大阪城 「わたしの桜」の紅葉と 「モツレク」と

 大阪・OBPのいずみホールでモーツァルトの「レクイエム」を聴きました。その後、ちょっと足を延ばして「わたしの桜」を見に行きました。
 第二寝屋川にかかる新鴫野橋のたもとに生える桜の木です。立派に成長しています。それが大阪城をバックに赤い紅葉となっていました。
 残念ながらすでに太陽光はなく、鮮やかな色彩は拝めませんでした。

 支柱にプレートが張り付けられ、募金者の名前が刻まれています(画像処理しています)。わたしの名前もあります。
 建築家の安藤忠雄さんらの呼びかけで「平成の通り抜け」として平成20年、毛馬から大阪湾までの大川に3000本の桜の並木をつくろうという募金・植樹活動がありました。5億円以上が集まったそうです。その1本です。

 OBPのビル群に向けて連なる桜並木は、みんなそのときの植樹です。

 内濠にかかる極楽橋です。オーストリア・グラーツのエッゲンベルク城に残る「豊臣期大坂図屏風」に描かれていたあの極楽橋です。

 まるで豊臣期の極楽橋にかかっていた「唐門」を模したような観光船が通りました。

 石垣の上から見下ろしました。

 天守閣はやはり立派です。
 インバウンドばかりとすれ違いましたが、胸を張って「The OSAKA」を自慢できます。

旧第四師団の立派な建物は改装されてレストランなどが入っています。

 「ザ・コナモン・バル 利休」でたこ焼きをつつきました。

 ソースやトッピングはセルフというスタイルでした。わたしはオーソドックスにソース、鰹節、青のりです。

 大阪城公園では「ラーメン・フェスティバル」なるイベントが行われていました。どの店も大行列のようでした。その反動か、こちらは空いていました。

 ザ・コナモン・バル 利休 (THE KONAMON BAR RIKYU)
 06-6484-9455
 大阪市中央区大阪城1-1 MIRAIZA OSAKA-JO 1F

 いずみホールで聴いたのは「同志社CCDアルママータ12thコンサート」でした。
 2つの「レクイエム」が演奏され、ラターは抑え気味の合唱が素晴らしかったです。伴奏は管楽器とオルガンの小編成でヴァイオリンやビオラが入っていないせいか、モーツァルトでは鎮魂の曲がしっとりと耳に流れ込んでこないのがちょっと残念でした。