京都北山の桟敷ヶ岳に登りました。雲ヶ畑山歩き俱楽部の5月例会でした。
中学生だったときに初めて登ったわたしの原点の山です。もう60年もの歳月が流れました。
山の上は、変わらずに新緑がまぶしく輝いていました。
ガイドブックなどには紹介されていない初めての荒れた急坂を登りました。
目指したのは「鷹の水はぎ」でした。山肌の洞窟から清水が湧き出していました。
惟喬親王の鷹の水飲み場だったとか、水浴びをして傷を癒したという伝説が残る秘境です。
雲ヶ畑には惟喬親王にまつわる伝説が多く残っています。文徳天皇の第一皇子ながら藤原家の血筋ではなかったために皇位に就けなかった悲運の皇子です。

スプリング・エフメラル(春の妖精)のシーズンは終わりました。残念ながら美しい花との出会いはありませんでした。帰り道のカフェでみやげにした「てづくりおはぎ」で花より団子でした。
【2026/05/09 09:49】
雲ヶ畑岩屋橋から祖父谷を登ったところにある「雲ケ畑・足谷 人と自然の会」の足谷小屋に集まりました。メンバーは16人でした。
足谷小屋からさらに上流の登山口まで、メンバーの車に分乗して運んでいただきました。
ここが取り付きです。ロープで渡渉の安全を確保していただきました。
ガイドがなければ、こんなところから登るとはわかりません。
整備されていない谷を詰めます。桟敷谷という立派な名前はあるそうです。
訪れる人はほとんどないと思われるルートに、立派な看板がありました。
広葉樹と北山杉との境界を登ります。
右に左に渡渉が続きます。
ルートは間違っていません。
数日前に下見したリーダーらが、ルートを間違えないようにとトラロープを仮設してくれていました。
鷹の水はぎが見えてきました。
清水が湧き出しています。
尾根筋までは、踏み跡もない急登でした。「適当に上に向かって歩いてください」とリーダーの指示でした。
薬師峠からの尾根筋に達しました。
ここにも看板はありましたが、明確な道もないここから下る勇気がある人はいないでしょう。
尾根筋は涼しいくらいの気持ちの良い風が吹き抜けていました。
風が吹かない平坦地で昼食となりました。
わたしは、昨夜の稲荷すしとおかずを奥さまに詰めてもらってもってきました。
いつものコンビニ弁当とは違って、おいしくいただきました。
行動再会です。この鉄塔までくれば、桟敷ヶ岳はもうすぐです。
東側に雄大な景色が広がりました。
桟敷ヶ岳に到着です。
惟喬親王が高楼を設け、その桟敷からはるか都を眺めたことからその名がついたそうです。ここに土俵を設けて相撲を観戦したという伝説もあります。
2等三角点があります。
あとは下山です。その道は、こんところを登るのはお断りしたい急坂の連続でした。
スリップスすることもなく、祖父谷の林道まで下山してきました。
気持ちの晴れる一日でした。ありがとうございました。
帰り道、雲ヶ畑で土日だけ営業している「ぜーもんカフェ」に寄り、てづくりおはぎをゲットしました。

屋号の善右衛門さん(故人)が、「鷹の水はぎ」とブリキ板に穴を開けた特徴ある看板をつくられたそうです。





























