きょうも雪

きょうも雪1

 きょうも雪です。窓から眺めた愛車は、真っ白な布団をかぶってます。
 今月9日にも、積もったばかりです。

きょうも雪2

 太陽が照ってきました。西北の方向です。
 高槻から山崎にかけてつながる山です。稜線は「太閤道」と呼ぶちょっとしたハイキングコースになってます。白く横切っているのは名神高速です。
 本能寺での織田信長の死を知った豊臣秀吉は、備前高松城から駆け戻り、、この稜線を伝って山崎に到達、明智光秀と戦いました。

住吉大社の梅はほころび…

住吉大社1

 あれだけの積雪があったのが2日前とは思えません。
 串かつの腹ごなしに、路面電車にのって住吉大社にお参りしました。こんな動機では、しかられますね。
 白梅が咲いてます。よい香りが漂ってきます。

住吉大社2

 紅梅も見事です。

住吉大社3

 向こうは太鼓橋です。

住吉大社4

 お宮参りの家族連れに出会いました。土地によって風習って、違うものですね。ここでは父親が赤子を抱き、背中にはでんでん太鼓などのおもちゃとともに祖父母から贈られた「ひも銭」と表書きしたのし袋が。これって?
 隣の神館では、結婚披露宴が終了して、玄関の緋毛氈の上で新郎新婦が挨拶をしているところでした。
 ほんと、きょうで良かったです。わずか2日で、天国と地獄です。

外は雪

雪

 外は雪です。今年初めての積雪です。久しぶりです。
 ベランダから外を撮しました。真下に駐車しているのが、愛車の「CITROEN XSARA」です。午前中にちょっと乗りましたので、ボンネットは余熱があるのでしょう。でも、みるみる、真っ白になっていきます。
 「これは撮影日和だ。金閣寺に行こうよ」。午前中は、そんなつもりで声をかけてました。でも、この寒さを想像するだけで、やがては元気も失せて、一日、暖房でホカホカの部屋ですごしました。
 女房が携帯を手に、声をかけてきました。友人からのメールはざっとこんな具合です。
 「釣りにいくつもりだった主人が金閣寺に行こうと。寒かったです。それに人でいっぱいでした」
 同じことを考えてる人は、どこにもいるんだ。でも、やはり実行する人は偉いです。ついて来てくれる奥さんは、もっと偉いですね。

IXY は必携品

IXY1

 もうひとつの愛用品です。外出するときは、いつも持ってます。会社に出勤するときもバッグの中です。昼飯に行くときは、バッグから取り出し、ポケットに入れます。

IXY2

 コンデジ(コンパクト・デジタル)はずっとCANONのIXYです。
 初代はIXY200でした。その後、60、70ときて、現在は800ISです。ISは手ぶれ防止機構がついてます。

IXY3

 「きょうの昼飯」を撮影するのは、コレしかありません。右手で箸を握り、左手でシャッターを切るといった芸当は、デジイチでは不可能です。ブログの「昼飯」も大部分はこれで撮影してます。
 最近の例外は「日生のカキオコ」です。この鉄板の上のカキオコはD40で撮影してます。ちょっと離れた被写体を、前後をぼかして撮影するのは、デジイチでないと無理です。でも次の箸でカキをつまんでいるカットは、当然ながらIXYの出番です。
 これからも両方を使い分けていきます。

Nikon がイチバン

NIKON1

 お年玉をもらえる歳ではありません。でも、わたしへのお年玉です。正月早々に、カメラを買いました。デジイチ(デジタル一眼)です。
 これまで使っていた「LUMIX FZ-30」は、たいへん使いやすいお気に入りでした。でも、もう一つ上が欲しくなりました。
 じっくりと考えて、選んだボディーは、Nikon の 「D40」です。デジイチの中では最も廉価なエントリーモデルです。でもコンパクトさが気に入りました。コンデジ(コンパクト・デジタルカメラ)並に、いつでも持ち歩けるのが欲しかったのです。あまりに重たいのは敬遠です。
 デジタルの時代に CANON が優れているのは知ってます。でも F2Photomic を愛用した身には、やはりニコンです。
 D40X という兄貴分のモデルもあります。でも、画素数が多くなっただけで、さして魅力は感じませんでした。世代交代もうわさされて、思いっきり安くなったタイミングと判断して、ヨドバシで購入しました。

NIOKON2

NIOKON3

NIKON4

 レンズは、D40 にセットでついている純正ではありません。
 TAMRON というレンズ専業メーカーの AF18-250mmF/3.5-6.3LD ASPHERICAL MACRO です。ボディーよりもずっと高かったです。
 レンズは、Sigma の18-200ミリ、手ぶれ防止機構付きとの選択になりました。しかし、Sigma は複雑な機構がついているため、胴が太く、小さなD40 とのバランスがイマイチでした。
 TAMRON のレンズが昨年、クリスマスに登場して、一発で気に入りました。

NIKON5

 このレンズ1本で、35ミリフィルム換算で、28ミリ広角から375ミリ望遠までをカバーします。レンズを付け替えることができるのが、一眼の利点ですが、その必要もほとんどありません。
 にわかに鉄っちゃんになったタネ明かしです。しばらくは、これで楽しみます。

紅葉の若山神社

若山神社1

 きょうも天気が良いので、散歩です。わが町(大阪・島本町)の山手にある若山神社です。のんびり歩いて半時間ほどです。桜もきれいですが、紅葉もなかなかのものです。
 縁起によると、大宝元年(701年)に、行基が創建したそうです。素戔嗚尊(すさのうのみこと)を祀っています。西八王子社とか、牛頭(ごづ)天王社などと呼ばれていましたが、明治になって若山神社となったようです。

若山神社2

若山神社3

若山神社4

若山神社5

 本殿で、「二拝、二拍、一拝」をした後、内部を見ていて気づきました。普通は火焔太鼓なんかが置いている場所です。そこにあったのは、なんとウイスキーの樽でした。同じ町内のサントリー山崎蒸留所も氏子なんでしょう。

紅葉の大山崎山荘

大山崎山荘

 天気も良いので隣町の「アサヒビール大山崎山荘美術館」まで歩きました。ちょっと回り道もして、1時間ほどの道のりです。
 短いトンネル状になっている玄関をくぐります。見上げると「大山崎山荘」とい山荘名が刻まれています。
 この山荘を建てたのは、加賀正太郎という富豪です。日本人として初めてユングフラウの登頂しました。関西きっての名門ゴルフクラブ「茨木カンツリークラブ」を設計しました。ニッカウヰスキーの創業者のひとりです。そんな男が、蘭栽培をするために建てたのが大山崎山荘です。
 加賀は、知人の夏目漱石に命名を依頼しています。漱石はいいアイデアが浮かばなかったようです、14もの提案をして、気に入るのがなかれば「遠慮は入りませんから落第になさい」と手紙に書いています。加賀は、どれも気に入らず、「大山崎山荘」と名付けたところ、漱石は怒って絶交したそうです。(「天王山の宝石箱」中山禎輝著、PHP研究所より)

大山崎山荘2

 ことしの紅葉はさっぱりです。
 でも、山荘まで行ってみると、きれいに色づいている木もあります。

大山崎山荘3

大山崎山荘4

大山崎山荘5

大山崎山荘6

 大山崎山荘は、アサヒビールの所有となって、美術館として生まれ変わりました。柳宗悦、浜田庄司、バーナード・リーチらの作品を多く所蔵して、その一部が常設展示されています。12月9日までは「河井寛次郎 炎の造形」が行われています。
 
 ただし、きょうは無料の庭園を散歩しただけでした。
 アサヒビール大山崎山荘美術館  地図
 
 075-957-3123
 〒 618-0071 京都府乙訓郡大山崎町字大山崎小字銭原5-3

石龕寺の「あうん」

あうん1

 石龕寺(せきがんじ)の阿形(あぎょう)です。大きく口を開いてエネルギーを爆発させています。

あうん2

あうん3

 吽形(うんぎょう)です。こちらは口を閉じて、全身に力をためています。

あうん4

あうん5

 石龕寺は丹波市の山南町にあります。
 縁起によると、用明2年(587)毘沙門天を本尊として聖徳太子が創建したと伝えられるそうです。「太平記」によると、足利尊氏の子義栓が身を寄せたという。天正7年81579)に、明智光秀の丹波攻めで一山ことごとく消失したというが、仁王門だけが類焼を免れたそうです。
 その仁王門の金剛力士像です。鎌倉時代の定慶の作です。

あうん6

 紅葉も美しいところだそうですが、ことしはまだまだです。そんななかにで、わずかに色づいて紅葉を見つけました。

青春18きっぷの旅 名古屋・大須の熱気を浴びる

大須1

 「青春18きっぷの旅」の第3回は、名古屋の大須観音です。初めてです。そのエネルギーにぶっ飛ばされました。「夏祭り」です。それ以上に、トヨタブームにわく中部経済の熱気がひしひしと伝わってきました。日本中で、一番元気な町を実感しました。

大須2

 この迫力! 

大須3

 大須式ディスプレーです。すべてがぶら下がってます。

続きを読む 青春18きっぷの旅 名古屋・大須の熱気を浴びる

青春18きっぷの旅 越前・今庄宿を歩く

今庄1

 「青春18きっぷ」で出かけました。越前・今庄(旧今庄町、現南越前町)です。
 歩いているのは、たったのひとりです(わたしはカメラを構えてますが)。なんにもない、街道の宿です。

今庄2

 山寺です。もちろん名前はあります。でも山寺です。

今庄3

 「鳴り瓢(なりひさご)」
 堀口酒造です。格子構えがきれいです。「鳴り瓢」の看板がすばらしいです。

今庄4

 「聖乃御代(ひじりのみよ)」
  北善酒造も切妻造の町家です。当然ながら杉玉がかかっています。

今庄5

 「白駒(はくこま)」
 白駒酒造(京藤家)にかかる、圧倒的迫力の額です。

今庄6

 「百貴船(ももきぶね)」
 畠山酒造の屋根にも、「うだつ」が上がっています。
 南北わずか500メートルほどの宿場をゆっくりと歩きました。思わずシャッターを切ったのが、4軒もあった清酒の蔵元です。