京都一周トレイルは、盆地の京都を取り囲む東山-北山-西山を峰伝いにつなぐルートです。伏見稲荷から反時計回りに苔寺まで続いています。2005~6年に歩いたことがあります。今回は逆に回ってみようと思います。四国お遍路では「逆打ち」は、お大師さんと出会えるといわれます。なにかいいことがあるかもしれません。
嵯峨野の落柿舎のあたりです。みどりが美しいです。
藤の花があちこちに咲いていました。
京都一周トレイルは、盆地の京都を取り囲む東山-北山-西山を峰伝いにつなぐルートです。伏見稲荷から反時計回りに苔寺まで続いています。2005~6年に歩いたことがあります。今回は逆に回ってみようと思います。四国お遍路では「逆打ち」は、お大師さんと出会えるといわれます。なにかいいことがあるかもしれません。
嵯峨野の落柿舎のあたりです。みどりが美しいです。
藤の花があちこちに咲いていました。
京都一周トレイルの最終区間を歩きました。「西山コース」は、清滝から保津川まで下り、鳥居本、嵯峨野、嵐山を越えて、松尾山に登り、苔寺まで続きます。
清滝川にそって下ってきて、保津川と合流しました。「ギー、ギ」と音がするので川面を見ると、保津川下りの船でした。
のどかな嵯峨野の春です。菜の花が咲いてます。
嵐山の川岸に礼服の一団が並んでいます。何だろうと見ていると、対岸から新郎、新婦を乗せた船がやってきました。
どういう趣向なんでしょう? まあ、快晴で良かったですね、お幸せに!!
法輪寺は「十三参り」の振り袖姿の少女でにぎわってます。
満開の春です。
松尾山の頂上直下から望遠(420ミリ)で見下ろした渡月橋です。観光客でいっぱいです。
コースの詳細はHPをご覧ください。
これで伏見稲荷-東山-銀閣寺-比叡山-鞍馬-鷹峯-高尾-嵐山と続く京都一周トレイルを踏破しました。
西山
清滝-落合橋-鳥居本-嵯峨野-嵐山-松尾山-苔寺-上桂
2006/03/25
総歩数=24,113
ほととぎす 嵯峨へは一里 京へ三里
水の清滝 夜の明けやすき
HP版はここをクリックしてください。
鷹峯光悦寺の門前です。南天の実が真っ赤になってます。でも紅葉はまだまだ先のようです。
この秋は、休みになると雨模様でした。きょうは久しぶりによい天気です。「京都一周トレイル」の6回目、京都北山西部②で鷹峯から沢ノ池、高尾、清滝のコースを歩いてきました。
これでゴールのつもりでしたが、さらにコースは清滝から保津峡、鳥居本、嵯峨野、嵐山、苔寺と続く「西山コース」ができていました。もう一度、楽しみが増えました。最後は、紅葉したころに行こうと思います。
今回もコースにそった写真は、HPに掲載しました。よろしければ下記のURLをお訪ねください。
http://dot117.minibird.jp/HP/miyako/miyako006.html
北山西部②
鷹峯源光庵前バス停-千束-坂尻-上ノ水峠-沢ノ池-槙尾-高尾-清滝
総歩数=21,121
阪急烏丸から地下鉄で北大路へ、そこから市バス「玄沢」行きに乗り鷹峯源光庵前で下車した。
前回は京見峠から下ってきた。ところが、京見峠-上ノ水峠間は、9/25~11/10は入山禁止になっている。松茸のシーズンだからだ。今回は、迂回路としてまっすぐ上ノ水峠を目指す。
すぐにマイナス21度の急坂を下る。
千束で出会った三体の地蔵仏。「愛宕大権現」の石碑が立つ。
北山杉のトンネルを行く。空気がひんやりしている。
上ノ水峠まで登ってきた。
「北山76」のトレイル案内板があった。京見峠は「68」だったので、残念ながら69~75はカットというこになった。
遠くに比叡山が霞む。
岩肌に二体の地蔵がまつられていた。
沢ノ池は、江戸時代に作られたため池だ。
山の中にある静かな池のはずなのに、あほなキャンパーが大音量で音楽を流していた。たまらず、休憩もせずに退散する。
北山杉がまっすぐに伸びている。
川端康成の「古都」で「杉の里」として描かれた小野郷あたりも遠くはない。
国道162号の栂尾(とがのお)のちょっと下流に降りてきた。まだ紅葉には早いが観光客の車が止まっている。
槙尾(まきのお)の西明寺に下る道には案内板のオンパレード。京都一周トレイル、東海自然歩道、丹波散策の道とにぎやかだ。
槙尾西明寺の門前。わずかに紅葉したもみじが。
高尾神護寺の門前。
川床の茶店は、まだまだ開店休業状態だ。
清滝への道を下る。
本日、初めての休憩をとり、コンビニで買ってきたおにぎりをほおばる。
これが真っ赤に紅葉するのは12月になってからか?
ゴール!!
清滝までやってきた。「北山94」の案内板があった。私が参考にした「Walkウォーク関西版」(2003/04秋冬号、2003年10月発行)では、ここで「永く楽しかった旅も終わった」となっている。
ところが、案内板にはさらに矢印がつづき「西1」の表記が。今年春になって、清滝から保津峡-鳥居本-嵯峨野-嵐山-松尾山-苔寺と続く「西山コース」ができていたのだ。
金鈴橋から「終点」の案内板を振り返る。
愛宕神社の参道。ここから愛宕山に登るが、かなり苦しい道だ。
清滝川にそって西山コースがスタートする。
まだ時間があったが、せっかくの道だから、紅葉したらまたやってこようと、次の機会に残す。
小学生のころ、このトンネルを歩いた覚えがある。もっと怖かったような気がする。
本日はここまで。
愛宕寺の前で臨時バスの乗り、京福嵐山へ。観光客の間をすり抜けて渡月橋を渡り阪急嵐山へ向かった。
気をつけてください。ヘアピンカーブの向こうから車がやってきますよ。そこで写真を撮っているオジさん!
京見峠から鷹峯・光悦寺に下ってくる途中です。
サイコーでした。この一本。
どうってことのないビールです。でも箸袋に注目してください。「京見峠茶屋」とあるんです。
この暑いなか、京都一周トレイルの「京都北山西部①」を歩いてきました。コースはこれまでになく単調で、ただただ暑いばかり。終盤の京見峠の茶屋にはいり、「冷たいものあります?」と聞くと、「ビール、冷えてますよ」とおばちゃんの天の声。店先の床机に腰かけて、吹き抜ける風をアテに楽しみました。
自動車でなら何度も通った道ですが、汗を流して歩いたごほうびでした。
北山西部①
二ノ瀬-夜泣峠-雲ヶ畑街道大岩-山幸橋氷室口-小峠-氷室-京見峠-鷹峯源光庵前バス停
2005/06/25
総歩数=26,647
四条大橋から北を眺める。
残念ながら北山は霞んでいて見えない。
叡山電鉄の出町柳駅。
比叡山へ、貴船へとよく利用した。
二ノ瀬で叡電を降りる。
線路を越えた登り口にあった神社。ご神体は左右に2体ある。石碑には「東 守谷神社 西 富士神社」とある。それぞれのことか?
夜泣峠には、大木の下に祠が。
幼い惟喬親王(これたかのみこ)が母とともにこの峠を越えて貴船へ向かおうとしていたが、日が暮れて峠で夜を過ごすことになった。ところが親王が泣きやまないので、峠の地蔵に祈ったら泣きやんだということからこの名前が付いたと案内板にある。
惟喬親王は文徳天皇の第一皇子だったが、母が藤原氏の出でなかったため皇位につけず世を避けて仏門に入り、大原の奥に隠棲した。
滝谷峠への道を行くと、「北山山荘」がある。京都一中-洛北高校山岳部の山小屋で、その昔、今西錦司、西堀栄三郎といった先輩たちが建てた。
北山杉の下枝を伐採した枯れ枝のクッションの上を歩く。北山ならではの道だ。
雲ヶ畑街道の大岩に降りる。名の通りの大きな岩が街道に覆い被さっている。道が拡幅されていて、昔よりスマートになった感じがする。
中学生時代にこの辺りの川原で飯ごう炊さんをしたことがある。
紫色の紫陽花が、見る人もない谷間にきれいに咲いていた。
「盗人谷」と、ちょと物騒な名前の谷を行く。昔は盗人が隠れ住んでいたのか。橋はきれいに付け替えられている。
小峠に着いた。
氷室の民家の築地。サルが鎮座してあたりを見渡していた。
「延喜式」に記された山城国愛宕郡の5カ所の氷室のうちの「栗栖野氷室」跡にたつ氷室神社。
冬の氷を保存しておき、夏になると都の宮中に献上された。
江戸時代中期の創業という京見峠茶屋。
サイコーでした。この一本。 どうってことのないビールです。でも箸袋に注目してください。「京見峠茶屋」とあるんです。 この暑いなか、京都一周トレイルの「京都北山西部①」を歩いてきました。コースはこれまでになく単調で、ただただ暑いばかり。終盤の京見峠の茶屋にはいり、「冷たいものあります?」と聞くと、「ビール、冷えてますよ」とおばちゃんの天の声。店先の床机に腰かけて、吹き抜ける風をアテに楽しみました。 自動車でなら何度も通った道ですが、汗を流して歩いたごほうびでした。
気をつけてください。ヘアピンカーブの向こうから車がやってきますよ。そこで写真を撮っているオジさん! 京見峠から鷹峯・光悦寺に下ってくる途中です。
鷹峯・光悦寺の前にはハイカーが。源光庵バス停は目と鼻の先にある。
ここから京都市バスで北大路バスターミナルへ。地下鉄に乗り換えて四条まで行き、錦小路の博多ラーメンの店「一風堂」で空腹を満たした。
HP版はここをクリックしてください。