「数」ある欧州旅 番外編『over 100』

 スイスのアイガーの麓です。ベルナー・オーバーラント鉄道でクライネ・シャイデックから下ってきて、ベンゲンで途中下車しました。駅といってもホームはありません。レールの間には、板がかぶされていました。ラックレールのギザギザもよく見えました。

 スペイン・サンティアゴ巡礼で、あと200キロ。最後の峠、オ・セブレイロを越えたらゴールも見えてくるはずでした。ところが、積もり積もった疲労が限界に達したのか、左足に激痛が走るようになりました。苦しかった記憶も、今では思い出です。

 オランダ・スキポール空港で乗り継ぎのミラノ行きを待ちました。窓の外を眺めていると、ちょっとヘンな光景が繰り広げられました。
 パンクしたのでしょうか。自動車修理工場のジャッキのようなものが登場して、いとも簡単に前脚をもちあげてしまいました。いくら飛行機が軽いとはいえ相手はBoeing737-300です。

 プラハのマラー・ストラナは官庁街です。在チェコ日本国大使館がありました。
 春江一也の小説「プラハの春」の舞台だったところです。

 ドレスデンで見かけたリムジンです。なんと、かのトラバントの改造車でした。

 スイス・サンモリッツで発車を待つGlacier Express(氷河急行)塗装のELです。マッターホルンの麓の村、ツェルマットまで平均時速は30キロほどで走り、8時間もかかりました。