六甲山 森の音ミュージアムの音と花

 「ROKKO 森の音ミュージアム」は、高山植物園の隣にあります。初めて入りました(26日)。
 古い大きなオルゴールが並びます。展示室を見ていると、コンサートルームで「演奏家のいないコンサート」が始まりました。
 自動ピアノが、ショパンのエチュード「革命」を力強く演奏しました。ペダルまではうまく踏めていないようで、音がぼそりと途切れ途切れにはなりましたが、立派なものでした。
 鍵盤の中央上部に巻かれている紙(?)のプログラムを読み込んで演奏しています。人間と違って音を外すことはありません。

 オートマタ(機械人形)は、オルゴールにあわせて全身を使ってスケッチを描きました。指や腕は当然として、肩から上半身、組んでいる脚を動かし、もちろん顔の表情まで変化しました。思わず引きずりこまれました。

 ガーデンでカメラを向けたハナトラノオに笑われているみたいでした。

SIKIガーデン~音の散策道~には、いろんな花が咲いていました。


 ストリートオルガンに出迎えられました。
 後部のハンドルをぐるぐる回すと、メロディーが流れました。

 こちらはコンサートで流れたオルゴールです。
 ドイツの鉄道駅に置かれ、列車待ちの客が暇つぶしにコインを投入すると、演奏を始めたそうです。人形が音楽に合わせてクルクルと回転しました。

 J.S.バッハの有名なカンタータ「 主よ人の望みの喜びよ(Choral “Jesus bleibet meine Freude)」のディスクがかかったオルゴールです。これは聞いてみたかったです。
 電気増幅器などは入ってませんが、ホールに大音響で響くはずです。

 発明王・エジソンのろう菅蓄音機も並んでいました。

 楽し気なストリートオルガンです。

 背後の山をひと巡りするガーデンを散策しました。
 池にはスイレン(睡蓮)が浮かんでいました。

 ムラサキの爆発です。カッコウアザミのようです。

 ヤマハギも咲いています。

 ギボウシを正面からアップしました。

 こちらもギボウシの白い花でしょう。

 フヨウ(芙蓉)ですがデカいです。アメリカフヨウかなにかの栽培種なのでしょう。

 大きな鏡がセットされていました。シカがいたのではありません。

 「どこでもドア」を潜ります。

 ベンチに腰かけると、トルコ行進曲が流れ出しました。奥さまは、オルゴールにあわせて機嫌よくメロディーを重ねました。

 ノカンゾウ(野萱草)が、あちこちに咲いていました。

 クロアゲハが跳び回り、蜜を吸っています。

 気温は31度。やはり下界よりは涼しかったです。

 森のカフェでブーケソフトクリームにかじりつきました。

 フルーツデニッシュもおいしそうでした。

 ROKKO 森の音ミュージアム
 078-891-1284
 神戸市灘区六甲山町北六甲4512-145