きょうもパスタを食べに山に登りました!?
駐車させてもらった茨木の山中にある忍頂寺スポーツ公園の日陰のベンチでいただきました。
「和風たらこ」のパスタです。コンビニで買ってきた「あえるだけ」のソースで簡単に。とはいえニンニクの香りをオリーブオイルに移すところから手順は踏んでいます。おいしくいただきました。
登ったのは竜王山です。そしてキリシタン自然歩道を下り、墓碑などのキリシタン遺物が見つかった寺山とクルス山を訪ねました。
竜王山(510m)には、立派な展望台があります。何度も登ったことはありますが、YAMAPには記録されていませんでした。
寺山には、大正時代に見つかった「上野マリヤ」銘の墓碑が残っています。これがきっかけとなって「隠れキリシタン」の存在が明らかになり、千提寺の民家からの「聖フランシスコ・サビエル像」の発見につながりました。教科書にも載っていたあのザビエル像です。
クルス山から下ってくると、マリアさまが祀られています。大正末期、こきに千提寺天主堂が立てられましたが、戦時中になくなりました。それを記念しています。
水無瀬の自宅から高速は使わず、それでも45分ほどで忍頂寺スポーツ公園に着きました。広い駐車場(無料)に車を置かせてもらい、まずは竜王山を目指しました。ところが、カメラの設定がおかしかったのか、スタート直後の画像が保存されていませんでした。
中腹の八大龍王宮(宝池寺)の前にある金龍龍神です。金運上昇の神さまです。
池の向こうに社殿があります。
5分も登ると竜王山の頂上です。
三角点タッチしたわたしはの腕には、買ったばかりの白いアームカバーです。虫よけ、日よけです。汗をかきますが、その気化熱で冷却されるのか、意外に心地よいです。
展望台の上は眺望はいいですが、きょうの視界はイマイチです。
たった独りなので、自撮りしました。
下山は違うルートにしました。
行場があったようで、滝になっています。
ここが荒滝でした。
崩れた石段の道を下ります。
キンシバイ(金糸梅)が咲いていました。
忍頂寺でしょうか。荒れています。
忍頂寺は古くは神岑山寺と呼ばれていて、全盛期には23もの小寺院があったそうです。
車で走ってきた府道まで戻ってきました。
キリシタン自然歩道は草ぼうぼう。標識は倒れていました。
荒れていたのは入り口辺りだけで、すぐに緩い下り基調の歩きやす道となりました。
竹林を抜ける道で、ボランティアの方たちが歩道に延びた竹の整理作業をしておられました。ありがたいことです。
キャンプサイトができていました。
古民家カフェ「The Forest of Arts M’s Cafe」です。
ここでお茶をしたことがあります。
寺山は向こうのようです。ところが進む道がわかりません。
農作業をしていた方に教えていただきました。ここが道でした。
右手には新名神の茨木千提寺ICが見えます。
細い踏み跡を進みました。
目の前にかわいい道標が現れました。「30歩」って!
「二支十字」といわれる十字架が刻まれ、慶長8(1603)年に亡くなった上野マリヤという女性を弔ったもののようです。これはレプリカで、実物は近くにあるキリシタン遺物史料館に展示されています。
寺山の頂上を探しました。でも山名表示は見つかりませんでした。
少し下ったところに寺山の説明板がありました。
新名神の側道を進みます。
新名神をくぐる立派なトンネルです。でも利用者はほとんどないでしょう。
新名神を潜って折り返すと、プラスチック階段があります。
ちょっと登ったところがクルス山でした。こちらも山名表示はありませんでした。
クルス山からも「佐保カララ」銘の墓碑などが発見されています。
新名神越しに向こうが寺山です。
マリアさまの像が祀られていた天主堂跡地は、広いスペースで残っていました。
忍頂寺スポーツ広場に向けて戻りました。
スポーツ広場にはテニスコートや野球場などがあり、少年野球チームがにぎやかでした。
水車もありました。
大きな滑り台です。
日陰のテーブルでパスタの準備です。
ニンニクを刻み、オリーブオイルに香りを移します。
パスタ100gに水200ccほどを入れて煮込みます。
タカノツメやバジルも入れました。
パスタの茹で時間の7分ほどで茹で上がり、そのころには水もなくなっています。
途中のコンビニで買ってきたパスタソースです。
パスタにかけて、混ぜるだけで完成です。
添付の刻みのりをふりかけました。いいお味です。
お相手はノンアルのジントニックでした。
帰り支度をしていると、小学生のグループがやって来て、滑り台を楽しんでいました。