プラハ 天高くそびえる城

プラハ城の中心にそびえる聖ヴィート大聖堂です。930年に着工し、数世紀かけて完成したゴシック建築です。
ここに入るのは2度目でしたが、やはり圧倒されました。

いくつもあるステンドグラスの一つが、アルフォンス・ミュシャ(ムハ)の作品です。

バラ窓も豪勢です。

外部から見た同じバラ窓です。

2005年にやってきたときは、壁面は工事中でした。きれいになっています。

城の入り口です。衛兵が立っています。

「王の道」を下っていくと、城下町のマラー・ストラニに着きます。

ストラホフ修道院から見たプラハ城です。ここからの眺めが、一番きれいです。

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プラハ 地下鉄は地下深くを走る part2

 「BACH 音楽三昧の旅」もさすがにネタが切れてきました。
 プラハの地下鉄です。地下深くを走ります。2005年の旅でも「地下鉄は地下深くを走る」と書いてます。
 ホテル最寄りのマロストランカー駅です。

 エスカレーターは、地下深くに吸い込まれます。階段なんてありません。しかもかなり高速です。

 プラハの地下鉄は、A、B、C線の3本です。

 チケットは自動券売機で買います。1区間とか、24時間有効とかがあります。券売機は英語表示もありますので、それほど難しくはありません。

 改札口がないので、使用済みのチケットは手元に残ります。

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ベルリン 迷路のような中央駅

 【6/10】
 ベルリンにやってきました。真新しいHauptbahnhof/中央駅に到着です。ここが初心者にはなかなか手強い駅でした。

 ライプツィヒのホテルは、朝食前にチェックアウトの勘定をすませました。7時からの朝食でしたが、駅前とあって7時51分発のICEにゆっくりと間に合いました。
 74分でベルリン中央駅です。到着したホームは地下にあります。

 とりあえず地上に上がりましたが、駅全体のイメージがわきません。当然、どちらに行ったらいいのかもわかりません。

 「地球を歩く」の交通路線図を見て、中央駅からポツダム広場駅までの電車に乗ろうとしました。それがどこから発車するのかがわかりませんでした。今になって調べるとやってきた路線を1駅戻るだけでした。
 で、うろうろ。結局は3階を直行する近郊列車に乗ってひと駅先のフリードリッヒシュトラーセ駅まで行き、そこからSバーンに乗り換えました。

 Sバーンのブランデンブルク門駅です。
 この電車、どちらに向いて走り出したと思われますか。向こうです。走り去る最後尾を写しているのです。日本の地下鉄とは走行方向が逆です。これだけで、方向感覚が失われるのです。
 「Burandenburg Tor」と駅名表示はありますが、日本のように次の駅の表示はありません。これも初心者には困りものです。列車の行き先表示を見ても、その行き先がどこにあるのかわかりません。大阪・地下鉄の御堂筋線なら、行き先はなかもづか千里中央、たまに天王寺か新大阪くらいです。南北どちら向きかは、意識せずともわかります。それがわかりません。
 あきらめて、隣の駅まで行くのに「Does this train go to ○○?」と隣の人に確認しました。

 ベルリンの地下鉄はこんな色です。

 Regio/近郊列車は2階建て車両も多いです。日本のように大混雑するラッシュアワーってないのでしょうか。

 スーツケースを回収して、Sバーンでホテル最寄り駅のフリードリッヒシュトラーセ駅に向かいます。
 中央駅のコインロッカーは、大きなロッカーはほとんど空きがありませんでした。行きつ戻りつ2カ所でやっと見つけましたが、次は小銭が足りません。近くにあった両替機は「故障中です」と先客のおばさん。そのおばさんについて、ホームのコンビニまで行って、ガムを買って釣り銭を手に入れました。

 旅の最後の日。テーゲル空港に向かうタクシーから見た中央駅です。2006年のサッカー・ワールドカップに合わせて開業しました。
 空の玄関口も、ブランデンブルク空港が開港予定でしたが、直前に延期になってしまいました。

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プラハ 街角点描 路地裏まで好きになるpart2

路地裏まで好きなる」と、プラハの街を訪れた2005年にも書きました。
やはり素敵な街です。石畳のデコボコを歩きすぎたためなのか左ひざが痛くなったのもがまんして、それでもあちこちを歩き回りました。

旧市街のどこかのビルです。

プラハはカフカが生まれた町です。「カフェ・カフカ」もありましたが、まだ開店前です、

「黒い聖母」が飾られています。

旧市街広場の目印になっているティーン教会です。天に突きささる尖塔が素敵です。

広場にそびえる教会なのに、入り口は見当たりません。実はこのカフェを抜けた向こうにあります。
教会の前に建物を建ててしまった宗教的な嫌がらせそのものなのです。

一見するとアルフォンス・ミュシャが描いたよな壁画です。

おいしそう。
ハヴェルスカー市場には、新鮮な果物も並んでいます。

おみやげもいろいろと。

向こうは、旧市庁舎の天文時計です。

マラー・ストラナ地区です。

日本国大使館に日の丸が翻ります。小説「プラハの春」の舞台でした。

早朝のブルタヴァ川で独り、釣り糸をたれる老人が。

恋人たちの決まりごとなんでしょうか。

フランツ・カフカ博物館の中庭です。
2人の腰の動きが、なんとも微妙です。

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ドレスデン 奇跡の復活、フラウエン教会とゼンパー・オーパー

【6/5】
フラウエン教会(聖母教会)はドレスデン旧市街の真ん中にあります。何度か前を通りました。さて入ろうと行ってみると、ドアの前はちょっとした行列です。とりあえず並んでみました。
正午前にドアが開いて招き入れられると、なんと「オルガン礼拝」が始りました。信者ではありませんが、敬虔な気持ちで、荘厳に響き渡るオルガンの音を浴びました。

18世紀前半に建てられたバロック様式の教会です。柱がない堅牢な大きなドームが特徴です。
ドレスデンが一夜にして焼け野原となった連合軍の空爆にも耐えましたが、内部に火が回り、2日後に崩壊したそうです。
共産党政権時代はがれきの山のまま放置されていましたが、ドイツ統一後の1994年から10年余をかけて昔の姿に再建されました。

黒い部分は昔の教会の石材がそのまま使われています。その一部が展示されています。
この再建作業は「世界最大のジグソーパズル」と呼ばれました。

「君主の行列」は、ザクセン王をはじめ総勢93人の歴代君主が、マイセン磁器タイルで表現されています。

空襲を奇跡的に免れた壁は、長さが102メートルもあります。
向こうがフラウエン教会です。

ドレスデン城のガイドツアーでしょうか。すごい衣装の女性が現れました。

ゼンパー・オーパーも空襲で焼失しました。1985年に再建されています。
ここは、ドレスデンにやってきた夜に、ゼンパー・オーパーの「メンコン」を楽しみました。

19世紀の劇場建築家の巨匠、ゴットフリート・ゼンパーによって宮廷劇場として建設されたオペラハウスです。

イタリア・ルネサンス様式の華麗な内部です。

まるで宮殿のようなゆったりとした廊下です。

窓からは大聖堂が目の前です。

ホールの見事な天井です。

天井の高いオペラ座は、ベルリン・フィルハーモーニーとまた違ったすばらしい音響空間でもありました。

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ライプツィヒ ”b@ch für uns!” 町はバッハでいっぱい

”b@ch für uns!” わたしたちのバッハ―ということでしょうか。
バッハゆかりの聖トーマス教会横の広場には、こんなものまでありました。いやがりながらもモデルとなってくれた方の顔は、モザイク処理しました。
日本の観光地と同じです。偉大なる大バッハ先生も、ここまで大衆的になられました。

マルクト広場に設けられた「bach on air」の特設会場です。いつもなにやら演奏が繰り広げられていました。
ところが、いま、何をやっているかのインフォーメーションがありません。単にわたしがドイツ語がわからなかっただけかもしれません。それにしても、本番なのか、リハーサルなのかと悩むこともありました。

ステージ横で、そこらのおっちゃん(失礼!)が一緒に歌ってます。これは素晴らしい。

午後10時を過ぎても、にぎやかな演奏は続きます。

マルクト広場を見下ろす旧市庁舎には、bachfestののぼりが翻ります。

ライプツィヒ中央駅にも「歓迎」の大きなバッハが。


ストリート・パフォーマーも出番です。ヴァイブラフォンを巧みに操ってバッハを奏でていました。

バッハの大本山、bachmuseum/バッハ資料館です。聖トーマス教会の横にあります。わたしたちのように、バッハ目当てにやってきた人たちでにぎわってました。

こうして書いてきましたが、実際にはライプツィヒがバッハ一色だったかと聞かれると、???ではありました。
21世紀の現代に、ライプツィヒの街だけバッハ愛好家の市民であふれているはずもなく、サッカーのユーロ選手権の方が気になるという若者がいて当然でした。

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ライプツィヒ 環状道路を走るトラムに乗る

 【6/8】
 ライプツィヒの旧市街をぐるっと一周する環状道路をトラム(路面電車)は走ってます。出発点は、滞在したホテルの目の前の中央駅です。いろんな方面行きのトラムが行き交います。

 中央駅には3つの路線が発着する長いホームがあります。
 まずは、チケットを買い、路線マップをもらいました。

 聖トーマス教会の横を走るトラムです。
 このあたりは道幅が狭く、停車場は路面に白いゼブラが描かれているだけで、安全地帯はありません。ちょっと怖くて乗車することができませんでした。

 明るい車内です。自動券売機と乗車時間の刻印機が付いてます。

 ドームをもつ立派な新市庁舎の横を走る旧型のトラムです。黄色と青色が美しいです。

 新型トラムの塗色は、黄色と青色を引き継いでいますが、もうひとつ特徴がありません。

 旧型車が走ります。大きなパンタグラフがかわいいです。

 ゲヴァントハウスがあるアウグストゥス広場にやってきた2両連接2編成の長いトラムです。

 環状道路に沿ってしかトラムに乗る機会はありませんでした。ルート図によると、北方にあるメッセ/見本市会場に行く路線など計15路線あり、バスと組み合わせて広いエリアをカバーしています。市内交通がこれほど発達しているから、市内中心部を走る車の量が少ないのでしょう。

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ライプツィヒ ワインを買うのにも利用した中央駅

 Leipzig Hauptbahnhof/ライプツィヒ中央駅の西玄関です。東側にも、同じデザインの玄関があります。
 ヨーロッパ最大の頭端式駅ということです。阪急・梅田駅と同じように平面の「ヨ」字型のホームを持っています。ドイツ中部圏における鉄道交通の要所で、1日700本以上の列車が発着、約15万人が利用しているということです。
 この駅前のホテルに4泊しました。ドレスデンから到着、ワイマールに小旅行した日、ベルリンに出発と何度も利用しました。その他にも、構内のスーパーにワインを買いに行ったりしました。

 駅前からはトラムが出発します。

 大きなアーチをもつ屋根に覆われています。

 振り返ると頭端式駅で行き止まりとなっているのがよくわかります。

 行き先表示に「Hamburg-Altona」とあります。1昨年の旅行で行った懐かしい地名です。

 直線的でいかめしい面構えにのELです。ワイマールから戻ってきたときにICを牽引してました。

 乗車券売り場です。自動販売機もたくさん並んでいます。

 Promenaden/プロメナーデンと呼ばれる、3階建てのショッピング街です。

 外構は古いですが、内部はモダンに改造されています。

 食料品店もあり、真っ赤なイチゴや旬のシュパーゲル(白アスパラガス)が並んでいます。

 bachfestの垂れ幕がかかる西玄関の内部です。ゆったりとしています。
 ここから地下に潜ぐると、中心街のマルクト広場の地下を通って市街南部へと抜けるCity-Tunnel Leipzig/シティー・トンネルの建設が進んでいます。

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チェスキー・クルムロフ 城に登る

 【6/3】
 プラハから列車に揺られること3時間半。やっと着きました。
 チェスキー・クルムロフ城は、13世紀に南ボヘミアの貴族が築いたのが始まり。16世紀末にゴシックからルネッサンス様式に改装されています。

 城から見下ろす町並みは、見事に美しい。

 城内の建物は石造りの立派なものに見えますが、スグラフィット装飾と呼ばれる技法で描かれただまし絵になっています。近くで実際に見ると、ちょっと映画のセットのようにも見えます。

 バロック様式の広大な城の庭園です。

 城の橋から聖ヴィート教会が見えます。

 城の劇場は、バロック様式の木造の劇場。古い舞台装置が残っているそうですが、ガイドツアーでないと入れませんでした。

 城の塔は、どこから見ても美しい均整を保っています。

 ヴルタヴァ川のカーブにそって、城はそそり立ています。

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チェスキー・クルムロフ どちらを向いても絵になる町

 【6/3】
 Český Krumlov/チェスキー・クルムロフの町です。ちょっと観光化され過ぎているきらいもありますが、とにかくどちらを向いても絵になります。
 荒廃の時代などいくたの歴史を背負ってますが、とりあえずは画像を紹介。
 町の中を用水が流れ、向こうにはチェスキー・クルムロフの城塔です。

 みやげもの屋さんです。思わず吸い込まれます。

 町の中心、スヴォルノスティ広場です。カラフルな家並みが連なります。

 美術品のような窓枠です。
 よくよく見ていると、一番下の4軒の家並みは、ひとつ上の写真の広場と同じです。

 大きな石の橋です。

 このあたりではヴルタヴァ川がゆったりと流れています。

 対岸から眺める城です。

 城の塔は、どこからでも目につきます。

 スヴォルノスティ広場に戻ってきました。
 手前の建物が宿泊したホテル「ZLATY ANDEL」です。

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