森林鉄道 ジオラマをつくる その1 

 森林鉄道のガソリン機関車を5月につくったまま、放り出していました。それを飾り、動かすジオラマ製作が徐々に進行しています。
 とりあえず写真撮影できるところまでになりました。

 森林鉄道が曲がりくねった谷を渡りながら下っていくイメージです。

 屋久島で歩いた安房森林軌道の情景も込めました。

 ガソリン機関車1両というのが寂しいです。木材運搬かなにかの貨物車を急造しなくてはなりません。

 高架の丸太は、ホームセンターで買ってきた9ミリのバルサ丸棒でつくりました。スケール的にはちょっと太すぎたようですが、難しいことはいいません。

 ほぼA4判の、ダイソー出身のコルクボードの上に組み立てています。

 工事開始は1カ月以上も前のことです。発泡スチロールで地形をつくりました。

 バルサ丸棒にノコギリの歯で筋をつけて丸太の雰囲気を出しました。

 高架部分を塗装しました。

 この後、レールの敷設、斜面の緑化と進みました。

 ダイソーに行ってブラブラしていて見つけた「ゼオライト」です。園芸用の小物ですが、砕かれた鉱石が、川原をつくるのにぴったりでした。一気に工事が進捗しました。
 あとは、山の植樹が課題です。

 「教会のあるパイク」以来のジオラマです。

摂津響Saal 「晩秋の森で聴くブラームス」

 知り合いのお嬢さんのピアノを聴きました。お友達のクラリネット、チェロ奏者とのサロンのような、アットホームな演奏会でした。
 高槻市の摂津峡近くにある「摂津響Saal」です。いつもはカフェとなっているようですが、そこに30人ほどが集まりました。

 目の前でクラリネットが柔らかい音色を奏でます。

 ブラームスの「クラリネット、チェロ、ピアノのためのトリオ 作品114」です。初めて聴いた曲ですが、ふくよかな響きの温かいメロディーでした。

 演奏は、大波奈月(クラリネット)、誓山由樹(チェロ)、辰村千花(ピアノ)の3人でした。

 コーヒーにお菓子もついて、くつろいだひと時を過ごしました。

 摂津響Saal
 高槻市原104-95
 080-3031-4311

窓辺の「花台」をつくる

 一気に冷えこんできました。ベランダの鉢が、リビングの窓際に引っ越してきました。胡蝶蘭には定位置のスタンドがありますが、新顔のデンドロビュームは居場所が定まりませんでした。
「花台をつくって」というリクエストに応えました。ホームセンターで桧集成材を買ってきて、簡単、短時間の大工仕事でした。

 表面を焼きました。まだらになってますが、これはデザインということにしておきます。

 桧集成材は、100×10×450mmが3枚。1枚は側板用に長さ180mmで2つ、切ってもらいました。スマホにホームセンターのアプリを入れているので、無料サービスです。底板用には120×8×450mmを1枚購入しました。
 トーチ型のバーナーはないので、アウトドア用のバーナーで表面を焦がしました。
 ワイヤーブラシでこすると、炭化した部分がとれて、表面がきれいになりました。
 ボンドで接着した後、飾りも兼ねて銅くぎで固定しました。
 この後、底板にキャスターもつけて、移動が楽なようにしました。
 桧集成材やキャスター、くぎなど合わせても予算2000円という目標を軽くクリアーしました。

 胡蝶蘭には、早くも花芽が伸びています。開花が早くなるかもしれません。楽しみです。

アンチョビをつくる オイル漬け編

 アンチョビづくりの次の段階です。
 舞鶴で買ってきたイワシを開いて塩漬けにしてから40日ほどたちました。
 瓶に入れて、オリーブオイル漬けにしました。これであと半月もすると、おいしいのがいただけそうです。
 器にたまった汁は、魚醤(ナンプラー)です。これも大事に保管しました。

 アンチョビーをつくる 塩漬け編

 冷蔵庫から取り出した塩漬けのイワシです。表面を覆っていたラップをめくると、きれいな色をしたイワシが姿を現しました。

 1匹づつ塩水で洗って、塩気を抜きます。

 ペーパータオルの上に広げて、水分を取り除きます。

 瓶は煮沸消毒しておきました。

 まずはナンプラーを回収します。
 秋田県名物のしょっつるは、ハタハタから作られる魚醤です。イワシの魚醤もこれからの鍋に使えそうです。

 塩抜きしたイワシを瓶に詰めます。ベイリーフを1枚、いっしょに入れました。

 オリーブオイルを口まで注げば完成です。

茨木 ザ ファーム ユニバーサルの秋の色彩

 茨木の山間にあるガーデンセンター「ザ・ファーム・ユニバーサル(The Farm Universal)」に立ち寄りました。秋の色彩にあふれてました。

 暑いようなよく晴れた一日でした。好物のソフトクリームをかじりました。

 エリカです。

 急に出かけたので、交換レンズ(マクロレンズ)を持ってませんでした。お散歩カメラとしてLUMIX GX7MK2に常用している20mm(35mm換算40mm)のパンケーキ・レンズで撮影しました。撮ったのは大きな花ばかりです。

 ダリアが2輪。再び人気の花になっているようです。

 ちょっと心惹かれた椅子です。

 ミニチュア・ガーデンです。

 これも素敵。

 ソフトクリームを買ったファーマーズキッチンに並んでいたスペインのレアル・マドリード公認のミネラルウォーターです。

 サンティアゴ巡礼で偶然、これを買いました。昨年の9月4日のことです。ベロラ―ドに着く手前のカフェで、この水でひと息つきました。レアル・マドリードのことなど知りませんでした。
 ペットボトルがしっかりとしているうえに格好がよいので、それからはこれを水筒代わりに使ってました。懐かしくて、ひと回りしたら買おうと思ってましたが、忘れてしまいました。残念!

 ザ ファーム ユニバーサル  
 茨木市佐保193-2
 072-649-5339

新幹線ーSLでびわ湖一周~JR大回りの旅

 JR新幹線とSL北びわこ号に乗って、びわ湖一周の大回りの旅を楽しみました。大都市近郊区間の運賃計算の特例を使って、往復でたった2500円ぽっきりでした。
 特例の特例として、新大阪-米原間の新幹線も特急券さえあれば乗車できます。SL北びわこ号といった臨時列車も、座席指定券があればいいのです。

 最寄り駅の島本で買ったのは湖西線の大津京まで500円の乗車券です。
 実際に乗車したのは、京都で新幹線に乗り換えて米原まで、そこからSL北びわこ号で木ノ本まで、さらに近江塩津まで行き、湖西線の新快速で大津京までです。これだけ乗っても、運賃計算は最短の山科を通って大津京に至るあたり前のルートです。

続きを読む 新幹線ーSLでびわ湖一周~JR大回りの旅

オシロスコープがやって来た

 オシロスコープをゲットしました。ヤフオクをブラついていて、思わぬところで転びました。オシロスコープです。
 何に使う計器かはさておいて、アマチュア無線やオーディオに興味を持った高校生時代に、いつかはあんなのが欲しいと思った記憶中のシロモノです。
 大学は文系学部、仕事は新聞記者と、オシロスコープとは無縁の人生を送ってきました。ほぼ半世紀が過ぎて、それを手にしました。
 今どき、アナログ・ブラウン管のオシロスコープなんて欲しい人はあまりいないのでしょう。たったの1800円で一発落札でした。このオシロの製造年はわかりませんが、いずれは1970-80年代でしょう。当時の価格はン万円はしたはずです。
 パソコンの周波数発振器のアプリから出力したサイン波が、きれいに波を描きました。たったこれだけでのことで感動です。

 使い方がわかりません。古本屋(ブックオフ)に飛んで行って、入門書を買ってきました。
 CQ出版です。CQはアマチュア無線(ハム)の呼び出し符号です。JARL(日本アマチュア無線連盟)の関連出版社で奥付を見ると、住所は東京・巣鴨となってました。中学生のころにJARLに登録して、小遣いを工面して会費を送った宛先が巣鴨でした。今も同じところにあるのでしょうか。
 なんだか、オシロスコープの利用法はどこかにふっ飛んで、懐かしさばかりが募ります。

興聖寺を歩く ~「京都人の密かな愉しみ」

 京和菓子の老舗、久楽屋の若女将、沢藤三八子(常盤貴子)の「さいなら」がエンディングです。NHK-BSで再放送されている「京都人の密かな愉しみ」を録画して、楽しみに見ています。京都の名所、四季、伝統、食、人などが次々に登場します。その舞台のひとつが宇治にある興聖寺です。曹洞宗の宗祖道元禅師が、天福元年(1233)に禅道場として七堂伽藍を建立し、観音導利院興聖宝林禅寺として開創したのが始まりだそうです。
 琴坂を登り切った唐風龍宮造りの山門の脇に、わが家の墓もあります。お彼岸も中日を過ぎてしまい、遅ればせながらお参りしました。

 山門から琴坂を見下ろします。いつもは車で走りすぎますが、気持ちがよいのでちょっと歩いてみました。

 山門わきの大島桜です。番組でも紹介されていました。このサクラの葉が、桜餅を包むのによいそうです。

 曼殊沙華があちこちに咲いています。

 琴坂の入り口に建つ石門(総門)は慶安元年(1648)の建立です。

 番組にも登場してました。久楽屋の女将が托鉢の雲水と遭遇する場面です。

 薬医門の前に立つ老師のおどけた所作が笑わせるシーンです。(いずれもNHK-BSの画面から)

 宇治川に沿って歩きました。
 世界文化遺産の宇治上神社本殿です。

 源氏物語の宇治十帖の舞台です。光源氏の像もあります。

 右対岸に平等院があります。

 宇治橋近くまで歩いてきました。
 よい天気です。宇治茶のソフトクリームをかじりました。

 駿河屋ではいつもは茶だんごをみやげにします。きょうは水無月にしました。

 夕食後にいただきました。「抹茶みなづき」です。しっとりと上品な甘さです。

 京阪宇治駅前 駿河屋
 宇治市宇治東内16
 0120-368-191
 

 

アンチョビをつくる 塩漬け編

 アンチョビーづくりに挑戦しました。
 カタクチイワシを塩漬けして発酵させ、オリーブ油に漬けたものです。新鮮なイワシが手に入ったら試してみようと思ってました。
 舞鶴の郊外にあるスーパーです。あたり前に普段の食卓に並ぶ魚介が、とびきり新鮮なので、のぞくのが楽しみです。
 きょうは、獲れたての小浜産のイワシがワゴンに積まれてバックヤードから運び込まれたところでした。2パック買いました。

 頭を落とし、腹から指で開きます。骨も取ってフィレにします。数が多いので手間な作業ですが、遊び感覚で楽しいです。

 ちょっとグロテスクな光景ですが、おいしくいただくから許してください。

 塩水で洗ってきれいにしました。

 クッキングペーパーで1枚づつ水気を切り、イワシの重量の20%ほどの塩でまぶして並べました。

 ラップで覆い、冷蔵庫の奥く深くに保存しました。
 1カ月ほどすると、イワシが発酵して、出た水分はナンプラー(魚醤)になるそうです。それからオリーブオイルに漬け込みます。完成はまだ先です。

レコード・プレーヤーの再生 その4

 モーツァルトのオーボエ四重奏曲が心地よく流れます。LP(レコード)の音です。中古でゲットしたレコード・プレーヤーは、ハプニングもありましたが、機嫌よく回っています。
 
 トーンアームは1971年発売というSAECのWE-308です。「インサイド・フォース・キャンセラーのウェイトは欠品」ということもあって、ヤフオクで格安ゲットしました。適当なナットでもぶら下げておけばいいわと考えてました。でもちょっと格好悪いです。そこでー。

 デジタル針圧計を1000円ちょっとでAmazonから購入しました。そのキャリブレーション(較正)用についていたのが5グラムの分銅です。WE-308のウェイトも5グラムのはずです。これだとピンときました。
 細い絹糸を結びました。2本が180度に向き合うように瞬間接着剤で固定すれば、申し分のないウェイトとなりました。

 キャビネットの脚です。衝撃を吸収し、高さが調整できるインシュレーターをつければいいのですが、これまた高価です。
 ハウリングの心配はあまりないので、たったの200円ちょっとで済ませました。 

 キャビネットの4隅に、大きな袋ナットを接着しました。
 これだけでもいいのですが、受け側にも台座をつくりました。とはいえ、1円、5円、10円、そして5円と硬貨を重ねて接着しただけで、1個21円です。5円玉の穴と、袋ナットの出っ張りを合わせます。
 高さを調整するため、薄いプラバンを何枚も切り取って、水準器をにらみながら重ねました。 

 トーンアームの固定部分にもウェイトをつけました。
 SAEC純正のアームスタビライザーは重さが500グラムあります。たまにヤフオクで見かけますが、単なる錘にしては10K円以上するとんでもない相場になってます。

 トーンアームのベースは27mmのナットで固定されています。20mmを超える太いナットはホームセンターでは見当たらず、ネットで購入しました。ナット1個より宅配便の価格の方がかかりました。
 届いたナットをはめようとすると、溝のピッチが違いました。そこまでは知りませんでした。買い直しするのも面倒で、ありあわせの金物で細工しました。重さでは合格ですが、固定方法がこれで効果があるかは疑問です。とりあえずは、わたし自身へのスタビライザー(安定剤)として働けば十分です。

 これまでのレコード・プレーヤーの再生