ちょっと豪勢に八幡の松花堂庭園・美術館内の「京都吉兆 松花堂店」で松花堂弁当をいただきました。
造りや揚げ物などが、4つのマスにきれいに並んでいます。
江戸初期の文人、松花堂昭乗が小物入れや煙草盆として愛用した四つ切塗り箱からヒントを得て、吉兆の創業者、湯木貞一が考案したそうです。
先付けは、車海老に焼きナスやトマトが添えられた冷製です。
椀には、大きな鱧が浮かんでいます。温かな汁がいい香りです。
左上のマスです。
ローストビーフにはゴボウを刻んだのが載ってます。とろけるようです。
出汁巻きは、京料理らしくきわめて薄味です。
笹寿司も優しい味です。
右上は、鯛とイカの造りです。トロリとしています。
右手前の揚げ物は、サーモンの芳香揚げとイカです。唐辛子も振られていて、アクセントになっています。
左手前は、夏野菜が冷たいあんをまとっています。
ご飯には、ちりめん山椒を振りかけていただきました。
デザートは、アイスクリームをお茶の和菓子、シナモンの香りがする焼き菓子でした。
松花堂庭園の一端が眺められる静かな店内です。
いただきもののお食事券がありました。土産までついていました。
松花堂庭園は、割引料金(100円)で入園できましたが、あまりの暑さに遠慮しました。
京都吉兆 松花堂店
075-971-3311
京都府八幡市八幡女郎花43-1