ドン・ルイスⅠ世橋を歩いて渡る

【 paso a paso 3 2023/05/17 】

 巡礼を前にポルトを観光した1日でした。
 歩いてドン・ルイスⅠ世橋を渡ってポルト大聖堂へ。巡礼のためのクレデンシャル(巡礼証明書)をいただきました。あとはアスレージョの駅や教会を訪ね、もう一度、ドン・ルイスⅠ世橋を渡って対岸のポートワインの倉庫群を回りました。

 オステル「ORIGAMI」に2泊しました。折り紙のことかなと思っていると、東洋系のオーナー(管理人?)は、片言の日本語を話しました。部屋には折り紙が飾られていました。

 広いリビングに客室が5つ。食堂と共用のバス・トイレが2カ所ありました。

 朝食のテーブルです。4人分がセットされていました。簡単ですが、十分でした。

 シリアル類やジュース、ヨーグルトもありました。

 こちらは2日目です。パンをトーストしました。

 部屋は質素ですが清潔に保たれており、ゆっくりとくつろげました。

 さて、出発です。大通りを歩いてドン・ルイスⅠ世橋に向かいました。

 ドウロ川の左岸までやって来ました。対岸に旧市街の赤い屋根が連なっていました。

 ドン・ルイスⅠ世橋は3層構造になっていて、最上部はメトロと歩行者用です。

 メトロが近づく音さえ聞いておれば、あとは自由に歩けます。

 夜は大にぎわいだった川辺です。

 左岸には名産のポートワインのワイナリーや倉庫が並びます。

 川辺からケーブルカーで上がることもできます。

 ポルト大聖堂に参り、巡礼の通行手形ともいうべきクレデンシャルをいただきました。塔から眺めたポルトの町は、映画「魔女の宅急便」そのもののようでした。

 ポルト大聖堂でクレデンシャルをいただく

 世界で一番美しい書店、リブラリア・レロを訪れ、アスレージョの駅や教会を見て回りまし。
 町は観光客でいっぱいでした。だれもマスクなんてしてませんでした。 

 足元のマンホールのふただって、こんなにおしゃれです。

 ドウロ川に下っていきます。

 右岸を下っていくと、トラムが走ってきました。飛び乗りたかったのですが、停留所は待ち客でいっぱいでした。

 昼飯は、川沿いのカフェで名物のフランセジーニャをいただきました。
 おやつには、これも名物のナタ(エッグタルト)まで口にしています。

 ポルトを食べる フランセジーニャとナタ

 腹ごなしにはドン・ルイスⅠ世橋の最下層を渡りました。

 橋の銘板です。

 ちょっと違った視界です。

 左岸も散歩道になっていました。頭上をゴンドラが動いています。

 ポートワインを試飲させてくるワイナリーもあります。どこにしようかと迷っているうちに、一番奥のエリアまで来てしまいました。

 ちょっと疲れたので、ゴンドラで引き返すことにしました。

 どの角度から見ても絵になる橋です。

 見どころいっぱいのポルトでした。