酒が楽しめるカフェも併設しています。

 伏見夢百衆
 075-623-1360
 京都市伏見区南浜町247

ARABIAのマグカップでモーニング

 北欧食器ブランドARABIA(アラビア)のマグカップをゲットしました。さっそくモーニングでわが家デビューでした。
 ブルーの絵柄が素敵なパストラーリ(右)とエステリです。
 神戸三田プレミアムアウトレットに昨日、訪れたのは、奥さまがこれが欲しかったからです。
 軽井沢土産のムーミンマグと並べてみました。 

 わたしの朝食は、決まっています。トーストにマヨネーズを塗り、きゅうりかルッコラにハムかチーズのせです。

 スウェーデンの陶器メーカー、ロールストランド社の子会社として1873年にフィンランド・ヘルシンキ郊外のアラビア地区で誕生したのがアラビアです。

 リンゴは薄く切るのが、わが家のブームです。
 黄色い皿もアラビア、青いグラスはiittala(イッタラ)です。

 イッタラの大型グラスは、わたしが欲しかったのです。
 さっそく昨晩、ジムビームのハイボールをつくって楽しみました。

 グラスの底にある突起がきれいです。
 イッタラは1881年、フィンランドで生まれた美しい輝きと伝統のクラフトマンシップを継承するガラスメーカーです。

 マグカップはB級品(選別外品)のうえ、新春バーゲンの目玉としてお手頃価格になってました。

 目移りします。

 人気のムーミンシリーズです。

 この皿も素敵です。ここに自分でつくるパスタを盛りたいです。

 神戸三田プレミアムアウトレットのイッタラです。

神戸・三田 ファームサーカス食堂の「季節の農家ごはん」

 神戸三田プレミア・アウトレットに出かけました。奥さまは、フィンランド食器のiittalaがお目当てでした。
 ひと回り買い物は済ませて、昼飯はお隣の道の駅、神戸フルーツ・フラワーパーク大沢にある「ファームサーカス食堂」でいただきました。「季節の農家ごはん」(1200円)です。
 本日のメーンの白身魚フライを中心に、ちぢみほうれんそうのソテーや北神ねぎのぬた、うず高く盛り上がったレタスなどの野菜たちです。それぞれが優しい味をしていて、軽くいただくことができました。

 3年前にもやって来ています。同じものを食べてますが、価格までも同じです。

 揚げとダイコンのおいしかったみそ汁は、北神みそというのを使っているようです。

 広い店内はガラーンとして静かでした。

 寒さはそれほど感じませんでしたが、お隣の遊戯施設は稼働中でした。

 ファームサーカス食堂 (FARM CIRCUS 食堂)
 078-954-1940
 神戸市北区大沢町上大沢2150 道の駅 神戸フルーツ・フラワーパーク大沢

 売店には、北神ねぎやイチゴが並んでいました。

 1本、買って帰りました。

歩いて京都十六社 その2 わら天神宮~粟田神社

 歩いて「京都十六社朱印めぐり」の2回目です。阪急・西院から北上してわら天神宮から時計回りに7社で朱印をいただきました。今回も総距離は20㌔近くに達し、3万歩を超えました。
 子授けうさぎがいる東天王岡崎神社は、卯(うさぎ)年とあって参拝者でいっぱい。人気のうさぎみくじのうさぎが、ズラリと並んでいました。

 わら天神宮(敷地神社)から参りました。
 安産の神さまとして知られます。わたしも初孫が生まれる前に、帯をいただきにやってきたことがあります。

 わら天神宮
 安産 厄除 子授け
 京都市北区衣笠天神森町

 「玉の輿(たまのこし)神社」とも呼ばれる今宮神社は古い神社です。

 今宮神社
 健康長寿 良縁開運
 京都市北区紫野今宮町21

 御霊神社はいただいたパンフレットではこれで「かみごりょうじんじゃ」とルビが振られています。上御霊神社のことです。
 「応仁の乱」が始まった地といわれ、境内には碑があります。

 御霊神社
 こころしづめ 厄除 学業成就
 京都市上京区上御霊前通烏丸東イル上御霊町495

 京都熊野神社は、紀伊国熊野から熊野大神を勧請したのに始まります。京都三熊野のひとつです。
 シンボルは3本脚の八咫烏(やたがらす)で、最近ではサッカーの神さまです。

 京都熊野神社
 縁結び 安産 病気平癒 災い除け
 京都市左京区聖護院山王町43

 東天王岡崎神社は、桓武天皇が平安京遷都にあたり王城守護のあて京の四方に建てた社のひとつで、都の東(卯の方位)にあるから東天王です。
 うさぎとの縁が深く、ことしは大にぎわいです。 

 東天王岡崎神社
 子授け 安産 縁結び 厄除け
 京都市左京区岡崎東天王町51

 熊野若王子(にゃくおうじ)神社も三熊野のひとつで、哲学の道の南端の山際にあります。
 熊野詣の修験者は、ここで身よ浄めて出発したといわれます。わたしも熊野向けて歩いたときに参ったことがります。

 熊野若王子神社
 学業成就 商売繁盛
 京都市左京区若王子町2

 粟田神社は京の七口の粟田口にあり、古くから旅立ちの守護神として参られてきました。

 粟田神社
 旅立ち守護 厄除
 京都市東山区粟田口鍛冶町1

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京都・南禅寺 日の出うどんの特カレーうどん

 「京都十六社朱印めぐり」のその2を歩きました。うさぎがあふれ、参拝者でいっぱいの岡崎神社にお参りして、ああ腹減った~。
 「日の出うどん」までやって来ると、予想外に行列が短かったので、わたしも並びました。
 京風カレーうどんの人気店です。肉もあげも食べたかったので、両方が入っている「特カレーうどん」(1100円)です。
 まずはれんげで出汁をすすります。おいし~い(「まーこさんは食べ友」のまーこさん風に!)。適度にスパイシーなのを、よく効いた出汁が下支えしています。 

 京都のうどんです。当然、フニャフニャで讃岐うどんのようなコシは存在しません。ねっとりした麺に、出汁がよく絡みます。

 カレーうどんといえば白ご飯は欠かせません。「ライス小」(150円)には、ちょっと甘いたくわんが3切れついてます。

 カレーの他にも、普通のうどんから丼までメニューは幅広いです。
 カレーうどんでヒットするまでは、どこにでもある町のうどん店だったのでしょう。

 映画「きのう何食べた?」のロケ地となりました。京都観光にやってきた2人が、おいしそうに食べてました。
 わたしもこの映画で知りました。

 熱いカレーうどんを食べていると、時間がかかります。ちょっと空いたなと思っていたら、閉店でした。

 店はテーブルが6席ほどと、それほど広くはありません。前回、前を歩いたときには、2、3時間はかかりそうな長い行列でした。きょうでも、席に着くまで半時間でした。

 日の出うどん
 075-751-9251
 京都市左京区南禅寺北ノ坊町36

自分でつくる たらこ・卵あんかけうどん

 温かいうどんでほっこりとしました。寒さが戻ってきた1日でした。
 葛でとろみをつけた卵とじうどんに、赤いたらこをトッピングした豪華版です。1杯950円ってところですかね。もっといけるとの声も。
 たらこが出汁に溶け込んで、ほどよい塩加減です。

 口直しに白菜の漬け物もいただきました。七味と醤油を振りかけて万全です。

 昆布と鰹節で出汁をとりました。
 葛を溶いておきます。
 冷凍のうどんをそのまま出汁に放り込んで煮込みます。
 うどんを鉢に取った後、ネギを入れ、葛でとろみをつけ、卵を流し込みます。

 ふんわりとした卵とじができあがりました。