ウィーン最古のレストラン、グリーヒェンバイスル(Griechenbeisel)です。1500年ごろから営業している歴史的な店です。
こんな店、わたしたち夫婦だけでは怖気づいてしまいます。ウィーン住まいのバイオリニストのちかちゃんが予約してくれてました。
クリスマス・シーズンの定番は、こちらでは七面鳥ではなくグース(ガチョウ)です。丸焼きされた1/4片、片足の半分でしょうか。これが1人前です。ローズマリーが突き刺さっています。
初めて口にする肉です。恐る恐る! 口に運びました。おいしい!! ジビエ独特の臭みなどはなく、ほどよく脂もまわって、これはイケました。
赤ワインを頼みました。小さなデキャンターから、テーブルのグラスに注いでくれました。
奥さまは、これまたウィーン料理の定番、ターフェルシュピッツです。牛肉のスライスが、柔らくなるまで煮込まれています。
真ん中は、出汁をとった骨髄でしょうか。
ポテトやソースがついてます。
ホ-スラディッシュのワサビ味でいただきました。
「マーク・トゥウェインの間」は、サインの間とも呼ばれます。ここで食事をした有名人のサインが壁から天井まで一面にぎっしりと残っています。
「モーッアルトはどこなの?」と聞いた店員が、「ここだよ!」と釣り竿のような竹で教えてくれました。
Wolfgang Amadeus Mozart。確かにそれらしく読めます。
ベートーベンにシューベルト、シュトラウスに・・・。覚えきれない名前が出てきました。
エゴン・シーレと並んで米倉涼子や假屋崎省吾って、どうなの!!
店の玄関です。
路地の先には、テークアウェー専門の人気のコーヒー店がありました。窓が店舗でした。