(3) 石山寺-烏丸半島 (03/05/24)
(水無瀬-JR石山-)京阪石山寺-瀬田の唐橋-近江大橋-矢橋帰帆島-高砂橋-志那漁港-烏丸半島-草津烏丸半島港(-びわ湖大橋港-JR堅田-水無瀬)
コース距離=14.5キロ、1日の総歩行数=27,282歩
10:29
出発点は京阪石山寺駅。
10:44
瀬田の唐橋を渡る。
この橋を琵琶湖周歩の旅の出発点とする。再びここに戻ってくるんのはいつの日か?
10:46
オープン・ステージのこの日は、おばさん(いや昔少女)ふたりが付き合ってくれる。
10:47
東岸からみた唐橋。
「日本三大名橋」のひとつだそうな。
11:03
湖岸には漕艇場が。練習中のボートやカヌー、カヤックが行き交う。
30年前のわれわれのように、トレーニングに汗を流す大学生も。
11:25
同じ標識の表裏。
反時計回りでは唐橋からまだ3キロ。それが、逆に回ると唐橋から190キロ。琵琶湖一周は193キロもある。
湖岸にはサイクリングロードが整備されていて、安心して歩ける。
11:36
矢橋帰帆島(やばせ・きはんじま)をすぎ、琵琶湖をのんびり眺めながら帰帆北橋を渡る。
近江八景のうち、今回のコースには「石山の秋月」「瀬田の夕照」「矢橋の帰帆」の3つを通る。
13:34
琵琶湖独特の漁法「えり」が仕掛けられている。
釣り糸を垂れる人も多かった。釣れているのは、ブルーギルやブラックバスといった外来魚。
対岸には比叡山がかすむ。
13:49
芝生の広場でコーヒーブレーク。
14:14
湖岸では、あちこちでバーベキューを楽しむ若者や家族づれが。
14:15
キャッチ・アンド・ノーリリースを呼びかける「外来魚回収BOX」。はいっているのはわずか。
14:37
満開の草花の中をまっすぐに歩く。
15:31
今回の終点、烏丸半島の琵琶湖博物館に着いた。20,000歩を軽く超え、満足の表情。
16:02
「南湖遊覧」の船に乗り、琵琶湖大橋をくぐって、対岸の琵琶湖大橋港に渡る。
JR堅田まで歩き、あとは新快速で。
琵琶湖周歩の旅 その2 宇治ー石山寺
(2) 宇治-石山寺 (03/05/10)
(水無瀬-阪急河原町-京阪四条-)宇治-天ヶ瀬ダム-南郷洗堰-石山寺(-京阪三条-阪急河原町-水無瀬)
11:02
出発点の京阪宇治駅。
前日は東京出張で帰宅が遅かった。おかげで寝過ごし、自宅を出たときに、すでに9時半を回っていた。急ぐ旅ではないので、気の向いた時間にスタートできる。
11:09
源氏物語の「宇治十帖」をモチーフにした新しい碑ができている。
後方の朝霧橋の向こうに平等院鳳凰堂がある。
11:14
曹洞宗・興聖寺の山門。「琴坂」と呼ばれる坂の上に、本堂がある。
田谷家の墓地もこの中にあるが、今回は手を合せるだけで素通りする。
11:28
天ヶ瀬ダムは、景気よく水を放出している。
ここまでは、散策路の続きで、歩いている人も多い。ところが、その後に出会ったのは一人だけ。
11:56
「鳳凰湖」と名づけられたダム湖にそって歩く。
道端で「甘いスイカ」を1玉800円で売っている。オヤジはスポーツ新聞を開けて、のんびりしている。
13:10
昼飯のおにぎり2個を食べる。再び歩き始めると、間もなく滋賀県に入る。
13:47
瀬田川に流れ込む支流。バスフィッシングをする人があちこちに。
何年か前に、わたしも息子とここで釣り糸を垂れたことがある。もちろん、釣れなかった。
14:25
ショートカットしようと京滋バイパスに沿って山道に入る。「桜峠」と名前は美しいが、工事中でダンプが行き交うなんてことはない坂道。
15:05
南郷の洗堰に着いた。
振り返ると、「宇治20キロ」の標識が。
15:07
万歩計は2万8000歩を超える。さすがに疲れる。
ウォーキングシューズはすっかりわが足になじんでくれたが…。
15:34
大阪湾河口から「71.4キロ」の標識が立っている。水無瀬は「34.0キロ」だったので、差し引き37.4キロを2回で踏破したことになる。
15:49
石山寺は横目で素通りする。
紫式部が「源氏物語」を書いたというゆかりに寺で、今回は源氏物語が出発、到着点になる。
15:59
京阪・石山寺駅。
なにもない、ビールも売っていない駅だった。
次回は、いよいよここから琵琶湖周歩の旅が始まる。
琵琶湖周歩の旅 その1
(1) 水無瀬-宇治 (03/04/27)
水無瀬-淀川河川敷-山崎-淀-伏見-観月橋-宇治(-京阪四条-水無瀬)

4月27日(日)、晴れ。
「琵琶湖周歩の旅」にひとり出発する。
島本町水無瀬の自宅を出て、コンビニでアクエリアスのペットボトルを1本買う。
駅前の掲示板の表示はすでに22度を示してしる。暑い一日になりそう。

5分も南下すると淀川の河川敷へ。そこからちょっと上流へ歩いたところに、「河口から34.0km」の石碑があった。ここを今回の旅のスタート地点と定める。
後方は河川敷の水無瀬ゴルフ場、はるかに石清水八幡宮のある男山。

いつもはクルマで通り過ぎる国道171号沿いも、歩いてみると新たな発見が。
京都・大山崎町との境あたりに「官幣大社 水無瀬神宮」の石碑が立っている。

大山崎地区ピクニック広場は、バーベキューを楽しもうという親子連れらでにぎわっている。

宇治川にかかる宮前橋を渡る。
振り返ると右側の手前の山が天王山。その向こう側から歩いてきた。

歩き始めて2時間。そろそろ疲れが。
馬券を買いに京都競馬場に入っていく車を横目に休憩。

伏見の濠川(宇治川派流)。観光地区としてきれいに整備されており、気持ちがよい。
菜の花(?)には、モンシロチョウが舞っている。

十石船が観光客を乗せてゆらゆらと。伏見港開港400年を記念して1999年に復活した。「秀吉」号と「龍馬」号がある。30分ほどかけて、水上から、酒蔵が並ぶ伏見の町を見ることができる。

家並みの間から「寺田屋」が見える。坂本龍馬がお龍の機転で難を逃れた「寺田屋騒動」があったところ。柱には刃傷の痕も残っている。

寺田屋近くの路地のような商店街は、いつのころからか「龍馬通り」を名乗っている。

宇治川にかかる観月橋を渡る。岸には、伏見と大阪を往復した「三十石船」を模した屋形船が係留されている。
川を渡ると、宇治までは左岸に沿って歩く。その前にラーメン店に入り、ビールをぐっとガマンして、味噌ラーメンを食べる。そこそこの味だった。

「47.5km」と書かれた大きな看板。水無瀬から川の上をまっすぐあるいてくれば13.5キロの計算。実際には、淀-伏見間は堤防上を歩けなかったので、だいぶ大回りをしている。
マメができたのか、足の踵が痛い。

48キロ地点。対岸のあたりに、小学校時代の担任の先生が住んでいて、夏休みには遊びに行き、このあたりの川原で泳いだことをがある。

宇治橋に到着した。「大化2年(646年)に架けられて日本最古の橋」と説明されている。
万歩計は3万4000歩を超えている。