白洲次郎・正子夫妻の旧邸、武相荘(ぶあいそう)を訪ねました。武蔵と相模の国境にありますが、不愛想にもひっかけられています。
ミュージアムとなっている本宅に隣接するレストラン武相荘で「チキンカレー」(1430円)をいただきました。
大きなチキンがゴロゴロと入っていて食べ応えがありました。スパイシーですが、さっぱりとした後味でした。
ほぼ2年ぶりです。横浜に住む孫娘に会うために、未明から車を走らせました。東名高速を横浜町田ICで降りると、予定していた時間より早すぎました。
辺りを走っていると「鶴川」という地名案内がありました。「あ、武相荘があったところ」と奥さまが声をあげました。
スマホで夫妻の旧邸を調べると、ランチには手軽そうなレストランが併設されていることがわかりました。小田急・鶴川から田舎道を山にはいったところにありました。
奥さまが頼んだ親子丼にも、鶏がいっぱい。薄味だったそうです。
訪れる人も多く、待たされました。
次郎の「工作室」だった天井の高い空間がレストランになっています。
玄関の郵便・新聞受けは木臼です。
ここで次郎は農業をしながら隠遁生活を送りました。
想像していたよりはこぢんまりとした構えです。向こうの茅葺が本宅です。
玄関わきの2階に上がると、かわいいバーがあるウェイティング・ルームがありました。壁には等身大の夫妻の写真が掲げられていました。
次郎は車好きで、自らハンドルを握りました。愛車の1916年型ベイジSix-38が、ガレージに展示されていました。
武相荘
東京都町田市能ケ谷7-3-2
042-735-5732