わたしにとっての「春の花」は、カタクリでしょう。
今年は、兵庫・氷上の「清住かたくりの里」で紫色の花のジュータンに感嘆したばかりです。
それでも、もっと見たくてポンポン山に登りました。春の陽ざしを浴びて、見事にイナバウアーしてました。
スカートの内側ばかりをのぞき込んでいる気分です。ちょっと反省して頭から見つめました。花弁のこちら側にも色鉛筆でなぞったような文様があります。
まだつぼみが多いです。
左の緑色のひょろりとした茎のようなものは、実生(みしょう)かもしれません。昨年こぼれた種から芽をだ出して伸びてきたばかりです。開花するまでには10年ほどもかかります。
【2022/04/07 10:26】
西国札所の善峯寺の駐車場に車を止めてスタートしました。
カタクリの保護地があるお隣の小塩山か、どちらに登るか迷いました。
あまり見向かれずにシャガが咲いています。
杉谷から山道に入ります。まっすぐに行くと、大原野森林公園を通って次の札所である穴太寺(亀岡)に至る巡礼古道です。
白い花弁が山道に落ちていました。見上げると、真っ白なタムシバが一面に花をつけていました。
タムシバとコブシは、どちらもよく似たモクレン科の落葉高木花ですが、コブシは花の裏に葉を一枚付けいるそうです。
花に詳しい男性と一緒になりました。何とかの花と教えられましたが、記憶できませんでした。
その方のブログ「花巡りの山行」を見て、ヤマナラシとわかりました。山を通る風に揺すられて、山を鳴らす風情があるから「山鳴らし」です。ヤナギ科の木です。
アセビもこぼれんばかりに花を
カタクリの保護地です。カタクリの開花時期だけ開放されています。
【12:08】
ポンポン山の頂上です。この時は人影もまばらでしたが、すぐににぎやかになりました。
今年は毎月、4回目のポンポン山です。これは月例として、登り続けなくてはなりません。。
昼飯にしました。途中のコンビニで買ってきたすしとカップみそ汁です。
頂上直下のタムシバも立派でした
来た道を戻りました。
川久保から登ってくる水声の道は、相変わら通行不能なようです。
かわいいタチツボスミレが陽を浴びていました。
ミヤマカタバミがあちこちに咲いています。
杉谷の民家の向こうにもタムシバが白く光っていました。
【13:40】
善峯寺の山門まで行ってみました。境内には桜が満開のようでしたが、ここで一礼して駐車場に戻りました。
YAMAPをオンにするのを忘れました。稜線にでてネットの電波が届くようになった地点からスタートしています。