高槻市内を流れる芥川まで走りました。風を切って、いい気持ちです。
「こいのぼりフェスタ2017」が開催中で、こいのぼり1000匹ほどが泳いでいます。
風をはらんで、こちらも気持ちよさそうです。
お行儀悪くもつれてしまうこいもいて、直すのも大変です。
セイヨウカラシナでしょうか。あちこちに咲いています。
旧西国街道をゆっくりと走って片道30分ほど。いい運動になりました。
鉄道模型への復帰です。10年ぶりです。
ネットをうろついていて、「HOナロー 根利(ねり)森林鉄道ガソリン機関車組立キット」というのが目に留まりました。鉄道模型キットメーカー・ワールド工芸のイベント企画品とかで4500円でした。この手のキットは、通常ならこの2倍以上してもおかしくありません。「ポチリ」としてしまいました。
すぐに宅配便で送られてきました。真鍮板をエッチング加工したものの他、パーツはそれほど多くはありません。電動のためのかわいいモーターもついてます。
さっそく製作に取りかかりました。老眼鏡をかけての作業となります。
真鍮板からパーツを切り離し、ハンダで細工します。
1枚の板が、立体的になります。
手すりも取り付けます。
余分はハンダは、電動のルーターで削り取ります。
とりあえすトップの写真のように、車体が組みあがりました。
机の上の工具類です。
あれこれと引っ張り出してきました。
イタリアンパセリの苗を植えました。ベランダのプランターです。
2苗ですが、元気に上に伸びてます。
向こうのバジルも根付いたようです。野生のミントも1株、取ってきて植えています。
2週間ほど前に、種からの発芽に挑みました。ところが、水分が足りなかったのか、種が悪かったのか1苗も発芽しませんでした。
好日性ということで、あまり土で覆ってはいませんが、種にはなんの変化も起こりそうにありません。失敗です。
1昨日、洛西の方まで走ったのは、イタリアンパセリの苗を探してでもあったのです。近くのホームセンターにはなく、最初に行った西明寺近くの園芸店にもありませんでした。大枝のまつおえんげいまで行ってみると、立派な苗がありました。1苗200円でした。
試してみたいいろんなハーブが並んでいました。
バラの苗が自慢の園芸店です。ログハウスのカフェもあります。
これまでのまつおえんげい
まつおえんげい
京都市西京区大枝西長町3−70
075-331-0358
J.S.Bachの「マタイ受難曲」を聴きました。名古屋国際音楽祭が開かれている13日夜の愛知県芸術劇場コンサートホールです。
BCJ(バッハ・コレギウム・ジャパン)の演奏でした。
今年のイースター(復活祭)は17日です。キリストは十字架に架けられた3日後に復活したそうです。マタイ受難曲も、その復活のあたりのことを歌っています。その出来事とちょうど同じ日だったのです。
この時期にBCJのマタイを聴くのは4回目です。独・ライプツィヒの聖トーマス教会も入れると、なんと5回目!。わたしにとっても恒例化してきました。
BCJは、4声の2管編成です。コーラスの各パートはたったの3人。合わせても24人しかいません。エヴァンゲリスト以外のソリストもこれに含まれます。たったこれだけの小人数なのに、大きなホールを芳醇な香りで満たしました。教会で聴くのとはまた違った、コンサートホールでのクリアーなハーモニーでした。
エヴァンゲリストは、これまでと違いました。ベンヤミン・ブルンス(テノール)は、圧倒的なボリュームで朗々と歌い、最後までその勢いは衰えませんでした。鈴木雅明の指揮も、畳みかけるようなな早いテンポで、3時間を超す演奏も、息もつかせないほどでした。ビオラ・ダ・ガンバや古楽器のオーボエの空気を震わすコンチェルトのような演奏にもため息がでるばかりでした。
カウンターテナーの青木洋也さんのアルト・アリアも、これまで以上にドラマチックな表現でした。
愛知県芸術劇場は、名古屋の繁華街・栄にあります。演奏が終わったのは夜の9時40分。それから新幹線で帰宅しましたが、わが家着は11時半でした。
これまでに聴いたマタイ受難曲
バジルを植えました。ベランダのプランターに土と肥料を混ぜ込み、2苗を移すだけです。5分ほどの作業でした。
高槻の花屋さんで買ったスイートバジルの苗です。昨年は、1株100円の苗でしたから、その2倍以上してます。その代わりに株がしっかりとしていて、葉も厚く感じます。
イタリアンパセリは、そろそそ1週間ですが、音沙汰がありません。発芽までもうすぐでしょう。
バジルの向こうは、越年してまた生長をはじめたパセリです。
ベランダの反対側は、いつも花をつけているゼラニウムです。
「OPINEL(オピネル)」。120年余りの歴史を持つフランス生まれのナイフメーカーです。FaceBookに、そのフォールディング・ナイフ(折り畳みナイフ)に関する書き込みがありました。
そうだ、わたし持っていたはずと、道具箱を探しました。キャンプやアウトドアを楽しんでいた20年くらいは前に買って、以来、使っていなかったナイフが出てきました。
錆も浮いています。これをリニューアルすることにしました。
ピンを抜く作業から始めました。
ピン頭から抜くか、かしめたほうから抜くか。
ピンをヤスリで削り、センターポンチで押し込みました。
先が細くて長いピンポンチを買ってきて、ピンを抜くのに成功しました。この作業が一番、たいへんでした。
次はブレードを研ぎます。
錆が出ているので、電動のベルト・サンダーで粗削りしました。
次はサンドペーパーで仕上げます。180番から初めて、最後は600番でした。ホントは1000番くらいまで使ったほうが仕上がりがよかったみたいです。
刃を出すために、砥石で研ぎました。
ちょっとティーブレークではありません。
ブレードに黒錆を発生させるのです。黒い酸化被膜を作ることで、赤錆の発生を予防することができます。
切り取ったペットボトル、濃い目の紅茶4に、酢1の割合で混ぜます。そこに針金でつるしたブレードを沈めます。
こまかな泡が出てきます。急激に酸化が進んでいるようです。
1時間ほどで液体は真っ黒に変色し、取り出したブレードも真っ黒になってました。
自宅近くの生協に行って、食用のアマニ油を買ってきました。健康成分のα-リノレン酸が含まれていることで注目されていますが、料理のためではありません。
柄の木材の耐水性を高めるために、乾性油(空気に触れると固まる油)で処理したかったのです。
ピクルスでも漬けるように、ジップロックでアマニ油漬けです。
リニューアルしたOPIELで、冷蔵庫のニンジンを切ってみました。スパリと切れます。
さて、このナイフ、何に使いましょう。キャンプの予定はありません。
昔の話を思い出しました。
誘われて明石海峡のあたりに太刀魚釣りに出かけたことがあります。15年ほど前のことです。わたしは釣り道具を持っていなかったので、会社の釣り好きの同僚から一式を借りました。よく釣れたので、オピネルのナイフを添えて返しました。釣り上げた太刀魚の首をグサリとして、血を抜くのにちょうどよいと思ったからです。
わたしより年下だったその同僚は、しばらくしてくも膜下出血を起こして亡くなりました。オピネルを一度くらい、使ってくれてたのでしょうか。今となっては、確かめようがありません。
J.S.Bachの「ヨハネ受難曲」を聴きました。大阪・いずみホールです。
いただいたチケットは、なんと前から2列目という「かぶりつき」。1週間前のカトリック河原町教会の大聖堂で聴いた「マタイ受難曲」とはまた違った、ホールに響くダイナミックな調べを楽しみました。イースターを前にしていますが、信者でもないのにバッハの宗教曲づいています。実は4月にも別の「マタイ」のチケットを予約しています。
京都・バッハ・ゾリスデンの演奏でした。とはいえソロやコーラスにも、先週のマタイと同じキャストが多いです。エヴァンゲリスの畑儀文さんは、きょうは指揮から解放されて、ひと際、朗々としたテノールでした。
3時間半もかかるマタイと比べると、こちらは2時間半。それでも休憩時間には、ちょっと眠気覚ましのコーヒーでひと息つきました。
ヨハネ受難曲は、10数年前に、プラハのドボルザーク・ホールで聴いたことがあります。ペーター・シュライヤーの指揮・テノールでした。そのとき以来、バッハです。
復活祭を前にした日、J.S.Bachのマタイ受難曲を聴きました。
京都・河原町三条のカトリック河原町教会の新聖堂建立50周年記念事業だそうです。
大阪バッハ合唱団の大編成のコーラスを間近で聴いていたので、ダイナミックなマタイでした。
コンクリート造りのモダンな大聖堂(カテドラル)です。ステンドグラスが美しいです。
スペインで巡った巡礼路沿いの古い石造りの大聖堂と比べると、響きがちょっと違うようです。
指揮・エヴァンゲリストの畑儀文さんらとともに、オランダ・アルクマールとドイツ・フライブルクの教会で、同じ曲を演奏してきたばかりです。奥さまもソプラノを歌ってます。
これまでに聞いたマタイ受難曲
姫路のパルナソスホールで「バロックin姫路 いにしえの楽器で巡るヨーロッパ・・・物語の旅」を楽しみました。
休憩時間に2階のホワイエに上がってみると、これまた素晴らしい空間が広がってました。
立花江津子の「パルナソス」と題されたステンドグラスが、西からの陽を浴びて輝いてました。
パルナソスは、ギリシャ神話のアポロンとミューズが住んでいた山の名だそうです。
差し込む光が柔らかいです。
フロアが輝きます。
バルセロナのサグラダファミリアの光遣いを思い出しました。
パイプオルガンを備えた立派なホールです。
姫路市制100年と姫路市立姫路高校50年を記念して、姫路高校に建てられています。こんなに立派なホールが、高校の音楽ホールだということにびっくりです。
コンサートは、カウンターテナーの青木洋也にリコーダーの高橋明日香、ヴィオラダ・ガンバの福沢宏、チェンバロの三和睦子が演奏。おしゃべりの元テレ朝アナウンサー、浅岡聡はリコーダーも吹きました。
ファン・エイク、クープラン、バッハとバロックの心地よい器楽曲が続きました。マレの「膀胱結石手術図」は、ヴィオラダガンバの福沢さんに合わせて朝岡さんが手術の状況を実況中継するという、一風変わった演奏でおもしろかったです。
後半は青木さんが、マルチェロのカンタータなんかをカウンターテナーでいつものように朗々と。
解説付きだったので、バロックのつながりもわかりやすく、肩の凝らない楽しいプログラムでした。
青木さんのブログ「独り言。。。」にもアップされています。
パルナソスホール
姫路市辻井9-1-10
079-297-1141