京都・大原 シャクナゲ尾根の満開ロード

 京都・大原の北に東西に2キロほど続く尾根があります。「シャクナゲ(石楠花)尾根」と名付けられていて、この時期はシャクナゲであふれます。
 「今年は大当たり」というYAMAPの登山情報を見て、わたしも早起きして出かけました。
 純白からピンクがっかたもの、もっと深いバラ色まで、次から次へと現れる格好の被写体に、シャッターを切り続けました。

 シャクナゲの画像が、これでもかと続きます。

 【2023/04/20 09:17】
 宝ヶ池の国際会館前から京都バスで小出石までやって来ました。平日にここまでやって来るバスは、2時間に1本です。
 20人ほどが下車しました。みなさん、シャクナゲが目的です。

 道端にムラサキケマンが咲いてます。

 しばらく車道を歩き、いよいよ山道です。女性ばかり10人ほどのグループと前後しました。

 ルートはしっかりとしていますが、かなりの急登です。

 「しゃくなげ尾根」の表示が導いてくれます。

 20分ほどで尾根に到達しました。
 最初にお目にかかったシャクナゲです。

 あとは、次から次へと。

  シャクナゲの花はがく片5、花弁筒状5裂、雌蕊1、雄蕊10です。

 毎年、やって来るという方も、「今年は大ホームランや!」と言ってられました。

 動画も撮りました。満開の具合を確認してください。

 【11:28】
 立ち止まってはカメラを構え、ゆっくりと歩いてきました。
 尾根が開けてました。向こうは京都府最高峰の皆子山でしょう。

 シャクナゲ尾根を下り、大原から天ヶ岳、百井峠(ももいとうげ)に通じるルートと出会いました。
 わたしは大原へと下ります。

 ルート沿いにイワウチワと思われる葉がありました。咲いていないかなと近づくと、つぼみのようなのが確認できました。

 咲いてました。でも一輪だけでした。ちょっと元気がありません。

 よくよく見ると、これはつぼみではなくて、花が散った後のガクでしょうか。
 となれば開花時期には遅すぎて、最後の一輪が残っていたことになります。

 ウチワのような葉だけが茂っています。

 フラットな気持ちのよい道が続きました。

【12:29】
 焼杉山、翠黛山(すいたいさん)との分岐まで下ってきました。ここで昼飯にしました。

 途中のコンビニで買ってきたカップラーメンとおにぎりで簡単に済ませました。

 どこで食べても同じ味の安心食糧です。

 寂光院はもうすぐでした。

 【13:21】
 京都バスの大原バス停に到着です。冷たいものでもと考えてましたが、京都駅行きのバスがすぐにやってきたので、飛び乗りました。