信州木曽・上松 赤沢森林鉄道に乗る

 平均樹齢300年以上のヒノキ天然林が広がる赤沢自然休養林。その中を走る赤沢森林鉄道に乗りました(15日)。
 かつては木曽森林鉄道として一帯に総延長500キロにも及ぶ線路が敷かれ、木材運搬に活躍しました。やがてトラック運輸に主役を奪われ、昭和50年に日本から姿を消しました。
 赤沢森林鉄道は昭和62年に、観光路線として復活しました。

 森林鉄道記念館と丸山渡間の往復2.2キロを、機関車が客車5両を引いて運行されています。

 森林鉄道記念館には、米国・ボールドウィン製の蒸気機関車も動態保存されています。

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雨の日、ベランダのアジサイ

 朝から雨が降ってきました。ベランダのアジサイをフェンス際に寄せて、水滴をかぶらせました。

 「伊予の五月雨」という品種です。山アジサイとコガクウツギの自然交雑種だそうです。株全体に五月雨が降りそそぐ様に見えるようになるそうです。 

 もう1株のアジサイです。こちらの花は、白からピンクに変化します。

 よく根付いています。開花も間もなくでしょう。

宇治市植物公園のハーブたち

 「植物園にでも散歩に行くか」ということになりました。といっても京都府立植物園は市内の人出の多さからちょっとおっくうです。初めて行った宇治市植物公園は、車で30分ほどでした。
 温室には、カラフルな熱帯の花々が咲き乱れていました。それはそれでインスタ映えしますが、わたしがレンズを向けたのはハーブの数々です。
 白い花はスイート・マジュラムです。肉料理に欠かせないハーブです。フジ色の花はチャイブ。名前だけは知ってますが、使ったことはありません。

 セージです。サルビア近縁種だそうです。

 ジャーマン・カモマイルと表示されていましたが、カモミールですね。花はリンゴの果実に似た香りがするそうです。わたしは嗅覚が鈍いので、わかりませんでした。

 キャラウェイには、その匂いにさそわれてかテントウムシが。

 チャービルは「美食家のパセリ」と呼ばれるそうです。

 ギョウジャニンニクもハーブの一種ということで。

 河津桜が、サクランボをつけていました。真っ赤なのを一粒、口に含みましたが、あまりの酸っぱさにあわてて吐き出しました。

 修景池の観月台です。緑が清々しいです。

 若葉が美しいラクウチョウです。

 花の広場には、3675個のプランターを並べた高さ18メートル、幅62メートルのタペストリーが。ゴリラがおいしそうに黄色いバナナにかじりついています。

 わが家からさほど遠くないところに、こんなにすばらしい植物園がありました。休日だというのに、園内は人出もまばら。弁当持参で、木陰でゆっくりとするのもよさそうです。

 宇治市植物公園
 0774-39-9387
 宇治市広野町八軒屋谷25-1

神峰山の森自然園 ユキモチソウと春の花

 ユキモチソウが見たくて、高槻市郊外の「神峰山の森自然園」まで車を走らせました。ポンポン山登山の起点のひとつ、神峯山寺(かぶさんじ)の仁王門を通り過ぎたすぐの斜面にいろんな野草が咲いています。
 今年の春の花は、いずれも早くに開花したようです。「ユキモチソウはもう終わったかな」と、入り口辺りを清掃していた係員さん。遊歩道をひと巡りしてくると、「ありましたか? あそこならまだ咲いていたはず」と、遊歩道から外れた場所に連れていってくれました。ありました。
 雪のような、柔らかい餅のような付属体があるので、ユキモチソウ(雪餅草)と呼びます。初めて見ました。マシュマロのようでもありますが、食べたらたいへん、有毒です。

 ユキモチソウはサトイモ科テンナンショウ属の多年草です。世界的に見ても日本の三重、奈良、四国の限られた地域に自生するだけだそうです。

 付属体から甘い匂いを発して虫を呼びこんで、花粉の授精をさせるのだそうです。

 こちらは、同じサトイモ科テンナンショウ属のムサシアブミでしょうか。仏炎苞と呼ばれる花の形が、武蔵の国でつくられた鐙(あぶみ)に似ていることから武蔵鐙と呼ばれるようになったそうです。

 花の先端から長い弦のようなものが伸びているのはウラシマソウでしょう。名前の起源は、浦島太郎が持っている釣り竿の釣り糸に見たてたからといわれます。
 いずれも絶妙なネーミングです。

 ヒメシャガです。シャガよりは小ぶりで、紫色が鮮やかです。

ミヤマヨメナは春に咲く野菊です。園芸種がミヤコワスレ(都忘れ)です。

 タツナミソウです。同じ向きに花を咲かせる姿が波頭の文様を思わせることから、立浪草となりました。

 ニッコウキスゲが早くも咲いていました。辺りには、蕾がいっぱいありました。

 日本最初毘沙門天 根本山 神峯山寺 寶塔院
 高槻市原3301-1
 072-688-0788

ターンテーブル・シートをコルクに

 アナログの音を楽しんでいます。昨年夏にヤフオクでゲットした3品を寄せ集めたレコード・プレーヤーは、機嫌よく回り続けています。
 ターンテーブルはDENONのDP-3000、アームはSAECのWE-308、カートリッジはDENONのDL-103という組み合わせです。これにOPアンプのフォノ・イコライザー-真空管コントロールアンプ-真空管(2A3pp)メーンアンプとつながります。
 Facebookのグループ「アナログプレーヤー ファン倶楽部」を見ていると、ターンテーブル・シートをコルクに変更している方がおられました。これなら出費はわずか。失敗したら元に戻せばよいだけなので、さっそく挑戦しました。

 オリジナルのゴム製ターンテーブル・シートを採寸しました。厚さは5mm、外周は290mm。内周は94mmといったところです。

 近所のホームセンターに行くと、ぴったりのコルクボードが並んでました。厚さは4mmと6mmがありましたが、4mmにしました。462円でした。
 大きな円板をどうして切り出すか思案しました。持っている円切りカッターナイフでは、直径が150mmくらいまでしか切れません。中心の針とナイフの刃をつなぐ胴体を長くすればいいと、ありあわせのヒノキ棒とビスナットで細工しました。
 これで半径145mmまで開くようになりました。
 カッターナイフの刃を新しいのと交換して、コルクボードの上を何周もなぞると、きれいに円板がカットできました。
 内周は小さいので、カッターナイフを元に戻しました。
 なんとか思い通りのドーナッツができ上がりました。

 【BEFORE】
 オリジナルのゴム製ターンテーブル・シートです。製造されて以来、数十年を共にしていたパーツをはぎとりました。といっても載っているだけで、簡単に取り外せます。

 【AFTER】
 コルク製のターンテーブル・シートを敷きます。この厚みで良かったです。
 さて、肝心の音の変化です。これが正直、びっくりしました。シート1枚でこれほど音が変わるのかと。
 たまたまプレーヤーに載っていたレスピーギの「リュートのための古風な舞曲とアリア」です。針を落としたときからアレッと思っていたところに、チェンバロが奏でだして確信しました。チェンバロの繊細な響きが、華やかにピカリと光りました。弦もがっしりと締まっています。
 平昌オリンピックも終わって静かになった午後、のんびりとLPに聞きほれました。

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「JIB KYOTO」のバケツ バレンタイン・エディション 

 京都・千本出水まで走りました。YUKIKOさんが気になっていた「JIB KYOTO」です。
 セイルクロス(帆布)を使ったシンプルなバッグが並びます。帆布といっても、学生時代に山登りに担いだキスリングや、京都の人気の帆布かばん店のような木綿キャンバスの重たい生地ではありません。現代のアメリカズカップなどのヨットの帆に使われている、軽くて強靭な化学繊維です。
 バケツ・バッグは、広げるとバケツのような恰好をしたトートバッグです。バレンタインデーを前にした限定バージョンがありました。チョコレートの色合いが素敵でした。 
 真っ赤なミニバッグとお買い上げです。小銭入れにするそうです。
 かわいい缶キャップもいただきました。

 いろんなサイズが並びます。

 ネーム入れもサービスでした。
 ヨットのセイルに号艇のナンバーを刷り込むのと同じ要領でシルクスクリーンしてくれます。
 活字を並べ、特別のインクを刷り込みます。
 きれいに「YUKIKO」と刷り上がりました。

 カラフルな店内です。

 使い方がおもしろそうな小物です。

 一緒に飾られていたデジカメが懐かしいです。
 わたしが初めて買ったコンデジ、CANONのIXY200そのものです。こんなので写していたのです。

 ご近所さんの名刺も並んでました。食べに行きたい店ばかりです。

 JIB KYOTO
 京都市上京区千本出水上ル弁天町317 1F
 075-431-0085

ゲバントハウスの「第9」を聴く

 ドイツ・ライプツィヒのゲバントハウスがわが家にやって来ました。
 ブロムシュテット指揮、ゲバントハウス管弦楽団、同合唱団のベートーベン交響曲第9番「合唱付き」です。ゲバントハウでは大晦日に第9を演奏するのが恒例になっているそうです。
 それをわが家のネット・テレビで見ることができるようになりました。

 最近のテレビ番組は、あまりにもつまらないです。見る番組がありません。それに対して、ネット上にはいろんな情報があふれています。これを見るための装置です。
 Amazonでポチリとした「fire TV stick」がすぐに届きました。
 テレビのHDMI端子に突き刺すスティックとかわいいリモコン、それに電源、ケーブルです。初期投資は5000円しませんでした。

 テレビの背後にあるHDMI端子に差し込み、インターネットにWiFi接続すると、簡単にセットアップは終了しました。

 GYAOなどの無料の動画を見ることもできます。
 わたしの目的はCLASSICA JAPANを見ることでした。クラシック音楽を24時間流し続けている専用チャンネルです。CATVでも見ることができますが、WOWWOWのように結構な月額受信料が必要で、躊躇してました。それが、ネットテレビのCLASSICA JAPAN PLUSだと、月額3000円で見放題です。

 わが家のテレビ音声は、ステレオにつなげて聞くことができます。これでライプツィヒまで行かなくても素晴らしい演奏が聴けます。ベルリンやウィーンでも、どこでも。
 でも、やはりライプツィヒのバッハ音楽祭にはもう一度、行きたいです。
 

京都・岡崎 「グリル小宝」のオムライス(中)

 京都・岡崎のロームシアター京都でハイドンのオラトリオ「天地創造」を聴きました。その前に食べたランチです。
 「グリル小宝」の前にも行列ができてました。とはいえ近くにある2時間待ちも当たり前といううどん店ほどではありません。半時間ほどで暖かな店に入れました。
 頼んだのは一番人気の「オムライス」です。大、中、小とボリュームで選べるようになってました。「中」(1000円)です。

 ケチャップライスを薄い玉子が覆っている、従来タイプの洋食屋のオムライスです。自慢のデミグラソースがたっぷりとかかっています。
 チキンではなく、牛肉が入ってます。食べごたえ十分です。
 ところで、オムライスって、どちらから食べたらいいのでしょうか、きょうは、なんとなく右から食べました。考えてみると、カメラ・アングルのせいか、いつもは左から食べてました。

 最近はあまり見かけない真っ赤な福神漬です。

 各大盛り500円増しだそうです。オムライス(大)の大盛りって、どんなんでしょうか。

 わたしが並んだときは、店の前から手前の角まで行列ができてました。その角から人力車が現れました。

 これまでのグリル小宝

 グリル 小宝 
 075-771-5893
 京都市左京区岡崎北御所町46

 オラトリオ「天地創造」は、同志社学生混声合唱団創立70周年記念演奏会でした。
 オケとあわせて300人という大編成の演奏でした。わたしの奥さまもステージの上でしたが、遠くてよく見えませんでした。
 ハイドンの作品の良さがあまりわかっていないため、というか初めて聞いた曲だったためか、途中で睡魔に負けた時間もありました。でも、統率のとれたきちっとした音楽の流れは心地よく、最後の「アーメン」まで惹きつけられました。

 多目的ホールの旧京都会館をよみがえらせたロームシアター京都には初めて入りました。メインホールは客席が4階まであり、天井桟敷のオペラハウスのようです。そういえば南座が改修中のため昨年の顔見世歌舞伎もここでやっていました。
 残念ながら音楽ホールとしては、響きがイマイチに感じました。

「年賀はがき 2018」の隠し文字

 2018年年賀状に隠し文字が印刷されていると、ネット上で話題になってます。わたしも探してみました。

 ありました、ありました。

 LUMIX GX7MK2に30mmマクロレンズを取り付け、それでも足りずにクローズアップリングまで動員して撮影しました。

 こちらはスキャナーで取り込んだ画像です。こちらの方がコントラストが鮮明なのには、ちょっとがっかりです。

 ここにもデザインされてました。

 どこに隠されていたかは、ご確認ください。

森林鉄道 ジオラマをつくる その2

 森林鉄道のジオラマは、植樹計画が進まず前回撮影した「その1」のままで放置されていました。走らせるのもガソリン機関車だけでは格好がつきませんでした。
 そこで木材を積載する運材車を導入しました。それらしい雰囲気になってきました。
 動画は、ガーガーとうなりをあげながら重たい木材を運ぶという設定です。実際には、荷重とのバランスから機関車の動輪が空回りしているだけです。機関車にウエイトを付ければ、もう少しスムーズに動くかもしれません。

 急カーブもなんとか曲がれます。

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