紙管スピーカーは、機嫌よく鳴ってます。でも、改造への意欲をかきたてられました。
使用しているタイムドメインラボ社製のプロトタイプユニットを徹底的に改造した工程を、こと細かく掲載している「先達」がおられます。プロトタイプユニットの改造を読んでしまうと、次のテーマが決まりました。ダンパーの改造です。
ダンパーというのは、ボイスコイルが巻かれた上下に動くボビンを正確な位置に保持することにあります。なぜそれを改造するかは、HPに詳しいですが、「すごく良い感じに変わりました」という言葉を信じました。
細かな細工ができるデザインカッターナイフの刃を新しくします。
ダンパーの切り取る部分を、フェルトペンでマーキングします。
ダンパーを切り取ります。
3つの梁で支えるように切り取りました。
さて、その効果です。確実に音が変わりました。高音がさらに澄み渡り、エマニュエル・パユのフルートはキラリと冴えわたります。伴奏のハープシコードも、弦をひっかく音がハッとするほど生々しいです。
HPでは、次はダンパー撤去へと過激に進みますが、わたしはこの辺りでひと段落でしょうか。