ポンポン山の北にのびる東尾根と西尾根の間の谷が竃ヶ谷(かまがたに)です。ここは「花の谷」で、シーズンを追っていろんな花が咲き乱れます。そろそろヤマブキソウ(山吹草)が咲いているかと、大原野森林公園森の案内所から歩きました。
咲き始めと同時に満開といった感じでした。斜面が、まさに山吹色に染まっていました。
ニリンソウ(二輪草)も、かわいく咲いています。
イチリンソウ(一輪草)は、大きな花弁をお日様に向けていました。
昼飯は、森の案内所に戻っていただきました。車でやって来る途中の高槻市内のスーパーで買ってきたバラ寿司でした。
【2022/04/19 10:25】
森の案内所は平日(水曜を除く)は閉鎖されています。駐車場も使えません。ゲートの近くに駐車スペースとなる空き地があります。すでに2台がとまってました。
マイカーのプジョー208は、ヤマブキソウと似たカラーです。「ファロ・イエロー」といいます。
出灰川(いづりはがわ)を渡って竃ヶ谷に入ります。
ここが最大の渡渉ですが、きょうは水量が少なかったです。このあとも小さな渡渉の繰り返しです。
よく整備された気持ちの良い道です。
花々がシカやイノシシなどの獣に食い荒らされずに残っているのは、地元の方々らが防護ネットを整備して保護にあたってくださっているからです。感謝いたします。
最初にニリンソウと出会いました。
1つの茎に2つの花がつくからニリンソウです。左の花は、2輪目のつぼみが膨らんでいます。
ムラサキケマン(紫華鬘)も咲いてます。
ヤマブキソウと黄白のコントラストを描きます。
ヤマブキソウはケシ科の多年草です。ヤマブキとは花の色が似ていますが別物で、ヤマブキは5弁、こちらは4弁です。
ヒトリシズカ(一人静、左)も、白い花をつけています。
きらきら星が輝いているようです。
イチリンソウは、ニリンソウよりは二回りほど大きな花をつけています。
【11:51】
ゆっくりと花を撮影ながら竃ヶ谷を詰めてきました。フクジュソウ(福寿草)の保護地のある西尾根に向けた急坂が始まるあたりでUターンしました。
オオバタネツケバナですかね。知らない花が、次々に登場します
3月にやって来たときにはヤマシロネコノメが咲いていたあたりです。
ただのネコノメソウとの区別はつきません。
暗紅紫色の葯が可愛いニッコウネコノメソウのようです。
ミヤマカタバミが一輪、忘れられたように咲いていました。
芽を出したばかり。高さ3センチほどのキノコです。
ヤマアイが小さな花をつけています。
ヤマルリソウ(山瑠璃草)ですかね。
タチツボスミレが可憐です
ミヤマハコベでしょうか。
天ぷらにでもすればおいしそうな山菜です。
アオイ(葵)が、一面に広がっています。
クリンソウでしょう。花を咲かせるのも間近です。
オオキツネノカミソリ(大狐剃刀)が咲くあたりです。夏になったら、オレンジ色の花が咲くでしょう。
ミツバツツジが大きく開いていました。
【12:50】
森の案内所に戻って、デッキでいただきました。
モリタ屋聖ヶ丘店で買ってきた「彩りちらし寿司」(430円)です。
カップみそ汁はなかったので、「タニタ食堂みそ汁」(6食入り)にしました。健康志向からか、ちょっと薄味です。
シーズンのタケノコがトッピングされています。ここの弁当は、ハズレがありません。