淡路島最高峰 諭鶴羽山で食べる助六寿司

 淡路島の最高峰、諭鶴羽山に登りました。「神話と大自然に彩られた霊峰」です。
 頂上近くの諭鶴羽神社で食べた「助六寿司」です。途中の神戸淡路鳴門自動車道の室津SAにあったコンビニ、ファミリーマートで買ってきました。「長ねぎのみそ汁」は、あたりまえですがねぎたっぷりです。
 いなり寿司は大好物です。

 バーナーは快調に熱湯を湧き立たせてくれました。

 コーヒーもいい味です。こんな陽だまりで飲めば、最高です。

 学生時代からの「どたぐつ」の仲間、Sくんと、その友人のOさんとの3人で登りました。
 「関西百名山」を月イチで登って行こうということになり、その第1回でした。

 7時半にJR西宮で待ち合わせて、Oさんの車で淡路島に向かいました。
 明石海峡大橋を渡ったときは、薄曇りでした。まだ明けきっていなかたようです。
 やがて青い空が広がり、日中の最高気温は実測で17度を記録する春のような汗ばむ絶好の1日となりました。

 【09:31】
 淡路島を縦断して西淡三原ICまで走り、島の南東端に近い南あわじ市の灘黒岩までやって来ました。ここが登山口です。
 着こんでいたフリースやダウンのベストを脱いで歩き始めました。

 峰の電波塔の右側が頂上でした。

 諭鶴羽古道の表参道を登ります。
 一の鳥居がありました。享保年間の町石がありました。ここは、信仰の道であり、修行の道でした。

 しょっぱなから急坂です。

 表参道は十八町ありますが、十四町から町石を確認することができました。

 右側が崩れ落ちた道を進みます。

 「菊か店跡」です。往時はこんなところに茶店があったのです。

 諭鶴羽権現の薬師堂跡です。こんな山奥に、立派な伽藍があったのでしょう。

 【10:50】
 汗をかきかき、ほぼ予定通りに諭鶴羽神社まで登ってきました。実は、ここまで車道がつながっています。
 麓の駐車場で話したおじさんも、「車で行けるよ。ここから登れるけど、たいへんだよ」と。
 お参りは後にして、頂上を目指しました。

 電波塔まで来ましたが、頂上はまだ先でした。

 初春の暖かさの中を汗だくで登ってきましたが、頂上近くにはなんと雪が残っていました。

 諭鶴羽山の頂上です。
 標高608.0メートル。淡路島最高峰。関西百名山。兵庫ふるさと50山。いろんな肩書があります。

 1等三角点もあります。
 スマホ・アプリの高度計は誤差数メートルのほぼ正確な標高を表示しました。
 それにひきかえ、わたしの高度計付き腕時計は、キャリブレーション(較正)してなかったとはいえ、大きな誤差が生じました。これでは出番が減ります。

 諭鶴羽神社に参りました。
 「国生み神話」で知られる伊弉諾(いざなぎ)、伊弉冉(いざなみ)の神が、鶴の羽に載ってこの山のカヤの大樹に舞い降りたというのが山名の由来だそうです。

 【12:17】
 登ってきたルートを下りました。こんなに急坂を登って来たのかと驚きました。

 【12:59】
 快調に海抜6メートルの海岸線まで下ってきました。高低差602メートルを往復した勘定です。
 向こうは沼島です。

 【15:24】
 灘黒岩水仙郷で、きれいに咲いた水仙を思う存分、写真撮影(別にアップ)しました。
 さらに北淡の名刹、常隆寺まで、細い山道を走りました。

 趣のある常隆寺の裏手にある常隆寺山(515m)が、Sくんが制覇を目指している兵庫100山のひとつでした。
 

 仕上げに、淡路島天然温泉東浦サンパーク・花の湯で気持ちのいい湯につかり汗を流しました。満足な1日でした。
 この後、JR神戸まで送ってもらい帰宅しました。わが家着は7時前でした。