井原線の特別企画車両「夢 やすらぎ」が、反対側からやってきました。
井原線は、岡山県総社市を起点として、清音村、真備町、矢掛町、井原市を経て広島県神辺町に至る延長41.7キロメートルの鉄道です。第3セクターの井原鉄道が運行しています。旧国鉄時代に建設が始まりましたが、途中で中断。平成11年に開業した、新しい鉄道です。
車両も新しく、この車両は平成17年にできたばかりです。
矢掛からわたしが乗ったのは、IRT355ディーゼルカーで、平成10年に新潟鐵工所大山工場で作られました。
井原線のきっぷです。青春18きっぷでは乗れません。
矢掛町は、本陣、脇本陣が残るきれいな宿場町です。町のはずれに井原線の矢掛駅はあります。
昔からあった駅だと、そこから町が広がります。駅前は一番にぎやかなところです。こちらはあとからできた駅で、中心から外れています。
待合室できっぷを買いましたが、改札はありません。高架上のホームには自由に出入りできます。
ワンマンカーが、高架軌道を進みます。
3月3日には「やかげの流しびな」が行われます。天井から、その流しびながぶらさがっています。
トンネルが続きます。ちょっと揺れる区間だったので、カメラがぶれてます(まるでいいわけ)。
吉備真備(きびのまきび)駅です。ちょっと歴史を思い出させる名前です。遣唐使でしたよね。
真備町の駅です。
トンネルの次は鉄橋です。高梁川を渡ります。
JRと結ぶ清音駅に近づきました。両側が伯備線のレールです。井原線は、このひと駅先の総社まで続きますが、レールは多分、共用でしょう。
わたしは、向こうから来た伯備線に乗り換え、岡山から赤穂線を通り、播州赤穂から新快速に乗り換えて帰りました。