淡路島 諭鶴羽山と灘黒岩水仙郷の満開のスイセン

 淡路島の最高峰、諭鶴羽山に登りました。
 登山口の近くにある灘黒岩水仙郷は、初春のような日差しを浴びてスイセンが満開でした。真っ青な空に向けて、すっくと花を広げ、甘い香りを振りまいていました。

 諭鶴羽山(607.95m)の頂上からは、春霞の彼方に紀泉アルプスからダイヤモンドトレイルに連なるスカイラインが見渡せました。
 

 いつもの山の仲間と登りました。温かいコーヒーとともにいただくM子さん手作りのお菓子と、Uさんの果物をつまむひと時がいつもながらの楽しみです。

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高槻 「コメダ珈琲店」のたまとまレタスサンド

 映画「ボヘミアン・ラプソディ」を見る前に、急いで食べた昼飯です。JR高槻駅前の商店街、アクトモールにある「コメダ珈琲店 JR高槻駅北店」です。できてしばらくたちますが、入ったのは初めてでした。マクドやスタバはともかく、喫茶店といったところに入ったんは久しぶりです。
 メニューをじっくりと拝見してランチメニューのプレートから選んだ「たまとまレタスサンド コメチキ2個付き」(ドリンク+540円)です。いちいち説明が必要でした。
 「たまとま」は見ての通り玉子とトマト、「コメチキ」はコメダのチキンでした。「カフェオーレ」(460円)とともにいただきました。

 柔らかいチキンです。

 奥さまの「コロッケバンズ」には、揚げたてのコロッケがはさまってました。ボリュームたっぷりです。

 豆菓子もいただきました。

 節分を前に、この豆菓子が売られていました。

 コメダ珈琲店 JR高槻駅北店
 072-682-5155
 高槻市芥川町1-10-7 アーバネックス高槻芥川1F

ボヘミアン・ラプソディ ~天に突き上げて

 話題の映画「ボヘミアン・ラプソディ」を観ました。いまさらながらですが、そろそろ行かないと、終わってしまいそう。やっと時間ができました。

 「あの人、だれ?」
 10年も前に訪れたスイス・レマン湖畔のモントルーです。そのときは、フレディ・マーキュリーはもとより、クイーンのことも名前くらいしか知りませんでした。
 右腕を天に突き上げて歌う姿が、映画の中で何回も再現されました。
 出生、異彩を放つ風貌、セクシャリティーからくるコンプレックスを突き破ろうとするかのポーズでした。その先に圧巻の「We are the champions」がありました。

 足元には「Lover of Life – Singer of Songs」と刻まれていました。

 モントルーには、フレディの録音スタジオがあったそうです。フレディは、変わらずこの湖を見ていました。
 隣町のブべーに立つチャップリンの像や、オードリー・ヘプバーンが暮らした村を訪ねることはできませんでした。でも、フレディには呼び寄せられたのでしょうか。

 JR高槻の駅前にある「アレックスシネマ」は、平日の昼間とあって、ガラガラでした。あまり聞きなれない「爆音」に2時間ほど、さらされました。

 

京都・四条河原町 「風月クラシック 京都」の風月焼き

 京都の大学病院で半年に1度の腫瘍マーカー検査でした。今回も問題はなく、四条河原町まで戻ってきて食べ損ねた昼食兼早めの夕食となりました。
 「風月クラシック 京都」です。四条河原町の南東角にある住友不動産京都ビル、以前のマルイ、いや昔は阪急百貨店のあったビルの8階、FOOD HALLにあります。お好み焼きの「鶴橋 風月」にアラカルトメニューを追加したデラックス版のようです。
 でも頼んだのは「風月焼き」(1400円)で、いか、えび、豚、牛肉入りのあたり前のミックス焼きです。
 大阪のお好み焼きの流儀にのっとって縦横に格子切りし、コテでそのまま口に運びました。ふんわりとした柔らかいお好み焼きです。

 女性店員が「焼きますので」と一切を取り仕切りました。
 キャベツは千切りになっています。粉はそれほど多くはありません。
 ひっくり返す前に、花鰹をドバーッと振りかけました。
 ひっくり返すのは1度だけです。焼き上がると、マヨネーズとソースを垂らしてくれました。「青のりはそちらにあります」とのことでしたが。振るのを忘れていました。 

 もうひとつは「たっぷり野菜焼きそば 2玉」(1480円)です。奥さまと一緒でした。お腹が空いてましたが、さすがにボリューム満点でした。

 こちらには忘れずに青のりを振っていただきました。

 寒い1日でしたが、熱い鉄板を前にしたら、冷たいビールがおいしいです。

 「シャキシャキ大根サラダ-梅肉ドレッシング」(650円)は、太い拍子木切りの大根が、ポキポキといい食感でした。

 風月CLASSIC 京都 (風月クラシック)
 050-5594-5228
 京都市下京区四条通河原町東入真町68 住友不動産京都ビル FOOD HALL 8F

TANNOY再会(5) エンブレムに紅をさす

 たかがエンブレム。されどエンブレムー。
 TANNOYという6文字は、わたしにとって永年の憧れでした。ⅢLZの右上には、斜めを向いたエンブレムが輝いています。ところが、寄る年波には逆らえず、色あせて(写真左下)いました。ここはピカリと金色に光ってもらわなくては困ります。紅をさして(再塗装して)、昔の容色に蘇らせました。 

 ドライバーを差し込んで、慎重にエンブレムを持ち上げました。
 エンブレムはプラスチック製で、文字の部分を塗装しているだけの、予想外にチャチなシロモノでした。
 重曹の液に漬けて油分を取り除きました。
 表面をサンドペーパーでこすり、平らにしました。 

 ホビー用の水性エナメル、パールゴールドを、平筆で塗りしました。

 余計に塗料が着いた部分は、ヤスリでこまかく修正しました。

 サランネットは、掃除機で掃除しました。

 サランネットをはめ込んだ枠をボックスから取り外して作業すれば完璧ですが、今回はとりつけたまま応急的な掃除にとどめました。
 重曹液をスプレーで散布して、汚れが浮き上がるのを待ちました。

 水洗いしてよく搾った雑巾で丹念にたたくようにして汚れを吸い取りました。
 期待したほどの清掃効果はありませんでしたが、とりあえずは完了としました。後日、ボックスの塗装とともに、再挑戦しましょう。

自分でつくる トマト味のパスタ

 1月も、もう下旬。なのに今年初めての「自分でつくる パスタ」でした。正月にひいた風邪が長引き、あっさりとした昼飯しか食べていなかったのでしょう。
 冷蔵庫を開けて、残り物にハムが1枚。そこからトマトケチャップで味付けしたトマト味のパスタになりました。
 タカノツメとニンニクがよく効いた、タバスコ不要の刺激ある味わいでした。

 冷凍されていた赤ピーマンに緑も。鍋の残りのシメジも加えました。

TANNOY再会(4) トレブルコントロールのレストア

 初恋のTANNOY ⅢLZと戯れているのが、格好の息抜きとなります。
 取り外した裏ブタには、アンプから出力された音声信号をつなぐ赤黒のターミナルと2つのツマミがついています。ツマミを動かすことで、トレブルコントロールといって、高音部分の出方を調節することができます。
 ボックスの内側に着いている箱を開けると、ツマミとつながっているロータリースイッチがあります。ここが接触不良を起こして、トラブルの原因となることが多いのです。

 1接点4回路と2接点5回路のロータリースイッチがついてます。どちらも接点の構造は堅牢そうです。
 分解は、1つのスイッチの周囲に4か所あるツメをラジオペンチで曲げるました。 

 ツメが外れると、パラりと接点部分が開きました。
 案の定、接点部分が黒ずんで汚れてました。下側に残っている接点と接していた部分には線を引いたような跡が残っていました。

 綿棒で丁寧に掃除しました。でもあまり効果がないので、電動ルーターに柔らかい金属ブラシをつけて研磨しました。 

 見事にピッカピカになりました。
 当然、4個のスイッチすべてをきれいにしました。

 ケーブルをつなぐターミナルも、輝きを失っていました。

 ケースから取り外して、これもルーターで磨きました。処理済みの右の2個は、ピカリと元の輝きを取り戻しました。

 スイッチのツマミも取り外し、塩素水につけてきれいにしました。

 すべてを組み付けて、初恋の君は洗顔完了となり、元の美しさを取り戻しました。

 付属のデータシートです。

TANNOY再会(3) ネットワークのレストア

 コンデンサーというパーツは、老朽化すると「お漏らし」したり、「抜ける」ことがよくあります。電解液が流出したり、容量が減るのです。
 TANNOYのⅢLZでも、ネットワークと呼ばれる部分に使われています。もう45年も前に製造されたスピーカーです。おかしくなってないはずがありません。ネットワークのレストアでは、第一に点検すべき課題でした。
 ネットワークは、ボックスの裏ブタの下部のプラスティック容器に収まっていました。

 4本のマイナスネジをはずすと、4隅はハトメでしっかりと固定されていました。未改造であることは明らかでした。
 電動のミニルーターでハトメのフチを削りました。
 反対側から引っ張ると、取り去ることができました。

 フタがパカリと開いて、初恋の君の心臓をのぞき込んだ心境です。
 ベークライトの基盤に端子付きのラグをハトメ締めして、ケーブルで配線されてます。
 もう少し時代が下ると、プリント基板が普及して、簡単に配線できるようになりました。しかし、今となっては、こうした手配線のほうがレストアには好都合です。

 無極性電解コンデンサーの1個を見て、びっくりしました。「お漏らし」をした証拠で、赤いキャップが膨らんでいました。おまけに、浸みだした電解液でリード線が腐食して破断していました。わたしが力を加えて切れたのか、元々切れていたかは不明ですが、こんなのは初めてお目にかかりました。

 コンデンサーも含めてすべてのオリジナル・パーツがTANNOYの音を構成しているという声も聞きます。パーツを替えると、「TANNOYの音ではなくなる」と。
 そんなこともいっておれず、電解コンデンサー2個とフィルムコンデンサー1個(片チャンネルあたり)を半田ごてで取り去りました。 

 取り外した電解コンデンサー(青色)は、「74 03」「73 24」と製造年らしき印刷がありました。74年第3週、73年第24週に製造されたパーツということでしょう。
 ロゴに描かれている「ERIE」から、英国のメーカー製のようです。
 1974年にTANNOYの工場が火事になり、以後はスピーカーのコーン紙は西ドイツ製となりました。型番もMonitorGoldからHPDに変わりました。わたしのⅢLZは、コンデンサーの製造年からも、1974年と特定できたようです。

 ネットワークの回路図です。「閑人氏のホームページ」から拝借してきました。他にもⅢLZについて書かれたHPは多く、教えられました。
 この設計図では、LPF(ロー・パス・フィルター)のコンデンサー容量は25μF(マイクロ・ファラッド)と書かれていますが、わたしの後期型は22μFに変更されていました。

Multi-function Tester TC1」で取り外したコンデンサーの容量を測定しました。
 8μFと表記されたコンデンサーは、なんと80.2μFと表示されました。驚くことに規定値の10倍です。コンデンサー容量は普通品では±10%程度の誤差はあたり前ですが、これではひどすぎます。それにしても、容量が10倍に膨れたコンデンサーなんて、初めての体験でした。

 取り外した6個のコンデンサーの値を量りました。
 設計値が3.3μFのフィルムコンデンサーは異常がないようでした。

 容量が大幅に狂っていた電解コンデンサーは、ネット通販で購入した「JantzenAudio」の無極性電解コンデンサーと交換しました。デンマーク製のコンデンサーですが、あまりに小さいのにびっくりしました。価格も安かったのでこれで大丈夫かなとちょっと気になります。様子を見て再度の取り換えも検討したいと思います。
 フィルムコンデンサーも、2個は同容量が手持ちにあったので、念のために交換しました。

 レストア前(上)と、後のネットワークです。これで正常な音になってくれるでしょうか。早く音出ししたいところですが、まだまだレストアした個所もあるので、裏フタは開けたままにしておきます。

冬晴れの須磨アルプスを楽しむ

 冬晴れの1日となった19日、六甲連山の西端に連なる須磨アルプスを歩きました。真っ青に晴れ上がり、汗ばむほどの絶好の陽気でした。
 眼下には明石海峡大橋から神戸市街、大阪湾、さらに六甲の山々から山を削って開発されたマンション群まで見飽きない絶景が広がりました。
 標高はありませんが、次々とピークを越え、コースは変化に富んでました。馬の背というアルプスの名に恥じないガレ場を越えて、この日のメンバー7人で記念撮影しました。

 鉄拐山からは、ここから連なる六甲全山縦走路の先が見渡せました。

 昼飯は弁当を持参せず、コース途中の高倉台団地の商店街で、温かいそばを食べました。

 馬の背では、前を行く小学生の一団がキャーキャーと叫びながらよじ登っていて、ハイカーも多くて渋滞が発生するほどでした。

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