リューベック ホルステン門は傾いたままで

 【2010/09/17】

 「ハンザ同盟の盟主」として栄えたLuebeck/リューベックを訪れました。
 町に入る城門が、このHolstentor/ホルステン門です。15世紀にできた頑丈な2つの城砦です。でも、あまりの重さから地盤沈下して、傾いています。
 このピタリと水平、垂直に割り切れないところが、なんとも人間くさくてシンパシーを覚えます。

 門の上部には「CONCORDIA DOMI FORIS PAX(内には団結、外には平和を)」という金文字が鮮やかです。

 門の内側です。

 左にそびえているのがマリエン教会です。
 トーマス・マンの故郷で、かの「ブッテンブローク家の人々」(読んだことはありません)は、この町に住んだ一族をモデルにしており、その館も残っているようですが、時間切れで訪れることはできませんでした。

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