長岡京 ウニール本店のUnirのパスタセット

 パスタが続いても、まるで平気です。
 スペシャルティコーヒーが自慢のウニール本店です。ランチは「Unirのパスタセット」(1500円)だけでした。プロの味が楽しみでした。
 「ベーコンと野菜のスパゲティ バジル風味」です。バジルの香りがプンプンとします。ゴロゴロのベーコンからは、ほのかな燻煙の香りが広がります。

 キュウリ、トマト、ジャガイモ、オクラ、インゲンと野菜が盛りだくさんです。タマネギも入ってます。

 「じゃがいもの冷製ポタージュ」は、キリリと冷えています。

 「茄子のピクルス」「人参の胡麻和え」と、夏野菜のオンパレードです。
 バケットは、ちぎるのに苦労するほど堅いです。それがシコシコとうまいです。

 飲み物までついています。
 カフェラテのアイスです。「最初はシロップなしでお飲みください」と自信の現われです。最後までストレートで味わいました。

 奥さまが頼んだケーキとルイボスティーです。

 大きな四角いテーブルの角に2人づつが腰かけます。中央に田の字にアクリル遮蔽版が置かれています。
 ウエイトレスはマスクとフェースシールドをつけています。入店時には体温測定されるなど、これまでに入った飲食店では一番徹底したコロナ対策をしているようでした。

 Unirは、スペイン語で結ぶという意味。コーヒーの生産者と消費者をつなぐということだそうです。 
 コーヒーの自家焙煎をしており、コーヒー好きにはたまらない店のようです。

 ウニール(Unir)本店
 075-956-0117
 長岡京市今里4-11-1

A3032の再生その1 管球プリアンプがやって来た

 巣ごもり生活も長くなり、退屈な日々が続きます。ヤフオク(ヤフー・オークション)をチラチラと見ているうちに、オーディオ熱という病が再発しました。
 落札したのは、真空管を使ったプリアンプです。正確にはラックスという音響メーカーが「LUXKIT A3032」という型番で1976年に発売した組立キットです。発売当初の価格は88,000円でした。わたしが社会人になって2年後のことです。当時の給料では、手が出るはずもありませんでした。この歳にして、やっと中古を手に入れて喜んでいるくらいです。
 古い製品ですが、まずまずのフェースをしていて、ひと安心でした。

 さっそく上部のふたをはずしました。
 ネットで調べていた様子とあまり変わりはありません。ヘンに手も加えられておらず、オリジナルのままのようです。
 キットですから、初代オーナーがみずから配線などの工作をしたはずです。はんだ付けもしっかりとしています。

 電源部の配線が、乱暴に切断されています。
 これは、「製品としての性能は保証しないよ。修理するなら自己責任で」という、出品者の責任回避のアピールです。

 真空管を外しました。オリジナルは松下電器製が使われているはずですが、すべて東芝製でした。しかも12AX7は5751、12AU7は5814Aというちょっと珍しい互換(差し替え可能)球になっていました。
 さて、どんな音がでるのかとはやりますが、その前にお決まりの不良部品を交換していきましょう。
 わたし自身への備忘録でもありますので、大方の方はスルーしてください。

LUXKIT A3032

自分でつくる ナスとアンチョビのスパゲティ

 塩漬けにしたイワシをオリーブオイルに漬けて2週間。そろそろアンチョビが仕上がったころです。
 ナスとアンチョビのスパゲティにしました。
 いい塩梅になってます。ナスしか入れてませんが、濃厚な味になりました。

 でき上がったアンチョビです。これでしばらく楽しめます。

 これまでの「アンチョビをつくる」はコチラ

 2.2mmと太いパスタです。表面に溝がついていて吸水性がよいようで、茹で時間は6分です。ギリシャ産でした。

 

メスティンでつくる 照り焼き鶏で簡単親子丼

 照り焼き鶏があったので、親子丼にしました。ご飯は冷凍されていましたが、せっかっくなら炊き立てをと、メスティンを使って1人分(1合)を炊きました。
 タマゴが全体を黄色くソフトに覆ったようにはなりませんでした。1個では少なかったようです。ルックスはイマイチですが、お味はなかなかのもので、ペロリと平らげました。
 連日の暑さで、アウトドアは敬遠です。涼しくいただきました。

 きゅうりの水漬けもつくってました。小さなきゅうりがあったので、半分に切っただけで2%の塩に漬けていました。ポリポリと食べ進みます。

 洗って水分を含ませた米をメスティンに入れます。水はリベットの頭の中間までが目印です。
 アルコール燃料に火を着けると、あとはすることがありません。
 15分ほどで火が消え、同時に炊きあがります。
 そのまま15分ほど蒸らしておけばできあがりです。

 丼用の小さな専用鍋が見つからなかったので、フライパンを使いました。麺つゆや出汁、砂糖でタマネギを煮て、小さく切った照り焼き鶏を散らしました。
 この後、タマゴを入れましたが、表面積が広すぎて、タマゴがうまく層をつくってくれませんでした。
 茄子と揚げのみそ汁もつくりました。

自分でつくる ルッコラのペペロンチーノ

 採りたてのルッコラ(ロケット菜)が手に入ったので、ペペロンチーノにしました。
 朝から、京都・竹田にある「じねんと市場」をのぞきに行きました。ナスやキュウリ、トマトと旬の野菜が並んでいました。
 ルッコラを見て、昼飯のメニューがすぐに決まりました。

 ほのかにゴマのような香りがする、ちょっと渋めのハーブ野菜です。熱いパスタの上に載せておくと、やがてしんなりとしてしまいます。

 「京都丹波で生まれた銘柄豚 京都ぽーくを使ったこだわりのベーコン」という長いネーミングのベーコンも買ってきました。なるほど、いい脂が出てこだわりの味がします。

 ナスに大葉にトマト。それぞれのタグには生産者の名前が記されています。「武ゆか修」という生産者を追いかけてきたのです。
 新聞社時代の先輩である生産者のTさんとは先日、ポンポン山の竃ケ谷で出会いました。現在は麓の大原野小塩で農業をしておられます。ネットで調べたら、自宅で無人販売しているとのことで、遠いところでもないと車で訪ねました。残念ながら外出中で、奥さまから「じねんと市場」に出荷に行ったと聞きました。
 後を追いましたが、そこにTさんの姿はありませんでした。手塩にかけられた野菜だけが並んでいました。

 野菜から米、肉、魚といろんな地場産品が並んでいます。

 セルフ・キャッシャーがあり、自分で商品のバーコードを読み込ませて精算、支払いをします。

 同じ敷地内にはスーパー銭湯、スポーツ施設、地産地消レストランもある複合施設です。

 じねんと市場
 京都市伏見区竹田青池町125
 075-646-0831

八幡 京都吉兆 松花堂店の松花堂弁当

 ちょっと豪勢に八幡の松花堂庭園・美術館内の「京都吉兆 松花堂店」で松花堂弁当をいただきました。
 造りや揚げ物などが、4つのマスにきれいに並んでいます。
 江戸初期の文人、松花堂昭乗が小物入れや煙草盆として愛用した四つ切塗り箱からヒントを得て、吉兆の創業者、湯木貞一が考案したそうです。

 先付けは、車海老に焼きナスやトマトが添えられた冷製です。

 椀には、大きな鱧が浮かんでいます。温かな汁がいい香りです。

 左上のマスです。
 ローストビーフにはゴボウを刻んだのが載ってます。とろけるようです。
 出汁巻きは、京料理らしくきわめて薄味です。

 笹寿司も優しい味です。

 右上は、鯛とイカの造りです。トロリとしています。

 右手前の揚げ物は、サーモンの芳香揚げとイカです。唐辛子も振られていて、アクセントになっています。

 左手前は、夏野菜が冷たいあんをまとっています。

 ご飯には、ちりめん山椒を振りかけていただきました。

 デザートは、アイスクリームをお茶の和菓子、シナモンの香りがする焼き菓子でした。

 松花堂庭園の一端が眺められる静かな店内です。

 いただきもののお食事券がありました。土産までついていました。

 松花堂庭園は、割引料金(100円)で入園できましたが、あまりの暑さに遠慮しました。

 京都吉兆 松花堂店
 075-971-3311
 京都府八幡市八幡女郎花43-1

酷暑の打見山で、ギンギンに冷やした素麺を食らう

 比良山系の打見山に登りました。正確にいうと、向こうにそびえる蓬莱山を目指していました。
 でも、運動不足でコロナ肥りのわたしだけは、暑さに負けてここまで。元気なお二人が頂上を往復してくる間、涼しいベンチで昼寝してました。ああ、軟弱!!

 昼飯は、ノドを通りやすいようにと素麺を準備しました。
 茹でた素麺は、水を切って、ひと口大に丸めて容器に。食べるときに氷と戻し水を加えました。
 具材の錦糸卵、ネギ、ショウガは凍らせておきました。ペットボトルのそうめんつゆも前夜から凍らせておきました。
 途中のコンビニで仕入れたアイスも、保温袋にいれてかついできました。2.5人分(1人は少食です)を用意してました。

 ギンギンに冷えています。火照った体に流れ込みます。
 Kさんにも「山であんなに冷たい素麺を食べたのは初めてです」と喜んでもらえてよかったです。

 M子さん恒例のデザートは、甘~いブドウでした。兵庫・吉川町産の「藤稔」だそうです。あまりにおいしくて、みんな食べてしまいました。

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空きビール缶でアルコール・ストーブをつくる

 アルコール・ストーブをつくりました。アルコール・バーナーともいいます。アウトドアでメスティンなんかを加熱するコンロです。燃料には燃料用アルコールを使います。
 わたしのメスティンと同じトランギアの製品もありますが、そこそこの値がします。
 YouTubeを巡っていると、缶ビールのアルミ空き缶を使ったアルコール・ストーブの作り方が、いくつもアップされています。これなら材料費はタダです。さっそく挑戦しました。
 照明を落としたキッチンで、気持ちよく燃え上がりました。炎を見ているだけで、気持ちが良いです。 

 燃料用アルコール(メタノール+エタノール+α)は、500mlで500円ほどです。
 近くのホームセンターでは見つからず、ドラッグストアも欠品中。3軒目のドラッグストアで見つけました。コロナの消毒には使えませんが、一緒に品薄になっているそうです。

 空き缶の底に、小型ルータを使って直径1.5mmのドリルでズラリと穴を開けました。
 ニッパーで切り取ります。
 ネット上で「円 16等分」で検索した画像から適当なものをケント紙にプリントアウト。空き缶のそこの直径に合わせてサークル・カッターで切りぬきました。
 両面テープで円板を底に張り付けて、ドリルで16か所に穴を開けます。
 ルーターの刃を砥石に代えて、空き缶のバリを削りました。 

 高さが35mmとなる台の上に、カッターナイフの刃を置きます。
 空き缶に刃をあてながら、缶の方をぐるぐると回します。缶に深い筋目を入れて、あとはグシャグシャと折り曲げて切り離しました。
 中央に、境となる壁をつくります。(この辺りの作業の詳細は、YouTubeの動画を参考にしてください)
 2つの空き缶の底を合体させれば完成です。
 一番搾りのプリントが残っていても、それはそれでおもしろかったです。でも、ついでのことなので、ルータの先に堅いワイヤブラシをつけて、塗装をはがしてしまいました。

 燃料用アルコールを、カップで測りながら注入します。
 ライターで火をつけると、最初は底にたまったアルコールが直に燃え上がります。
 やがて、熱せられて気化したアルコールが、周囲の16か所の穴から噴き出します。そこに火がつけば本格燃焼で、火力が安定します。

 メスティンを載せてみました。いい具合です。

 300ccの水が、3分ほどで熱くなりました。沸騰するまでの時間とアルコール量の関係は、これから調べます。
 炎の立ち上り方が、予想以上に高いです。16か所の穴は、直径1.5mmのドリルで開けました。これを1.2mmくらいにしたものと比較してみるのもよいかもしれません。

自分でつくる バルサミコ酢風味のきゅうり浅漬けとざるそば

 ざるそばで簡単に昼飯にしました。
 箸休めに、まずは「バルサミコ酢風味のきゅうり浅漬け」をつくって、冷蔵庫で冷やしておきました。
 バルサミコ酢の酸味と、オリーブオイルの香りで、ピクルスのようです。先日の「水漬け」とはひと味違って、これはこれでおいしいです。

 そばは、氷水でギンギンに冷やしていただきました。

 きゅうりを板ずりします。

 適当に乱切りします。

 バルサミコ酢とオリーブオイルを小さじ1ほど入れました。
 バルコニーのバジルも摘んできて、細かく切って混ぜました。

 ジップロックに入れて冷蔵庫で冷やせば、簡単にでき上がりでした。

今夜の一飯 メスティンで「ご飯」を炊いてみた

 万能型クッカーとして、いまやネットにはメスティンを使ったレシピがにぎやかです。でも基本は西洋版の飯盒といったところです。得意科目はご飯を炊くことです。
 わたしも試してみました。アウトドアでの出番が待ちきれずに、今夜の夕飯です。
 うまく炊けました。予想以上の出来です。お焦げなんかありません。ご飯が立っています。

 ちょっと堅めですが、これはわが家の炊飯器以上です。
 和久傳ノ森で買ってきた生姜糀でいただきました。うーん、和久傳のご飯にも負けてません。

 朝から買い物に出かけてついでに百均(セリア)に寄りました。
 ありました。アルコール固形燃料と、メスティンを支える五徳です。もちろん、100円です。

 3枚のプレートを組み合わせると、メスティンを載せるのにぴったりです。

 残念だったのは、プレートがほんの少し大きすぎて、メスティンに収まりません。
 今やメスティンは、わたしが買った本家・スウェーデン製のトランギアだけでなく、ダイソーやニトリなどでも類似品が売られています。そちらのどれかのサイズを参考にしているのかもしれません。
 ハンド・ニブラーという道具で、右側のようにコーナーを丸く切りました。
 これですっぽりと治まりました。

 待ちきれずに夕飯に炊いてみました。
 白米1合(180cc)を炊きます。
 無洗米ではないので、水で洗います。
 よく水切りしてから200ccの水とともにメスティンに入れて、半時間ほど待ちました。

 アルコール固形燃料に点火します。25gの燃料は、燃焼時間が約15分と書かれています。
 メスティンを載せれば、あとはすることがありません。
 最初は意外に火力が強く、3分ほどで湯が沸いたようでした。7分ほどすると隙間からシューッと蒸気も漏れます。そのころから、測ったように火力が落ちます。
 15分を前に火力は弱まり、やがて鎮火しました。

 冬に鍋料理を作るときに使う保温用の綿帽子にメスティンを入れて、15分ほど蒸らしました。
 これで完成でした。