きょうもよい天気でした。急に思い立って山歩きに出かけました。
目指したのは「大沢山」です。そんな山名を最近、YAMAPで知りました。わが町・島本にあります。
登ってみると、見晴らし抜群の知っている展望台でした。最高の風景を前に、昼飯をいただきました。
【2022/11/07 11:09】
ちょっと遅いスタートでした。
JR向日町から阪急バスに乗って善峯寺までやって来ました。
善峯寺の樹々が赤く色づき始めています。
釈迦岳に向かうルートとの分かれ道です。左の西山巡礼古道を進みます。
京青の森近くのクリンソウ群生地です。順調に根付いているようです。また来年にやって来ましょう。
西山古道や釈迦岳方面への四つ辻です。大沢峠というプレートがかかっていました。初めて知った呼び名です。
急な登りとなります。
釈迦岳との分岐です。ここも何度か歩いたルートです。
【12:23】
大沢山大展望台に到着です。ここも見覚えがあります。
眺望は抜群です。
京都市街から比叡山が臨めます。はるか彼方に伊吹山も確認できました。
眼下に天王山です。
ベニーカントリー倶楽部の向こうに、水無瀬のわたしのマンションも見えています。
はるかには、金剛山や大峰の山々も見えていました。といっても、それぞれを確定できたわけではありません。
JR向日町のコンビニで買ってきた「2種の太巻といなりの詰合せ」です。もう少しましな昼飯ならよかったです。
大沢山のプレートに、細かな字で「命名」の説明が添えられていました。
大沢山は、山も山名も昔から存在しました。昨年4月に、再デビューしたようです。わたしは知りませんでした。
来た道を分岐まで戻り、釈迦岳へのルートを進みます。
善峯寺分岐点ベンチで、善峯寺近くから登ってくるルートと合流します。
【13:11】
島本町最高峰の釈迦岳(630.8m)です。眺望はありません。
先客が1人、メスティンでご飯を炊いておられました。
来た道をバックして、尾根筋を進みます。ここから先は長い間、台風被害で通行止めになっていました。
大峠までやって来ました。ここまで来たのは何年振りでしょうか。
十字路ですが、川久保渓谷コースと川久保尾根コースは今も通行止めのままです。
東の斜面を下ります。雑木に覆われて、ずい分と雰囲気が変わっています。
10年ほど前は、見通しのよい明るい谷でした。植林されたばかりの幼木が、樹脂のケースに覆われていました。それが樹脂を突き破って、立派な杉に成長しています。
昔と同じ場所に水場がありました。樹脂ケースでうまく細工されています。
もっと荒れているのかと懸念してましたが、問題なく林道まで下ってきました。
この辺りは数年前の台風被害で樹木がなぎ倒されたのでしょう、すでに新しい植樹が行われ、幼木をシカなどから守るシートがかぶされていました。
大型の重機がはいって、堰堤の工事中でした。わたしが歩いたときは、工事は行われず、作業員の姿もありませんでした。
大沢山から直接、ここに下ってくるルートを歩いたこともあります。なぜか通行禁止です。
左から下ってきました。右に行くと大沢峠です。
大沢の集落です。愛宕神社のご神灯に、赤い千両と白いサザンカでしょうか。
原木シイタケを並べてている売店です。平日なのに開いていました。でもシイタケは見つからず、通り過ぎました。
島本町のキャンプ場跡を抜けてギロバチ峠を越えると、あとは長いばかりの退屈な下り坂です。
道端の花々にレンズを向けながら歩きました。
ノコンギクでしょうか。
マムシグサの毒々しい赤です。
さて?
クサギの蕊が、新体操のテープのように舞ってます。
センニンソウが十字の白い花をいっぱいにつけています。
あちこちに咲いているので無視してきたヒメジョオンもパチリ。
最後は街路樹の下に咲いていたムラサキゴテンです。
【15:17】
12.5kmと久しぶりにわたしなりのウォークでわが家に戻りました。
10年前なら、水無瀬からきょうと逆コースを釈迦岳、ポンポン山と巡り、神峯山寺まで余裕で降りてましたがね。