ブレゲンツとルツェルン

ブレゲンツ音楽祭

 「ブレゲンツ音楽祭」(Bregenzer Festspiele)です。オーストリアに西の端、スイス、ドイツと接するボーデン湖(Boden see)岸の町、ブレゲンツで毎夏、行われる音楽祭です。湖上に作った舞台で、今夏はプッチーニの歌劇「トスカ」が演じられています。(写真は公式HPより)

ルツェルン

 3年前の夏、念願かなって「ザルツブルク音楽祭」でウィーン・フィルハーモニーを楽しみました。勢いづいた翌年は、「プラハの春 音楽祭」でバッハのヨハネ受難曲に感動しました。昨年は、何度もチャレンジしながら手にはいらなかった「サイトウ・キネン・フェスティバル in 松本」のチケットをゲット。小沢征爾と内田光子に酔いました。
 で、今年です。春から行動を開始しました。ターゲットはスイスの「ルツェルン音楽祭」でした。まだスイスにいけるかどうかもわかりませんでしたが、ネット予約が始まってしまいました。ままよ! と、2席予約をいれると、「受け付けました」との返事。一気に、その気になって、過去2回、世話になったWEB利用の個人旅行代理業者に航空券やホテルを頼みました。
 ところが、1カ月ほどして問い合わせたら、「オーバーブッキングでチケットはありません」との返事。これまでもネット予約で何度もチケットを確保してきましたが、これほど不親切な音楽祭はありません(怒りを込めて、声を大にしておきます)。
 そんな音楽祭も、商売には熱心なようで、名簿に登録されていたのでしょう。冬の「ピアノ・フェスティバル」の案内をきょう、送ってきました。
 

ブレゲンツ・チケット

 「ブレゲンツ音楽祭」のチケットです。幸い、ルツェルン音楽祭で予定していた同じ日が、ブレゲンツの最終日でした。スイスのチューリッヒから国境を越えますが、国鉄で1時間半ほどのところにあります。
 チケットの日付は19日(日)です。
 というわけで、来週は夏休みをとって、スイスへ旅立ちます。

ブレゲンツ2

 「スイス 2007 夏」というカテゴリーを作りました。土曜日には出発です。そして、向こうでも「きょうの昼食」を更新できればと思っています。

青春18きっぷの旅 讃岐うどんを食べに高松へ

青春18きっぷ

 JRの「青春18きっぷ」。11,500円で5回、あるいは5人が当日限り、乗り放題の人気のチケット。ただし乗れるのは普通のみ。左の3枚に詳しい使い方が書かれている。

青春18切符2

 初回の使用は21日。JR山崎駅の改札口で「1回」の欄に改札印を押してもらう。
 この段階で払い戻しはできなくなる。最後まで使い切るしかない。

瀬戸大橋

 普通、快速と乗り継いで瀬戸大橋を渡ります。目指すは四国・高松です。

マリンラーナー

 高松駅に停車する2両のマリンライナーです。高松側の先頭車両だけはダブルデッカーで、グリーン車です。
 旅の詳細はHP版をご覧ください。

昭和の「鉄道模型」をつくる

鉄道模型1

 帰り道、いつものように梅田の紀伊国屋に入ったら『昭和の「鉄道模型」をつくる』(講談社刊、780円)が並んでました。
 「なつかしい町並みと 小さな鉄道が あなたの部屋に よみがえる。」というサブタイトルがついてます。週刊のNゲージ・ジオラマ製作マガジンです。
 この手の企画の常として、創刊号だけは半額に設定されています。とりあえず、買ってみました。
 昭和の鉄道模型というわけで、Nゲージの車両「モ1031」がついてました。
 これから、昭和の商店などの町並みを再現していきます。

鉄道模型2

鉄道模型3

鉄道模型4

 発売は「トミックス」です。模型に詳しい方なら、よくご存じのメーカーです。
 さて、わたしはどうしたものか? 過去に木造帆船に挫折しているだけに、ちょっと考えてしまいます。

トロッコ保津峡駅でひと休み~列車編

トロッコ1

 雨が降りそうにないので、京都の清滝-保津峡-嵯峨野-嵐山とハイキングしました。途中、休憩のために立ち寄ったのが嵯峨野トロッコ列車の「トロッコ保津峡駅」です。
 昔は国鉄山陰線の軌道でしたが、時間短縮のためバイパス・トンネルができて廃線となりました。でも、景色がすばらしい区間なので、嵯峨野観光鉄道が、トロッコ列車を走らせています。
 だれもいないホームのベンチで腰掛けて、心地よい風を楽みました。しばらくすると、嵯峨方面のトンネルを抜けて、トロッコ列車がやってきました。

トロッコ2

 トロッコ列車の先頭には、運転手が座っています。当たり前ですが、駆動しているいのは最後尾のディーゼル機関車です。

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トロッコ保津峡駅でひと休み~駅舎編

保津峡駅1

 嵯峨野観光鉄道の「トロッコ保津峡駅」のホームから見下ろす保津峡です。
 保津峡下りの船が通り過ぎます。橋脚の下でカメラを構えたカメラマンが、マイクで叫びます「記念写真です。こちらを向いてください」。こんな商売もあるんです。でも、どんな仕組みでしょうか? 船は嵐山の渡月橋近くで下船となります。そこで焼き上げた写真を売りつけるには?
 わたしのカメラはLIMIX FZ-30です。レンズは交換できませんが、35-420ミリを1本でカバーしてくれる優れものです。それでも欲がでます。もっと望遠を、もっとワイドをと。
 このカットはワイド・コンバーション・レンズを装着して撮影しました。24ミリで撮影した計算です。 

保津峡駅2

 こちらのカットは、カメラ本体のワイド端である35ミリの画像です。ちょっとレンズの向きが上にずれているので、正確な比較はできません。でも、35と24ミリの差に満足しています。

ワイコン

 レンズに装着しているのが、LUMIX純正のワイコン(0.7倍)です。YAHOOオークションで見つけて、落札しました。
 向こうは、以前からもっているテレコン(1.7倍)です。こちらはオリンパス製です。
 これで、24-35--420-714ミリをカバーできるようになりました。
 最初からレンズ交換可能なデジカメを購入すればいいんでしょうがね。

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嵐山温泉「駅の足湯」でひと休み

足湯1

 嵐電(らんでん=京福電車嵐山線)の終点、嵐山駅に嵐山温泉「駅の足湯」があります。電車には乗ってませんが、駅前を通りかかったので、ひと休みしました。目の前を電車が通り過ぎる、ふしぎな光景です。

足湯2

 スラックスをまくり上げて、足をつけます。それほど熱くはないですが、じんわりと温かさ伝わります。久しぶりにちょっと歩いて疲れた足に、気持ちが良いです。

足湯3

 
 嵐山駅のホームの先端に、足湯はあります。

足湯4

 定員は15人ほどでしょうか。

足湯5

足湯6

 利用料は150円。タオルがついています。

足湯7

 いつの間にか、客で一杯になっています。

「阪急阪神1dayパス」の有効利用

1day1

 阪急と阪神が統合しました。それを記念して「阪急阪神1dayパス」という1日乗り放題チケットが売り出されています。通勤途上でこの中吊りを見たのがウンのつき。学生時代からお世話になっている阪急です。「乗せてもらいましょう」という気になりました。同じことなら、できるだけ有効に。
 というわけで水無瀬をスタートして、桂-嵐山-桂-河原町-淡路-天神橋六丁目-北千里-十三-石橋-箕面-石橋-宝塚-西宮北口-今津-西宮北口-夙川-苦楽園-夙川-三宮…と乗り継ぎました。

1day ticket

 「1dayパス」は1200円です。磁気カードの裏面に、途中下車駅が刻印されるのを楽しみにしていました。ところが、8時45分に水無瀬で乗車したときに「乗車」と記録されただけで、あとはフリーパスでした。

1day3

 河原町です。四条通りに上がって、パチリと撮影。ホームに取って返りました。

1day5

 北千里です。

1day7

 宝塚です。ファミリーランドは跡形がありません。
 「近畿の駅百選」に選ばれています。

1day10

 三宮です。
 ここで中華を食べて、帰りは阪神を走破する予定でした。ところが思わぬハプニングで、あわてて帰宅することになってしまいました。
 続きは、またの機会にします。
 旅の詳細は、HP版「阪急阪神1dayパスの有効利用法」をご覧ください。

仏師がつくるスピーカー

スピーカー1

 京都・寺町をふらふらと歩きました。ガラスの向こうに、気になるシロモノを見つけました。

スピーカー2

 店内に静かな音楽が流れます。ゆったりと鳴っています。その音源が、口径10センチほどのコレでした。

スピーカー6

 全容はこんな具合です。

スピーカー3

 作者の「石川眞水」をネットで検索してみました。なんと、滋賀・水口の仏師だそうです。インタビューの動画もありました。

スピーカー4

 四角錐のメトロノームのようなデザインも、きれいです。

スピーカー5

 「紙司柿本」にそのスピーカーは展示されていました。ここの和紙が使われているからです。
 柿本は創業が江戸末期という、紙の老舗です。いろんな和紙のほかに、デザインされた祝い袋などの小物もあって、人気ショップになってます。

ウィーン版ミュージカル「エリザベート」

 《お詫び》 このところ、サーバーがトラブルの連続で、作動していない時の方が長くなっています。その間にアクセスしていただいたかた、申しわけありません。改善に努めていますが、まだまだ不安定な状態が続きそうです。お許しください。

Elizabeth1

 ウィーンで長期公演されている人気ミュージカル「エリザベート」の引っ越し公演を、大阪・梅田の梅田芸術劇場で観ました。その存在は、知ってましたが、観たのはもちろん、初めてです。

Elizabeth2

 記念に手に入れたプログラム(2000円)です。

Elizabeth3

 セリフはほとんどなく、全編が音楽とともに流れるように進みます。舞台装置も、途切れることなく動きながら、各場面に移っていきます。
 なによりも、キャストがすばらし歌を聴かせてくれました。
 エリザベートのマヤ・ハクフォートは、素顔はそこそこのおばさんのようですが、若々しいシシーも魅せました。トートのマテ・カマラスも舞台中を駆け回るエネルギッシュな演技でした。
 カーテンコールです。ウィーンでは、クラシック・コンサートでも最後の拍手の場面はカメラ・フリーです。1枚、撮りましたが、露光があってません。おかげで、中央で頭を下げるマヤが、真っ白にとんでいます。

Elizabeth4

 エリザベート大好きの知人から借りているCD、DVDです。中央のDVDは、会場でも売ってました。これは、その知人がウィーンのアン・デア・ウィーン劇場で買われたものです。もちろんドイツ語で、字幕なんてありません。左は宝塚版です。まだ、観る時間がありません。

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京都 「キムチのカネショウ」のキムチで作る井上鍋

キムチ1

 白菜キムチとオイキムチ(キュウリのキムチ)です。ビニール袋からだして、皿に盛りつけたところです。どちらも「小」で350円でした。オイキムチは、これだけでビールのアテに最高です。

キムチ2

 自転車を「キムチのカネショウ」まで走らせました。クルマで通りかかったときに、何回か買ったことがある店です。
 韓国食材の専門店です。JR京都駅の東南、九条河原町を上がったところにあります。
 キムチのカネショウ   地図
 TEL 075-691-4612
 〒601-8005 京都市南区東九条西岩本町39 
 http://www2.neweb.ne.jp/wc/hanglnet/kimchi.htm

キムチ3

 店のおばさんに断って、写真を撮りました。
 どれもキムチです。白菜だけではありません。大根、キュウリ、オリジナルの京野菜などが並んでいます。
 サンショも、辛いのから、色ほどでもないのまでいろいろあります。

キムチ4

 イカキムチといった海鮮のキムチなど、珍しいものがいっぱいです。

キムチ5

 「トンソク 500円」「トンミミ(スライス)300円」など、思わず手を出しそうです。でも食べ方がわかりません。生の「人参」も並んでいます。

伊藤鍋1

 「井上鍋」がS新聞のきょうの朝刊に載ってました。ネットで有名になった料理のようです。
 「金龍 焼肉たれ(中辛)」が必需品だそうです。

伊藤鍋2

 炊きあがった井上鍋です。ししとう、キャベツ、ウインナソーセージ、ニラ、モヤシ、揚げ、そして中心に白菜キムチが入ってます。底には鶏肉が沈んでいます。
 想像したほど辛くはなく、野菜をたっぷり食べました。キャベツだけで半個くらい入ってます。キムチ鍋とは違う、マイルドな味でした。