
ドットサイト(照準器)を探しています。ライフルやショットガンに取り付けて、照準を定める器具です。急にガンに興味を抱くようになったわけではありません。
空を飛ぶ鳥をカメラで撮影する-。といっても超望遠レンズをつけて、ファインダーで動く被写体を狙うなんて神業です。会社のカメラマンなんかはそんな技術も身につけてますが、素人には不可能です。
ところが、このドットサイトを取り付けると、素人なりに撮影できるということを知りました。で、どこかに銃砲店はないかと歩いていると、たまたま難波の大阪府立体育会館近くで見つけました。店員に話しかけると、「わたしもタンチョウヅルを(銃ではなくカメラで)とってました」とかで、丁寧に教えてくれました。ドットサイトも手ごろな価格だったので、衝動買いしそうになりましたが、カメラへの取り付け方を考えてからにしようと思いとどまりました。
前置きが長くなりました。その銃砲店の2軒隣にあったのが「そば處 松新」です。ウインドーのかき揚げ定食をみて店に入りました。
ボリュームたっぷりのかき揚げには、小エビがたっぷりはいってます。もう少しからっと揚がっていたら申し分ありません。ノリに三つ葉、それに季節らしく蕗のとうの天ぷらまでついてます。そばは細めでツルリとしており、出汁は薄味です。さらに小皿と漬け物がついてたったの750円とは立派なものです。独りで入ってくる女性も2人いました。それなりに知られた店なのでしょう。

大阪市浪速区難波中2-8-97 Tel06-6641-6277

カテゴリー: 巡礼の旅
華風料理 一芳亭のしゅうまい

大阪・難波のしゅうまいの一芳亭です。
天気が良かったもで、風は冷たかったですが、ちょっと遠出して、久しぶりにやってきました。注文は、もちろんしゅうまいと酢豚、小ごはんです。

卵の薄焼きで包んだ名物のしゅうまいです。戦時中、小麦粉が調達できなくなり、比較的安かった卵を使ったといいます。プルンとした食感は、独特です。

唐揚げや、きも照りやきを食べているひとも多かったです。

2階にも席がありますが、1時をすぎているのに一杯でした。しゅうまいのテイクアウトもできます。
旬の和食で春を満喫

3月の料理教室は「旬の和食で春を満喫」でした。

【鯛なます】
鯛一匹を蒸し上げ、身をほぐしてなますに混ぜています。魚が入るだけで、なますの格がぐっと上がります。

【野菜の口取り3種】
和風オードブルです。焼いたたけのことアスパラにはふきのとうのみそを、長いもにはバスサミコ風味です。

【菜の花と牛肉の混ぜごはん】
しょう油をいれて堅めにたいたごはんに、しょうがとしょう油で煮た牛肉を混ぜます。しょう油洗いした菜の花もいれ、桜の花びらのように薄切りしたラディッシュを飾っています。

【春の吸いもの】
一番だしの吸いものです。かまぼこを蝶のように切っているのがミソです。

【いちご豆乳羹】
豆乳に寒天をいれ、イチゴを並べて固めています。
久しぶりの和風で、これはこれでおいしくいただきました。
たこ焼処 蛸之徹のたこ焼

大阪・梅田のマルビル地下にある蛸之徹です。自分で焼くたこ焼が有名です。今は大きなビルが建っているダイアモンドシティーのバラック街に店舗があったときから知ってますが、久しぶりです。

「大阪ではどこの家にもある」といわれる(?)たこ焼きの鉄板に粉を流し込み、蛸を入れます。

粉を鉄板に流し、ネギ、天かす、紅ショウガをのせます。あとは、くるくると回しながら、球形にしてゆきます。

焼きそばとライスモダン(モダン焼きのそばが焼き飯に替わっている)を頼みました。


合い言葉をかけるとサービスがあるようですが、さすがに叫んでいる人にはでくわしませんでした。

正起屋のてりやき弁当

大阪・難波の高島屋前の交差点を北西に渡ったところにあります。大阪・富田の地酒・国之長の地ビールを置いているので昔から知っているやきとり屋です。キタのホワイティ梅田にもありましたが、ここは難波店です。
てりやき弁当(900円)には、もも肉の照り焼きと、揚げ物などがついてます。カウンターで調理場を眺めていると、照り焼きは調理された食材を温め直しているだけのようでしたが、味はまずます。ボリュームはたっぷりでした。


祇園の祇園舞妓膳

祇園といっても京都ではありません。お隣のビル、大阪・難波のOCAT5階食堂街です。そういえば、なぜ祇園なのに「江戸前」なんでしょうか?
雨が降ってました。となると、傘なしで行けるところになります。まだ、一度も入ったことがない寿司店がありました。
昼食メニューの「祇園舞妓膳」(892円)です。造りに煮魚、エビコロッケの3品にすし、赤だし付きです。揚げたてとはいえ、ソースがたっぷりかかったコロッケはさすがにミスマッチでしたが、どれもおいしかったです。すし、といってもすし飯に金糸玉子がのってるくらいですが、お代わり自由です。

ミスター・ギョーザのギョーザ

京都まで歩きました。「西国街道 京へのぼる」として、別のページに書きます。
で、たどり着いた京都・九条です。新千本通をちょっと上がったところにある「ミスター・ギョーザ」に直行しました。ガイドブックにも紹介されている店で、わざわざ食べにきたこともあります。
まずは生ビールに「特製きゅうりの丸漬け」(200円)です。4つに切ったキュウリがニンニク醤油に漬けてある、この店の名物です。

ギョーザ(6個、220円)です。2皿頼みました。パリッとした皮に、ジューシーな具がたまりません。

京都の大丸でも売ってますが、やはりここで食べるのが一番です。
くじら軒の支那そば

同僚の「ヤ」くんが、わざわざチラシを持って帰ってくれました。「おいしかったですよ」と。
ちょっと遠いですが、チャレンジしました。「あっさり」にするか「こってり」にするか迷いましたが、あっさりの「くじら軒」です。
濃口醤油を使った「支那そば」(700円)は、さっぱりとしたスープに、醤油味がきいてます。麺は細めです。なるととノリがトッピングされているのが、いかにも関東風(?)です。あとは、チャーシュー2枚に細切りのシナチク、それにほうれん草です。ネギも浮いてますが、青い色をしてないので、ちょっと感じが違います。
塩分控え目のため、麺のスープは全部飲まないように言われてますが、おいしくて…。

ご当人ラーメン「くじら軒」(横浜市) 1996年、横浜にて、脱サラした主人の田村満儀氏が独学でラーメン店を開業。昆布や煮干し、鶏ガラ、豚骨、野菜等で採った透き通り、芳醇な味わいのダシ(スープ)が特徴。特性の醤油ダレを加え、丁寧ににゆで上げた細麺がスープに絡む。多い時は開店前に200人以上が行列する国内屈指のラーメン店。

南海・なんば駅の南側にそびえる「なんばパークス」7階の「浪花麺だらけ2」の中にあります。ここには、博多ラーメンの「しばらく」などの人気ラーメン店がはいってます。

スタンプカードをもらいました。9店の「麺だらけめぐり」でソフトクリーム1個プレゼントだそうです。
中央軒の長崎皿うどん定食

地下街などあちこちにある「中央軒」です。箸袋に赤字で書かれた「関西の元祖」とか「中華長崎料理」というのは意味不明ですが。とはいえ、ここで食べるならやはりちゃんぽんか皿うどんでしょう。で「長崎皿うどん定食」(900円)です。
たっぷり魚介類がはいったアンに、パリッとした細いうどん。このボリューム。単品でもよかったくらいです。



新歌舞伎座の裏の道になんば本店はあります。ほかにも直営店が19店、チェーン店が7店あるようです。
東海道五十三次 三条通を歩く
![]()
2006/02/19
東海道五十三次を歩くというには、ちょっとおこがましいです。
でも、お江戸日本橋から上ってきているSクンにゴールを教えてあげるために、三条通を歩きました。

京都・岡崎の京都市美術館です。ここがスタートです。

京都市美術館は、昭和8年11月、東京都美術館に次ぐ日本で二番目の大規模公立美術館として設立されました。設立の機縁となったのは、昭和3年に京都で挙行された天皇即位の大典であり、その記念事業として、関西の財界はもとより多数の市民の協力を得て「大礼記念京都美術館」との名称で開設されました。
京都市美術館のHPの説明です。これでプレートの削られた部分が解明できました。

ここにやってきた目的でした。

明治42年、武田五一の設計で誕生した「京都府立京都図書館」、現在は京都府立図書館です。建て直されたが、壁面が保存されています。

昭和4年に造られた平安神宮の大鳥居です。
明神形・鉄筋コンクリート造・丹塗
高さ24.2m・柱真真18.2m・柱直径3.63m・笠木長さ33m

鳥居の礎石のプレートです。

疎水に架かる橋の擬宝珠。「市民歓呼」と平安神宮竣工の喜びが記されています。日付は明治28年。平安遷都1100年祭紀念殿(社殿)ができた同じ年です。

陶芸家の富本憲吉の揮毫になる「平安殿」。和菓子の名前ですが。

現在も入居者がある「アパート ガーデン」。

神宮道から右折して三条通を西に向かいました。
絵に描いたような商店。ちょっと「高貴」な雰囲気もただよっているような。

昆布問屋です。

防犯装置に守られたお地蔵さん。

白川との角にあるから「かどや」です。よくわかります。
ボリューム満点の「らーめん」の味は、よくわかりません。
白川にかかる橋の表裏です。

「エレベータ」を製作しているらしいです。どんなエレベーターなんでしょうね、隊長?

漆です。見ればわかります。

「時代を超越した商店街」で紹介した商店街です。

電話番号とともに振替口座なんかも書いていたのですね。

きれいな看板です。

おなじみのマックです。でもこの色、ちょっとヘン!!
いや、京都市内ではこれで正解です。あまりけばけばしい色彩は規制されていて、マックもちょっと地味な茶色になってます。

こんな教室もあります。何を習うって? そりゃ、ローマ字でしょう。

「千鳥酢」の村山醸酢の本社です。いつも使ってます。

「轆轤」なんて難しい字はかいてありません。

鍾馗さんを見つけました。

出張専門の「辻留」です。茶席でないと食べられません。

張り紙には「京風味の おいしいもろみ あります」とあります。

路地です。「三条大橋東二ノ七四」の表札がかかっています。

「牛豚」じゃない、「牛豚肉」です。「ヨタ」じゃない、「キヨタ」です。

三条大橋が近づきました。はるかお江戸をしのぶのでしょうか。

お隣は「加茂川寿し」です。でもどんなすし?
ついでながら、出町柳で高野川と合流する以前を賀茂川、そこから下流を鴨川と使い分けます。加茂川という表記もあって、加茂川中学という学校があります。その近くにあるのは上鴨警察署ですが。

御所に向かって頭をたれる高山彦九郎です。

三条大橋に着きました。
東海道五十三次のゴールです。Sクンがここにやってくるのはいつの日か?

池田屋騒動のおりの刃傷の跡が残っています。

弥次さん、喜多さんも上洛を果たしてほっとしています。

京名物の五色豆です。

ここの屋号は知りませんが、いろんな箒や刷毛を売っている有名な店です。

佐久間象山、大村益次郎の遭難の碑が高瀬川沿いに建っています。

「有職」です。「京人形司」です。

三条から一本南の通りに坂本龍馬が住んでました。「酢屋」という同じ名前で資料館もあります。
はるか昔ですが、学生時代には河原町三条のバス停からこの道を通って京阪三条まで行ってました。

「天下御免 切捨料理」とは、また物騒な。

高瀬川沿いにちょっと下ったところにあります。本日は休みですが、ランプのシェードなど素敵な商品を並べてます。でも、高い!!

河原町に面した有名な喫茶店です。

三条も河原町を越えると、たんなるけばけばしい繁華街でおもしろくありません。
寺町の角にある肉の「三嶋亭」で終わりにしました。
三条堺町のイノダコーヒー(本店より、こちらの楕円形のカウンターが好きです)はまたの機会にします。
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