京都・植物園 ヒマラヤの青いケシとサガリラン

 「ヒマラヤの青いケシ」が咲いていました。京都府立植物園の温室です。
 ヒマラヤや中国の高山帯に自生する幻の花で、ブルー・ポピーとも呼ばれます。正式にはメコノプシス・ベトニキフォリアです。
 透明感のある青くて大きな花弁が踊っています。
 ずいぶん昔に、六甲高山植物園で見たことがありました。

 暑さに弱いので冷房がよく効いた高山植物室の中です。それまでの砂漠サバンナ室でムーッとする暑さを体験した直後でした。ひんやりとした空気が心地よかったです。

 お目当てはこちらでした。サガリランです。
 「極めて希少なラン科植物サガリランが、ついに当園で初めて開花しました」。植物園の公式HPの見頃の花で紹介されていました。
 期待して温室を巡りました。ところが、見つかりませんでした。案内の職員に聞いても、「さて~?」。どこかに電話して調べてくれました。それのど話題にはなっていなかったのでしょうか。

 確かに地味ではあります。ちょっと離れた壁際の苔むした木に、まさに垂れ下がるように直径2センチもないような花が2輪だけ咲いていました。
 鏡山で見たカキランや、キンランにも似ています。

 国内では奄美大島にのみに自生する極めて希少な植物で、環境省レッドリストでは「絶滅危惧ⅠA類」に指定されています。

 エーデルワイスかと思いました。
 レオントポディウム・ストラケイはユーラシア高山帯に咲くウスユキソウ属の一種出そうでう。エーデルワイスと同一系統に属するそうです。

 コマクサも咲いていました。
 もう一度、アルプスの峰に立ちたいです。


 
 シモツケソウがたくさんの花を開けていまいした。

 どきっ!! 「誘惑する唇」です。
 温室では色とりどりの花々がその美を競っていました。でも、これにつきます。おお、モンロー!!
 花粉媒体のハチドリや蝶などを引き寄せる仕組みですが、男どももおびき寄せられます。

 木陰で一息つきました。
 子どもだったころの温室は、ボールの半分のような球体が伏せられた格好をしていたはずです。

 温室は、それなりの観覧者でした。
 くすのき並木は、向こうまで人影がありませんでした。ゆっくりと歩きました。
 あす19日は京都府庁開庁日で、無料開放デーでした。250円のシニア料金を払っても、静かな時間を過ごせました。近くに住んでおれば、あすもやって来るんですがね。

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