ヒゲをそりました。ちょうど1ヵ月の成果です。レザーは持ってましたが、一度も剃ってませんでした。15mmくらいはあったでしょうか。
頬がこけているのもよくわかります。
さっぱりとしました。
体重は、出発前は68kgありました。今、測ってみるとなんと61.0kgしかありませんでした。1カ月で7kg減というのも驚きです。
ほぼ1ヶ月に及んだサンティアゴ巡礼の旅も、リスボンで最後の夜をむかえました。知人に紹介していただいた神父さまに、夕食をごちそうになりました。
高槻のカトリック教会におられたこともある神父さまは、日本語がお上手。遠藤周作の「沈黙」の研究で博士となられた偉い方です。穏やかな神父さまは、信徒でもないのに巡礼をしているわたしにも、いろいろとお話しくださいました。
リスボンは翌日がイワシ祭として知られるサント・アントニオ祭でした。この夜はみんながイワシを食べるそうです。わたしもおいしくいただきました。
おそれ多くも神父さまとのツーショットです。話がはずみました。ワインを一本、空にしました。
巡礼中のわたしの身元保証人になっていただいておりました。何かのアクシデントでは、電話でご対応いただけることになってました。感謝を伝えました。
この夜の料理は、イワシしかセレクトはないでしょう。
塩味が効いた紛れもなくイワシです。匂いまで日本で食べるのと同じです。
神父さまを見習ってオリーブオイルを垂らしていただきました。
デザートは、リンゴの入った菓子でした。
甘さはほどほどて、わたしもペロリと平らげました。
Joce fo Casaという、この店のオリジナルだそうです。
グーグルのナビに導かれ、ホテルから電車、地下鉄、地下鉄と乗り継いでやってきました。
食事後、20分ほど歩いてサント・アントニオ祭の前夜祭の一会場に案内してくださいました。
カーニバルのようなパレードでした。
ものすごい人出で熱狂してました。
ケーブルカーの下の駅です。ビルの入口の1つのようです。
行列ができてます。
カラフルな車体が降りてきます。
往復3.8€ですが、わたしはリスボン・カードでフリーです。
最前部に乗り込みました。
あっという間でした。
町を歩いていると、向こうに渡り廊下のようなものが。エレベーターでしょう。
ありました。
6階建てくらいの高さを上がります。
1902年にできてます。
カメラをかまえましたが、私の前は壁面で、鏡同然になってました。
上部に上がりました。
テージョ川が見渡せます。
リスボンは丘の町です。坂ばかりです。
丘の上には砦のようなものが見えます。
リスボン名物のナタ(エッグタルト)で朝食でした。巡礼とは違っても我ながらオシャレを気取ります。
ナタの名店、パスティシュ・デ・ベレンが、なんと泊まっているホテルの10メートル先でした。これは食べてみるしかないでしょ。起きるやいなや、出かけました。
ナタが2個とコーヒーミルクです。すぐに出てきました。
甘さ控えめです。ほのかに温かいです。玉子クリームが、口の中でとろけます。こりゃ、うまいわ!
テーブルにはシナモンと砂糖です。
2つ目にはシナモンをふりかけました。良い香りが広がりました。
厨房では、どんどんと焼けてました。
わたしは小さな部屋でいただきました。奥には大広間もありました。
テークアゥェーする客も多いです。
1個1.3€と手ごろです。
6個入りをみやげにしたかったです。
1837年創業の老舗です。
向こうがジェロ二モス修道院です。ベレンの塔もすぐ近くです。
定員20人ほどのかわいさです。
坂道も何のそので走ります。
急カーブでもへっちゃらです。
運転手は女性が多いです。この運転手はマスクをしてました。珍しいです。こちらに来て、マスクの存在を忘れてました。
先頭に陣取ってます。
最初は定員で発車します。でも次々に乗ってきて、超満員になりました。
ポイントは、運転手自らがてつの棒で動かしてます。
なかなか発車しないので、4台も連なってしまいました。